第16幕 病のわけを問う から
半年経ち季節は秋に変わりましたが杜麗娘の容態は思わしくありません。母の甄氏は侍女春香を問い詰めて夢の出来事を知り、夫杜宝に相談します。
甄氏
言わんとすれば胸いたむ
この病いかなるや
眠りの長く
目覚めるとき短し
笑むごとく啼くごとく
影ありて形なし
略
柳の精に身を汚され
か弱き身 花神に対し
罪を犯せしか
凶星の厄 急ぎ払わん
にわかに来って
おそらくは禍をなさん
略
杜宝
娘の命よく看守れ 秋風の吹けば 病骨の軽からん
蘇州同里退思園透かし窓
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杜麗娘
略
頬のあたりの愛らしさ 桜桃を描き 柳条(まゆ)を引かん
黒髪をくまどれば 霞か煙のただよえるごと
眉根の青さ なおいまだし
画中の人の秋波(ながしめ)の妙
あたかも春の山の淡きごと かんざしの螺鈿のみどり
略
描き添えし 江山の眺め 家垣のたたずまい
人は春の遊びにうかれ 青梅とりて戯る
太湖石のほとり 春のあけぼの 糸垂るる柳の前に
風なよやかに吹く
やわらけき緑の糸条(えだ)に 描き添えし
幾葉の芭蕉のみどり
近く覩て分明 儼然たるに似たり
遠く観て自在飛仙の若(ごと)し
他年 蟾宮の客に傍(そ)うを得ば
梅辺に在らずんば柳辺に在らん
外・内(そういえばきのうは豆まき)にはずれないように スウィングプレーンにのせて振りましょう。
コツはアドレスからバックスウィングしたとき(P/teeup 振り幅は7:30から)のアームの角度はそのままに 腰を回転させましょう、絶対手でこねないように。
前傾しないでクラブを握って以下を確認、バック、フィニッシュ時はクラブの高さは「耳」、ひじは直角、右手甲は外側にたおす(ひじが閉じる)、腰・お腹が先に回転することを体感してスウィングプレーンに沿って振ってみましょう。
そのとき 首のつけ根が左に寄り易いので中心をキープするように。
課題を全部一度にはできませんよーー!
ひとつひとつですよーー!
(花神 束髪冠、紅衣の扮装で花を挿して登場)
花神
催花の御史は花天を惜しみ
春のわざ検点す 又た一年
客の傷心をぬらす 紅雨の下
人の懸夢を匂(ひ)く 綵雲の辺
(略)
春の気は万物を育み
虫のごとうごめきて
春の心をかきたて
嬌めかしさの凝り
翠のほころびて
胸のうち顫う
影の上のえにしにて
想いは内に成り
うつし世に結ばる
あわれ汚せしか花園