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ねかはくは
はなのもとにて
春しなん
そのきさらきの
望月の比
続古今和歌集巻第十七/雑歌上/花歌中に/西行法師
なぜかざわめいておちつかないこの季節。
写真は樹齢200年の川井家のみごとなしだれ桜(2010.3.31)
母上様。と母上様と春香から距離を置き ひとりでお別れを言います。なんとしっかりした強い杜麗娘でしょう。。
少し離れて下さいませ。
もっと離れてくださいませ。
このひと夜の雨はとめられましてもと杜麗娘は言い残し息をひきとります。
沈みし月 いかでか重生し
燈火の再び紅きをえんや
「汚穢(むさ)やの、汚穢やの、ああ、甘味(うま)やの、汚穢やの、ああ、汚穢いぞの、やれ、甘味いぞのう」といいながらなめて清める茅野ヶ原の舌長姥の演技がとても印象的で 役者は誰かしら?とエンドロールを見て驚いたわ、玉三郎さんの二役だったの!Margaret知ってた? その驚きとおなじものを舞台の「覚寿」に感じたわ、老け役という見た目じゃなくて こちらを虜にしてしまう力という意味で。