2019年1月29日火曜日

このごろのmemo


イアン・ボストリッジ 冬の旅
ゴルフ練習
イアン・ボストリッジ 水車小屋の娘
イアン・ボストリッジ シューマン、ブリテン
アカボシゴマダラ63日目に亡くなる 埋葬
演劇人祭 坂東玉三郎 雪
↑今日まで
↓これから
ゴルフ練習
(葬儀 集りに付添)
文楽 阿古屋
組踊 執心鐘入 中城若松 新垣悟
二月大歌舞伎 坂東玉三郎 芸者美代吉
文楽 阿古屋 友がすばらしい席を誘ってくれた
お料理を教えてもらいに
(お付き合いで旅行)
二月大歌舞伎再び

カレンダーをみながら少し溜息をついた 
かなり詰め込んじゃったなぁ
しっかり食べて眠らないと。。

2019年1月16日水曜日

イアン・ボストリッジ@都響#872マーラー2019.1

2019.1.15
東京文化会館
東京都交響楽団
イアン・ボストリッジ
マーラー「少年の不思議な角笛」より
 ラインの伝説
 魚に説教するパドヴァの聖アントニウス
 死んだ鼓手(1899年)
 少年鼓手(1901年)
 美しいトランペットが鳴り渡るところ

久々のボストリッジさまの公演です、細身の黒のスーツに身を包んだボストリッジはなんだか時を遡っているような 元々とてもスリムですが更に二回りくらい細くなった感じで髪は短く整えられ非常にスタイリッシュに感じました、昔 友に言われたの「またぁ…イケメンじゃないの」全然イケメンと感じたことはなかったんだけど、もしかしたらそうだったのかもと思いました。
「少年の不思議な角笛」詩集は、アヒム・フォン・アルニム(詩人/1781~1831)とクレメンス・ブレンターノ(詩人/1778~1842)が収集編纂した古ドイツの民謡集であり、1806~08年に出版されている。交響曲でいえば第4番が作曲された1899年あたりまで、グスタフ・マーラー(1860~1911)はまさにこの詩集に取り憑かれており、この時代の彼の創作のすべての源泉が「少年の不思議な角笛」にあると言っても過言ではない。(プログラム17ページ 岡田暁生氏の文章より引用しました)
マーラーの「少年の不思議な角笛」全12曲を聴いたことはなくて今回の5曲に不思議な角笛はでてこなく 内容はとても現実的というか 「メメント モリ 死を想え」を歌っていました、ボストリッジさまの短調に写ろう繊細さや美しさが好きなのですが 今回は強く強く戦争の悲惨さを身をのけぞらせまた身を折りながら劇的に表現してくださいました。

戦いは地獄への行進であって少年兵の鼓手は砲弾を浴びながらも突き進みます、そして「Gute Nacht! さようなら」と繰り返し 死んでゆきます、最後の「美しいトランペットが鳴り渡るところ」は明けきらぬ早朝 恋人と別れ緑に輝く「荒野」の戦場に向かう場面なのです、しかしマーラーの旋律は美しいです。。

ボストリッジさまは憂いている と感じます、時は過ぎてゆくのにまだまだ悲惨な戦場はなくなっていませんもの。

2019年1月10日木曜日

ボストリッジ月間@2019.1

昨年から楽しみにしていたイアン・ボストリッジの公演が来週から続々とかかります、横浜と京都で公演が追加されていて慌てて横浜のチケットをとりました、水車小屋の娘が聴けるとは思っていなかったので期待してます。

2019.1.15  東京文化会館 
                 マーラー:《少年の不思議な角笛》より
                 ラインの伝説/魚に説教するパドヴァのアントニウス/
      死んだ鼓手/少年鼓手/
      美しいトランペットの鳴り渡るところ
2019.1.17  王子ホール シューベルト 冬の旅
2019.1.20  フィリアホール シューベルト 水車小屋の娘
2019.1.22  トッパンホール      
      シューマン:子供のための歌のアルバム Op.79より
      シューマン:子供の情景 Op.15[ピアノ・ソロ]
      シューマン:5つの歌曲 Op.40
      ブリテン:冬の言葉 Op.52
      ブリテン: 《この子らは誰か》Op.84より
悪夢/殺戮/この子らは誰か/子供達
      ブリテン: 民謡編曲第2集《フランスの歌》より
愛の園の美人/こだま、こだま/父の家にいたとき







ゴルフ練習再開

あまりに身体を動かさなかったので意識して動かすために ゴルフ友と一緒に練習を再開することにした。
月に二・三回できればいいかな
ウォーキングもこう寒いと悲しくなるし レッスンなしで友とおしゃべりしながらクラブを振るのがいいと思って。。

数日前に一カゴ打っただけですが身体中 特に肩まわりがバリカタの筋肉痛になりました、また時間のとれる時に行こう、よろしくね。

しかしいいところも悪いところも辞めた時のまま、技が完成している友のようになりたいなぁ、その友も「もう飛びません」と短いクラブを主に練習していたっけ。

新作歌舞伎舞踊「傾城雪吉原」@十二月大歌舞伎2018

歌舞伎座夜の部
2018.12.12
2018.12.15
新作歌舞伎舞踊
傾城雪吉原けいせいゆきのよしわら
花柳壽應 振付
杵屋巳太郎 作曲
田中傳左衛門 作詞
前田 剛 美術
池田智哉 照明
唄 杵屋勝四郎
三味線 杵屋勝国

すばらしかったです~~~!(深い余韻と感嘆)
玉三郎さんの傾城の出ですが それより前にまず舞台のつくりに目を奪われます・・
落した照明のなか枝ぶりのよい松の大木が薄墨?で描かれた薄絹の幕がありその後ろで長唄囃子連中の音楽が流れます、その後ろには雪の降りつもった吉原の通りが遠近法で描かれていて 薄暮の けれど雪のほんのりした明るさもあり その舞台がすばらしく、つもった雪はまっさらでなんの跡もなく降り積もったばかりの柔らかさと言う感じです。 そして傾城の踊りにそって軒の灯りも明るくなり照明が微妙に変化していきます、その舞台美術に感動しました。

玉三郎さんはどこから?と思っていると松の大木の下に佇んでいたのですね、薄墨の景色と音楽にみとれて気付かなくてびっくりしました、ほんとうにいつも玉三郎さんの舞台には驚かされるのです、雪の文様が散った白絹の打掛もすばらしく 花魁のいつもみる簪は鼈甲ではなく白い象牙です 白絹を張った傘をさし玉三郎さんが登場します、そして踊ってくださるのです、う~~む、なんとすばらしい! 雪の吉原仲ノ町の景色にこんなにも風情をかんじるとは。。

吉原で生きる傾城の美しさや儚さが 柔らかく降り積もった初雪の世界で更に際立っていました、凍える手を温めたり素足の指先はさぞ冷たかろうと思いました、さっそく舞台写真を買いました、美しい舞台全体の写真(松の大木のところと提灯がともったところ)がなかったのが残念でした。

1月28日には演劇人祭があってそこで坂東玉三郎さんは「地唄舞 雪」を踊られます 楽しみです。

2019年1月8日火曜日

阿古屋@十二月大歌舞伎2018

歌舞伎座 夜の部 檀浦兜軍記 阿古屋
 2018.12.3 遊君阿古屋 坂東玉三郎
 2018.12.12 遊君阿古屋 中村梅枝 
         岩永左衛門 坂東玉三郎
 2018.12.15 遊君阿古屋 中村児太郎
         岩永左衛門 坂東玉三郎
 2018.12.24 遊君阿古屋 坂東玉三郎
 
 秩父庄司重忠 坂東彦三郎
 榛沢六郎成清 坂東亀蔵
 浄瑠璃 竹本愛太夫
 三味線 杵屋勝国

十二月大歌舞伎に四日も足を運びました、玉三郎さんの阿古屋はもちろん梅枝さん児太郎さんの遊君阿古屋と玉三郎さんの岩永左衛門をみるためです。

玉三郎さんの阿古屋は 役者と同じ空間でその芸を直に観て聴くことができるので ただただその時間を受け止めるというか 浴びるという幸福感に包まれました。
秩父庄司重忠のようにそっと目を閉じて耳だけで華麗な邦楽の世界を感じたり、そっと目をあけて豪奢な遊君阿古屋を眺めたり その時間を充分に長く味わうことができてしあわせでした。

私にとって阿古屋の演奏は科のあるなしを聴くというよりは 玉三郎さんの無心な澄んだ音の広がりを感じることが なるほど結果的に物語そのものなのねと思うのでした。

梅枝さん 児太郎さん お二人の三曲(箏・三味線・胡弓)の完成度に驚きました、日々の鍛錬の成果ですね、頼もしいです。

玉三郎さんの岩永左衛門はオペラグラスでその目に集中し過ぎてこちらの目が乾いてしまいました、そして裃をつけた玉三郎さんはやはり大きい 背が高いのだと改めて思いました、玉三郎さんの人形振りで岩永左衛門をみることができて今月のなんと見せ場の多いこと たっぶり楽しみました。

2019年1月6日日曜日

牡丹植替え2019.1.5


2019.1.5
3月の気温ということで気になっていた牡丹の植替えをしました。
購入したままの鉢に牡丹の根がいっぱいになっているから と植替えを薦められていました、教えてもらって二回り以上おおきな鉢に植替えました。
夜の急激な冷え込みに凍らないように玄関に一晩おきました、春に咲いてね。。

2019年1月3日木曜日

謹賀新年 2019


謹賀新年
 2019 元旦
迷い猫と迷い蝶 どこか通じるところがあるのかな
11月26日に家に来たアゲハと一緒に新年を迎えました
平安で喜びのある年になりますように

(写真は12月初旬のものですが いまアゲハの翅はさらにボロボロになり後足が片方とれてしまいました それでもあちこち歩きまわり日光浴をし蜜を吸っています、最初はほんの一週間ほどの命と思っていましたがすでに38日ながらえています)