2016年1月29日金曜日

習うより慣れよ

完成させてね  まぁ
習うより慣れろだから
頑張ってみてね って・・・

慣れる? いつ? どうかなぁ 
脳が飽和状態なんだから

2016年1月27日水曜日

つつましいお茶会

Margaret が出向いてくれたおかげで 小一時間 つつましいお茶会を楽しんだ。

ありがとう

簡単なドリップコーヒーと小さなお菓子を口に運びつつ お互いに超忙しかった暮から正月のことやそのほかいろいろを話したり聞いたり。
人生って 年を重ねれば重ねるほど重くなる。。

節分を楽しみに カレンダーにチェックを入れてるの、毎日をカウント・ダウンしている。
今年は本気で鬼に豆を撒くわよ。

それにしても 坂東玉三郎さんの 茨木童子の「鬼」はかっこよかった!
あんな素敵な鬼だったら おにはそと~ と言えるかどうか、自信ないなぁ。。

2016年1月23日土曜日

三味線

友が三味線のお稽古をはじめた。
小唄を習いに師匠についたが 三味線が手元にあったので いっしょに習うことにしたらしい。
ポツポツと弾いていたが 毎晩の練習が身についてきて 新しく4曲目をいただいてきたし、先日は小唄の会で唄と三味線を披露するまでになった。

すばらしい!

上調子までつけてもらって演奏したらしい、出来はといえば 「練習で完璧と思っても 披露となると半分できれば御の字です、上手すぎてもかえって嫌味」ということらしい、しょげているふうだが嬉しさが顔にでている。

つるじろう せかれ はるかぜ よざくら ですって!

だから歌舞伎へも 三味線や浄瑠璃 長唄に興味津々で熱心に見に行くし 坂東玉三郎さんが弾く「阿古屋」の三味線を見て研究するのだとか??
11月八千代座へ出かけたときも 宿で三味線の音がしていたので 川を眺めながら音に耳を傾けるのも乙なものねと思ったわ。

まさか三味線とはね・・ なんだかうらやましい。

2016年1月16日土曜日

イアン・ボストリッジ@戦争レクイエム

2016.1.16(土) 14時
すみだトリフォニーホール

Benjamin Britten(1913-76)
戦争レクイエム
War Requiem op.66
指揮:ダニエル・ハーディング(イギリス)
ソプラノ:アルビナ・シャギムラトヴァ(ロシア)
テノール:イアン・ボストリッジ(イギリス)
バリトン:アウドゥン・イヴェルセン(ノルウェー)
合唱、児童合唱
新日本フィルハーモニー交響楽団

オーケストラにパイプオルガン 合唱 ソリストたちの歌が混然一体となって戦争レクイエムが演奏されました、演奏が終わって指揮者ダニエル・ハーディングが胸に手をあて指揮を終えるまで 黙祷の時間をとった(その間 ホールは沈黙に包まれていた)ことが なによりも今日の演奏会を表していたと思います。

戦争を扱った曲ですが きれいな曲でした、ボストリッジ様の歌も久しぶりでしたが変わらぬ歌唱と表現力の豊かさで生で聴けてほんとうにうれしかったです。
時に譜面台を押し下げたり、上げたり、かがみこんだり、反ったり、ご自分のパートでないところでも座りながらオーケストラに合わせて上半身が動きます、兵士一個人の思いを聴かせてくれました。

今だからこそ この曲なのですね。
ひとりひとりが造っていくものだから。。
早速CDを注文しました。

いつもなら来日すると他にいくつか公演があると思うのですが、今回はこの二日間のコンサートのために来日したのでしょうか、聴けてよかったです。
次は6月かな。

2016年1月13日水曜日

坂東玉三郎さんの真柴@茨木

2016年1月の壽初春大歌舞伎 昼の部の「茨木」を観ました。
花道そばの席で坂東玉三郎さんの真柴が花道をやって来るところから 最後 鬼の茨木童子となって花道を六方を踏んで飛んでいってしまうまで とてもおもしろく引き込まれました。
 素晴らしい!この演目「茨木」がとても気に入ったわ。 
坂東玉三郎さんはほんとうの 役者だ・・ 
魅せてくれるし 新鮮な驚きを感じさせてくれる。
品のよい老婆が 物凄い形相の鬼!の姿になって 自分の腕を取り返して飛んでいってしまうという架空のお話の世界が歌舞伎座に出現していて そこに自分がいることが心底嬉しかったわ。

白木の匂いがするような松羽目の舞台に三味線長唄笛太鼓鼓の方々が正面2段に並んでいます、鬼の手を切り落とした松緑さんが物忌みの最後の日を過ごしているところに 鬼が伯母真柴に化けて花道から登場します。

闇から音もなく静かに花道をやってくる白髪の老婆の玉三郎さんに驚くのです、なんと品のよいお姿、高貴にさえ見えます、黒地に薊?の刺繍がすばらしいお着物に さらに萩や桔梗が茶の濃淡で刺繍?されている? あれは 唐織というもの? すばらしい能装束のような上着をまとい 白髪に鬘帯をし 細い丈のある杖をついてやってきます。 あの色彩のまとまりったら なんと完璧なのかしら、舞台写真を買わなくちゃ。
 
妖艶なとか豪奢なという玉三郎さんの女形の造形に 女性を超越したあの見事な老婆も加わわるのね、というか 鬼であればあるほどますます品があるということ? いったい品とはなにもの?
だって老婆は時に口元がニヤリとするし、眼付だってうろんになるのよ! 白髪から鬼の角がでるように杖を使ったり、お~ 怖っ。

怖いといえば 坂東玉三郎さんの真柴が発する「聲」です。
松緑さんが決まりを破って真柴を呼び止めてしまうのですが それに応える坂東玉三郎さんの地の底から湧いてくるような低い聲が おそろしい。

もう一度真柴をみにいきたい。

2016年1月7日木曜日

松の内


2016年 おめでとうございます

いつものように元日の初詣からはじまり 三日には壽初春大歌舞伎昼の部で「茨木」を堪能し、4日から出勤し 今日もまた勤めてまいりました。
毎日やってくる新たな日を新鮮な気持ちですごそう と思います。

幸いお天気が続いているので 体力作りにと車を使わずに歩きます、快い疲労感がいいわ。
今年はやることがたくさんで ゴルフは練習もラウンドも無理でしょうね、友は着々と腕を上げていて100のラインを切ったのだとか、いいなぁ! そのうち 私にもそんな時が来るかなぁ??

それでも坂東玉三郎さんの舞台は決して欠かしません、今月の「茨木」のチケットも買い足しましたし 来月の博多座の舞台もとても楽しみにしています。

とても未来なんか想像できないし、想像したくもないの。
あぁ早くアップしないと松の内が明けてしまう。
みなさん今年もよろしくね。