2013年3月31日日曜日

窈と窕@東洋文庫MUSEUM

今日は文京区にある東洋文庫ミュージアムへいきました。
岩崎久彌が集めたという膨大な古書がならんでいます、なかでもモリソン書庫のひとつの展示にひきつけられました。
湯顕祖の「還魂記 第9幕」の一節の文字と同じだったんですもの、まだ夢で恋に落ちるまえですが、
・・・旦那様が家庭教師を招かれまして、『毛詩』の第一章の「窈窕たる淑女は、君子の好逑」というのをお読みになられましたところ、すっかり淋しい気持ちになられまして・・・溜息をつかれました。・・・ (中国古典文学大系53戯曲集下 岩城秀夫訳 還魂記から)
白川静先生の字統によれば
窈 ヨウ おくゆかしい・おくぶかい・あでやか
窕 チョウ ひろやか・しとやか
「窈窕たる淑女」は形容の語で、心の間静なるをいう

ふ~む、中国では昔から女性の理想の姿としてこの言葉があるのね、でも還魂記では杜麗娘は回生してから能動的に自らの力で動き柳夢梅さんと結婚してめでたしとなったのだわ。

2013年3月30日土曜日

ノートルダム大聖堂@paris2013.2.16

お昼を食べ元気になったのでシャトレからシテ島に渡りました。
シテ島からみたシャトレ劇場

花市場をまわってノートルダム大聖堂へ来ました。ここはすごい人出です、850周年記念行事で鐘を付け替えているとかで聖堂前のひな壇には人がいっぱい、列も長く伸びていたので入場をあきらめ その威容を外から眺めました。
大聖堂上部
レリーフをよく見ると最後の審判の場面がリアルです、天使たちが囲むようにして眺めているし キリストの前で天使と悪魔が秤をもち 右側へいくと地獄へ送られるのでしょうか、その下は今墓からでて審判へ向かう亡者の姿なのね。。

2013年3月29日金曜日

Le Sarah-Bernhardt@paris2013.2.16

ポンピドゥーでダリ展を観られなかったし買った厚いカタログは重く 疲れもし お腹もすいて どこでもいいからよさげなカフェに入ろうとセーヌ川方面へ歩くうち サンジャックの塔へでた。
よさげなカフェに入り 差し出されたメニューをみるとサラ・ベルナールとあるじゃありませんか!
 
 
店内を見回せば大きなサラのポスターや写真がたくさん飾られていて・・何故?なぜ?と偶然にびっくり、今回の旅行はもちろん玉三郎さんの牡丹亭をみることが目的だけれど 1900年のパリ万国博覧会 パリの大改造やその頃の文化を感じたかったので 椿姫で有名な舞台女優サラ・ベルナールについての本も少しづつ読んでいたの、プチパレでクレランが描いた彼女の肖像画をみたかったし、でもその前に偶然に入った店が Le Sarah-Bernhardtなんて! 
 
そしてそこはシャトレ劇場の真向いのパリ市立劇場Theatre de la Villeの建物の一階、パリ大改造のときまったく同じ劇場を対称に建てたとのことで 一時はサラ・ベルナール劇場としてサラが運営していたのだそう、これも帰国してから知ったわ。
広場をはさんだふたつの劇場はほんとうによく似ていて14日の牡丹亭へ行くのに間違えて市立劇場に入ったほど。。疲れも吹き飛んだわ。  
 

2013年3月28日木曜日

ポンピドゥーセンターへ@paris2013.2.16

いくつかパッサージュをくぐり抜け ブルス駅Bourseで3号線にのり アールエメチエArts et Metiersで11号線に乗り換え ランビュトーRambuteauで下車 ダリ回顧展が行われているポンピドゥーセンターへ向かいました。

Arts et Metiers駅はすごいのです!内装がすべて銅板葺です、中央には歯車のような造形が(何か機能しているのかどうかわからない) どうやら潜水艦内部を模しているそうです。
フランスってすごいなぁ 実際にできてしまうところが。。


 
ポンピドゥーセンターはすでに列ができています、この旅行の前にアルジェリアでテロがあったのでシャトレ劇場他 どこへいっても荷物検査がありました、しかし ダリ回顧展は人気らしく6階の会場へ辿り着くまでにさらに何度も足止めされ列に並びました、6階に着いてさえ入口は遥か遠くフランスのみなさんは辛抱強くまっています、時間と体力に限りがあるので たとえ 入場したとしてもあの見学者の人数から作品を観るのは不可能と 入場をあきらめショップでカタログを購入して外へでました、また機会があるでしょう。

そろそろお腹がすいてきたのでカフェを探してセーヌ川方向へ散歩。

2013年3月27日水曜日

パッサージュ巡り@paris2013.2.16

2013.2.16
この日は歩いてパッサージュを見学にいきました、ジュフロアにヴェルドー 他にも寄りたいけれどダリ展を開催しているポンビドゥーセンターまで行くのでサラッと通り過ぎました、途中 手芸屋さんがあったので クロスステッチが趣味の友に小さなフランス製の刺繍キットをお土産に買いました。 
 午前だったので開店している店は少なかったわ
 ガラス屋根は光が入って明るい
 繊細な屋根
 素敵な手芸屋さん
かわいいものばかり

2013年3月26日火曜日

牡丹亭二夜目@paris2013.2.15

 牡丹亭二夜目はオーケストラピットのすぐそばから楽しみました。
 舞台からの眺めもこんな風かしら
オーケストラピット
牡丹亭を楽しんだ後深夜のカフェで軽食をとります

2013年3月25日月曜日

コンコルド広場の大観覧車@paris2013.2.15

オルセー美術館を後にし ソルフェリーノ橋を渡って写真右下の細長い建物 オランジェリー美術館へきました、印象派絵画コレクションがすばらしいです、昔皇帝のためにオレンジを栽培していた建物を改築したそうです。
 
オランジェリー美術館をでると そこはコンコルド広場で大きな観覧車が回っていました、みていると回り方がとてもヘン! 不規則で速くなったり しばらく止まったり 止まらず何回転もしたり・・ まぁ乗ってみましょうよ とかえって乗りたくなってしまう(パリジャンはこんな風なの?)
 
景色のいいこと! 今歩いてきた道がよくわかる チュイルリー公園の先にルーブルの威容があり、今回の旅で一番行きたいグランパレとプチパレを眼下にみて、最後に訪れるエッフェル塔とアレクサンドル三世橋も見え、シャンゼリゼの先の凱旋門と新都市も眺めました、とても満足です。
 
3周回ってくれます。 なんといっても印象派の絵画でよくみる雲と空の風景がそこにあることがとても嬉しかったわ!
 
ルーブル・オルセー・オランジェリーとまわってきた
オランジェリー美術館正面入口
コンコルド広場と観覧車 観覧車は11月16日から2月17日までの期間限定と帰国してから知りました
チュイルリー公園の先にルーブル
ガラス屋根が美しいグランパレと手前のプチパレ
 手前にアレクサンドル橋とエッフェル塔 たのしみだわ

2013年3月24日日曜日

オルセー美術館@paris2013.2.15

ルーブル美術館からロワイヤル橋を渡って向こう岸のオルセー美術館へいきます
オルセー美術館は駅舎を改築したそう
 ゴッホの画の前は人が多かったですがじっくりみることができました、星の輝きが空気を振動させこちらに伝わるようでした
オルセー美術館内の 雰囲気のある食堂(レストラン)はランチがありました
窓辺の席から外をみると隣にLEGION DHONNEUR MUSEE があります、数日後玉三郎さんがコマンドゥール章を受章なさいました、この博物館にも寄ればよかったなぁ

2013年3月23日土曜日

ルーブル美術館@paris2013.2.15

 2013.2.14深夜オペラ座ライトアップ
 
2013.2.15ルーブルへ来たけれど まだその大きさを分かってなかったわ
彫刻を置いてもまだ まだ 広いこの空間!
 パリ大改造計画を指示したナポレオン三世(1808‐1873)の部屋が再現されている 
美しいシャンデリアの灯はどうやってつける?
まずは上の階でフェルメールをみて下へと降りながらたくさん絵画をみたわ、もう とーっても疲れてしまって カモメたちが憩っている逆ピラミッドを眺めながら外へでました
ルーブルは大きすぎる、いくつもの博物館を一緒にしたようで 玉三郎さんがとてもよかったという「古代ギリシアのアスリートのブロンズ像」はいったいどこにあったの・・・ 残念!
外のベンチでひとやすみ、ずっとむこうにエッフェル塔がみえる
マイヨールの彫刻が和ませてくれる

2013年3月22日金曜日

5スイング@今日のワンポイント

イメージクロックでゴルフの5つのスイングを身につけましょう、各ふり幅の棲み分けができている人は確実にスコアがよいものです、違いがでます、スクールの5スイングは、手の位置でいうと

7時―5時
8時―4時
9時―3時
10時―2時(フルスイング)
そして 特別に
7時半―4時半もマスターしましょう
クラブヘッドの位置はまた別です、ヘッドの位置にも注意してね

スクールでは5スイングは必須項目です!
自分のクラブの本数 x 5スイング = 距離(キャリーとラン)の表を完成させましょう、ゴルフは距離のゲームなので どのクラブを使えばこの距離なら大丈夫と決断できるようになります。
用紙は自分で作ってね。
以上byコーチ

最近みなさん忙しいらしく幸いにもマンツーマン指導を受けられます、しかし技術練習をしないので・・ 自分でも反省しています。。

2013年3月21日木曜日

ブールデル美術館中庭から2013.2.14

 
巨大な戦士?像たち(2階から)
りりしい女性戦士!
 

2013年3月20日水曜日

牡丹亭プログラムから@Theatre du Chatelet

配られたプログラムより

Le Pavillon
aux pivoines
10 fevrier a 16h
11,12,13,14,15 et 16 fevrier 2013 a 20h

Opera classique chinois Kunqu d'apres l'oeuvre de Tang Xianzu,
mis en scene et interprete par Tamasaburo Bando
avec la troupe de l'Opera-Theatre Kunqu de Suzhou-Jiangsu

Tamasaburo Bando       Direction artistique
Go Maeda                      Decors
Tomoya Ikeda               Lumieres

Spectacle presente en premiere europeenne
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Promenade
Le Reve interrompu
Le Portrait
La Pretresse
Mort
Jugement aux enfers
Decouverte et amour du portrait
Union au monde des tenebres
Retour a la vie

Duree du spectacle: 3h
1ere partie(scenes 1 a 3): 1H05
Entracte: 15mn
2nde partie (scenes 4 a 6): 45'
Entracte: 20mn
3eme partie (scenes 7 a 9): 35'

2013年3月19日火曜日

Theatre du Chatelet@2013.2.14


今夜はここから
品のよい天井 ひとつ球切れしていたが翌日にはなおっていました
美しいシャンデリア

2013年3月18日月曜日

ひとやすみ@paris2013.2.14

朝からポアシー、ポルト・ドーフィヌ、モンパルナスのブールデル美術館を廻り疲れたので、体力の回復をはかりにホテルに戻りました。ひとやすみして夜8時からの「牡丹亭」に備えます。
 ひとやすみ
夜のシャトレ劇場前 坂東玉三郎さんのポスターがみえます

2013年3月17日日曜日

鑿と槌を手にした像@ブールデル美術館

像の名前はわからないの
彫刻する女性?・・
2013.2.14

2013年3月16日土曜日

ケンタウロス@ブールデル美術館2013.2.14

2013.2.14 ブールデル美術館
ケンタウロスの像
脚を折り 首は力なく 竪琴は腰の上に、そのうえに右手をのせている。
ケンタウロスを調べてもよくわからない、ギリシア神話?半人半馬の族の誰さんなのか、どこかにこの像のストーリーがあるかしら、どうしてこんなことになってしまったのか・・肩と腕 上半身 特に腕かしら すごいわね。。
すばらしい肉体! 
 
 
「瀕死のケンタウロス」という像らしい
後ろからみると左へ倒れるところ?と思うけれど。。