第21幕 苗舜賓に会う から
第13幕で自らの秀才を試さんと旅に出た柳夢梅が久しぶりに登場します。
ここは香山、柳夢梅は 天子が遣わした苗舜賓が蛮人から献上された宝を寺に祭るところにめぐりあいます、ここで苗舜賓に自らを
(柳夢梅)とアピールして金一封(長安への旅費)とお酒をいただき、こう言わしめます。
実を申しますと、わたくしこそ、本当に世に貢献する宝です。
もしこの宝もて朝せば 世に勝る宝なからん
(苗舜賓)めぐりあいは柳夢梅のようにアピールがたいせつなのね。
一杯の酒の 貧書生を発奮せしめ
ひたすら願う 汝こそ
宝気 天に冲する 海上の槎(いかだ)たれ
写真は柳夢梅にちなんで柳の芽吹きを。

0 件のコメント:
コメントを投稿