2011年2月28日月曜日

朗読

映画「HEREAFTER」のなかで 主人公の孤独な心を癒すのはCDプレーヤーから流れるディケンズの朗読で、主人公の再出発のきっかけもディケンズの朗読会(朗読はデレク・ジャコビで本人役)だった。
ディケンズは晩年公開朗読会に熱中したらしい、その過労がたたって死期を早めたとか。
 
私は玉三郎さんによる「海神別荘」の朗読を聴いてとても引き込まれたわ、CD化してくださらないかなぁ、何度でも聴きたい。。

2011年2月27日日曜日

HEREAFTER

身近な人を失くしたこともあって「死後の世界」を扱った映画 クリント・イーストウッド監督作品「Hereafter」を観てきた。

何年も前に 週刊文春の 阿川佐和子さんがトニーレオンにインタビューした記事のなかで レスリーチャン(張國榮)が亡くなったことについて トニーは 「レスリーは 『人はどこからきてどこへ行くのか』 に興味があったようだ」 と話していたと思う。 
どこからきてどこへ とは 「どこ"where we're going"」 の存在を信じていたのかしら。

もっと昔に読んだシュタイナーが著した人智学の壮大な世界にはその答が書いてあったっけ。。

この映画では亡くなった双子の少年の兄が「浮いてる感じはクールだ」と言ったり「死はスイッチをオフにするようなもの」とほかの登場人物も言っている。

立花隆さんが臨死体験について文芸春秋に寄せた記事を読んだことがあるが、キュープラー・ロスが臨死体験者から集めた資料について述べていたと思う、人間の脳内には死に際してスイッチの入る部分があって まばゆいばかりの光を見、それに向うと感じるのだというのが結論だったと思う。

真実はどうであれ光と浮遊感・上昇感につつまれて大切な人の最期が痛みや苦しみから解放されたと信じたい。

2011年2月21日月曜日

シネマヴェーラ渋谷

シネマヴェーラ渋谷 2011/03/12 ~ 2011/04/01 の上映予定は HPによると

ジョニー・トーとゆかいな仲間たち -ゼロ年代香港映画傑作選-
もはや香港映画の屋台骨ともいうべき
ジョニー・トー作品を中心とした、現代香港映画の数々
で 2003年から2010年に公開されたジョニー・トー監督を中心に18作品が上映される。

レスリー・チャン(張國榮)亡きあとだけど 
Margaret 香港映画はどう?見にいかない?

2011年2月20日日曜日

予定変更

すべて準備した博多行きでしたが残念ながらすべてキャンセルしたわ、空席にしてしまうことが申し訳ないけれどほんとうに急なことで仕方ない、いつかまた高野聖を観劇できるチャンスがありますように。

2011年2月19日土曜日

婦人(おんな)の力@高野聖

泉鏡花「高野聖」のヒロインである 

婦人(おんな)の癒しの力がほしい

宗朝が浴びた川の水がほしい

痛みと苦しみを消して 

春水仙の香りをたのしませてあげたい

2011年2月17日木曜日

今日のワンポイント

(ハワイでバケーションを過ごしたコーチは日焼けして現れる)

今日のワンポイントは「年を重ねても楽に飛ばせる振り方」について。
INside - IN (あれっOUTside-INだっけ?)に振るんだそうです、非力でもボールに回転を多くあたえるためだそうです。
特に左手でクラブを逆さに持ち斜め45度後方に素振りする(500回?!)といいそうです。

9種の飛び筋の理論を知ってればあのボールは如何にして打たれたかが分るらしいけど一応メモしたわ。

INside-OUT
INside-IN
OUTside-IN


上の3種の軌道のそれぞれに 3種のクラブのフェースを組み合わせて
 
OPEN フェース・アッパーブロウ
SQUARE フェース・レベルブロウ
CLOSE フェース・ダウンブロウ


9種の飛び筋になるそうです。
上手くいかなくなった時に考えて修正できるんですって。。

そうすると 右へギュインとスライスしたのは・・・
OUTside-IN で OPEN フェースであたったということ??
今度聞いてみよう。

悪い癖:
フィニッシュで左肘を抜かないように。
左肘はヒンジングするだけ、畳むだけです!

2011年2月14日月曜日

大雪



大雪だわ、Margaret 大丈夫?
さっき 車で大冒険
クルマデスキー
クルマデスノボー 
よかった帰って来れて。

2011年2月10日木曜日

一段落

とりかかっていた仕事をチェックしてもらって一段落しほっとしてる。
とんでもないまちがいもあったけれど それも片付けた。

ほかにも気になることが山のようにあるけど ただただ 博多座の玉三郎さんを観に行くことを楽しみにしてがんばる。

泉鏡花の「高野聖」の舞台がほんとうに楽しみ、あともうしばらく。

2011年2月9日水曜日

見舞い



水仙を花束にして見舞いに行った。

カーテンを引いた大きな窓辺に静かに横になって 大好きなシジュウカラと愛らしいメジロがハナミズキにとり付けた胡桃を元気よくついばむ様を静かに眺めている。

剃るのをやめた白髪のヒゲに覆われた顔がとても品がよくて哲学者のよう、また香りよい春水仙を届けるね。

2011年2月7日月曜日

演劇界2011年3月号



「演劇界」3月号は坂東玉三郎さんの遊君阿古屋の表紙です。
なんてすばらしい・・!
内には女伊達の木崎のかつみの大きなカラー写真があります。
もうすごくかっこいいです。
その後は見開きで阿古屋のラストシーン?の写真です。
モノクロで女伊達のかつみ姐さんの写真が4枚、次の2ページに阿古屋が6枚載っています。
「玉三郎の求心力」という題で児玉竜一氏が劇評を書かれています。

玉三郎さんは『スーパースター』なのですね、ほんとうに阿古屋と女伊達を観劇できて幸せです。

2011年2月5日土曜日

高野聖6

あの二股にわかれた追分のところから異次元がはじまってるのね。
それが見えたのはきっと婦人(おんな)に誘われたから?

恐ろしい道を突き進む強い気持ちを持つ宗朝
けれど 薬売りも 蛭に襲われながら突き進んだのね。

つぎつぎに気味の悪い生き物がでてくるけれど
それらは婦人(おんな)に惹きつけられて 姿を変えられた人たち

それほどのオーラと痛みを消す癒しの力があれば それはいわゆる救世主? わたしがそこにいたなら なんのためらいもなく婦人(おんな)についていくわ、醜い姿に変わっても誰が見るわけでもなく 婦人(おんな)が見るだけだもの。
そことここ この世界よりそっちの世界のほうがいいわよね、邪険にあしらわれてもその世界に生きて婦人(おんな)の傍に居られるだけで幸せだと思う、Margaretはどう?

薬売りが馬に姿を変えられて売られに行くとき 山々の気が注目するなか婦人(おんな)が馬を抱擁すると 嫌がって動かなかったのに喜び勇んで里へ向うのよ、いったいどんな法悦を施したのかしら…
異次元からこの世に戻った宗朝は きっといつまでも後悔するわ、なぜあの時あの婦人(おんな)のもとに残らなかったのかと。

宗朝の仰向けでなく丸まって顔を下にする寝相は 清冽で凄烈な世界を前に畏怖してひれ伏したからかしら。。

2011年2月3日木曜日

ROBBIE



最近やらなくてはならないことが増えて余裕のない毎日が続いているわ、Margaretのせっかくのお誘いにもお付き合いできなくて ごめんなさい。

音が聴きたい! 
ながらで聴いちゃ申し訳ないのだけれど 音がなくちゃやってられない

と思って Robbie Williamsのアルバム"Reality Killed The Video Star"をかけたわ。 あぁ この声 このリズム、ありがとう ROBBIE!