2014年3月31日月曜日

張國榮レスリー・チャン@阿飛正傳2

張國榮レスリー・チャンは臨場感のある役者だと思う、他の映画の役もレスリーその人と錯覚してしまうのだ。
「阿飛正傳」のどのシーンも好きだけれど なぜか乱闘シーンの写真を多く購入しているなぁ。。。駅のトタン屋根づたいに逃げるシーン、よく錆びたトタンを踏み抜かなかったなと思う。
 
「阿飛正傳」キャスト
ヨディ:張國榮レスリー・チャン
タイド:劉徳華アンディ・ラウ
ミミ:劉嘉玲カリーナ・ラウ
スー・リーチェン:張曼玉マギー・チャン
サブ:張学友ジャッキー・チャン
レベッカ:潘迪華レベッカ・パン
スマーク:梁朝偉トニー・レオン

2014年3月30日日曜日

張國榮レスリー・チャン@阿飛正傳1

2003年4月1日に張國榮レスリー・チャンが亡くなって 幾度か追悼上映会があり その映画館の売店で購入したA4版のモノクロ写真、王家衛監督とレスリーが印象的、もう一枚は髪を整えるレスリー、今年は命日をまえに何故か「阿飛正傳」が浮かんでしかたない。
阿飛正傳
DAYS OF BEING WILD(英)
欲望の翼(日)
1990年香港映画
監督:王家衛ウォン・カーワイ
撮影:杜可風クリストファー・ドイル
美術:張叔平ウィリアム・チョン
編集:譚家明パトリック・タム

2014年3月28日金曜日

日本振袖始@鳳凰祭三月大歌舞伎千穐楽

2014.3.26
鳳凰祭三月大歌舞伎千穐楽おめでとうございます

最近千穐楽に行くようになりました、これで終いと思うと時間がゆっくり流れるように思います、期待を裏切らないところが俳優のみなさまのすごいところと感心します。

日本振袖始をじっくり鑑賞、玉三郎さんの千変万化の表情と踊りを楽しみました。帰ってから近松門左衛門の文を読みなるほどなるほどと踊りを思い返します。

傑作近松時代浄瑠璃集成 日本振袖始 第五 (国立国会図書館デジタルコレクション)より抜粋して引用します、

時に出鳴り震動し、谷の水音漣立ち、あれあれ遠に雲起り、俄に降来る雨の脚、鳴神は稲妻天地を返し、大蛇が姿現れたり。
(ときにやまなりしんどうし、たにのみづおとさざなみたち、あれあれをちにくもおこり、にはかにふりくるあめのあし、なるかみはいなづまてんちをかへし、をろちがすがたあらはれたり。)

消るとすれば吹上て、又山風が焚く篝、簸川上に年を経て、棲ど濁るは濃き薄き、酒に揉る九十九髪、乱心は何故ぞ、我寶剣に心を懸け、岩長姫とは生れしが、蛇道の縁は切れやらず、悪女と生れ人に笑れ憎れし。
(きゆるとすればふきあげて、またやまかぜがたくかがり、ひのかはかみにとしをへて、すめどにごるはこきうすき、さけにもまるるつくもがみ、みだれごころはなにゆえぞ、われほうけんにこころをかけ、いはながひめとはうまれしが、じゃどうのえんはきれやらず、あくじょとうまれひとにわらはれにくまれし。)

美女は悪女の焔の種、よしとは言じ葦原や、八島の浦の外までも、眉目美き女を取盡さんと、簸川上に隠棲み、八岐の大蛇となりて、人を取る事多年なり。
(びじょはあくじょのほむらのたね、よしとはいはじあしはらや、やしまのうらのほかまでも、みめよきおんなをとりつくさんと、ひのかわかみにかくれすみ、やつまたのおろちとなりて、ひとをとることたねんなり。)

嬉や、今宵ぞ廻りくる廻りくる姿は女、心は甚麼、鬼とも蛇とも見分ず、見る目も暗き心の闇、消るは露より心の玉、輝く大蛇が眼の光、彼こそ今宵の我贄ぞと、肢元を振上げ、紅花の舌を振立々々、歩むとすれども毒酒の香に引留られ、立寄る一箇の甕の影、此處に女はありありありあり有明の、月夜にあらね桂女の、姿は一つ影は二つ、三四五七八岐の大蛇が魂、八の甕に八の形、いで飲干て底なる女を贄に取んと飲でも亂る酒の漣、寄来る寄来る寄来る面、表を浸し頭を下げ、飲ども飲ども盡せぬ泉、次第に傾く大蛇の影、面色変じて茜差す、つのは珊瑚の枝を振立て、憤怒の酔に足引の、山もくるくる野もくるくる、踏留れば踉々々。立上れば逡々々。
(うれしや、こよいぞめぐりくるめぐりくるすがたはおんな、こころはいかに、おにともじゃともみ○わかず、みるめもくらきこころのやみ、きゆるはつゆよりこころのたま、かがやくおろちがめのひかり、あれこそこよいのわがにえぞと、しもとをふりあげ、こうかのしたをふりたてふりたてあゆむとすれどもどくしゅのかおりにひきとめられ、たちよるひとつのもたいのかげ、ここにおんなはありありありありありあけの、つくよにあらねかつらめの、すがたはひとつかげはふたつ、みつよついつつななやまたのおろちがたましい、やつのもたいにやつのかたち、いでのみほしてそおこなるおんなをにえにとらんとのんでもみだるるさけのさざなみ、よりくるよりくるよせくるおもて、おもてをひたしかしらをさげ、のめどものめどもつきせぬいづみ、しだいにかたむくおろちのかげ、めんしょくへんじてあかねさす、つのはさんごのえだをふりたて、ふんぬのよいにあしびきの、やまもくるくるのもくるくる、ふみとまればよろよろよろ。たちあがればたじたじたじ。)

岸破と伏ば亂心は只一身、返すがえすも恐や。
(かつぱとふせばみだれごころはただいっしん、かえすがえすもおそろしや)
瀧の響は皷松風笛の音、雫と積て菊水消え流れ、竹の露の甘露、月は影有明、朝霧夕霧、添て汲は玉水、面白の夜遊や、・・
(たきのひびきはつづみまつかぜふえのね、しづくとつもりてきくすいきえながれ、たけのつゆのかんろ、つきはかげありあけ、あさぎりゆうぎり、そえてくむはたまみず、おもしろのやゆうや、・・)
中略

あら腹立や腹立ちや、偽る人の心の酒、盛て悔ると効あるまじ、思知せん、思知れと八の姿は附纏て、くるくるくる、手繰ば千尋の大蛇が形、眼は火輪火炎の背、鱗を鳴し角を振立て、雲を巻上げ巻き下し、高棚目懸蒐りしは悽愴かりける
(あらはらだちやはらだちや、いつわるひとのこころのさけ、もりてくいるとかいあるまじ、おもいしらせん、おもいしれとやつのすがたはつきまとわって、くるくるくる、たぐればちひろのだいじゃがかたち、まなこはかりんほのおのそびら、うろこをならしつのをふりたて、くもをまきあげまきおろし、たかだなめがけかかりしは、すさまじかりける)
(引用に誤字等あるかもしれません)

近松門左衛門さんの文章は迫力ですね、ひき込まれます。
そして坂東玉三郎さんのすばらしい千穐楽の舞台でございました。

2014年3月21日金曜日

体力

歌舞伎鑑賞には体力が要るわ、幕間に休憩を挟むとはいえ昼の部で4時間36分、夜の部でも4時間30分!もあるのだから。

鑑賞する日 他になにもしなくてもよいような立場ではないから 「二人藤娘」を観に用事をぬうように歌舞伎座へ駆けつけたけれど 四演目めの「二人藤娘」のなんと儚いこと、あっという間に幕になってしまった。
あれっ?どういうことかな、時間て一定じゃないのね、一秒が絶対に違う長さよ。

正味舞踊は22分、22分のためにその日の時間と体力を使いはたす・・ それでもまた通うっていう自分をね、どうしたものかしら。

2014年3月13日木曜日

二人藤娘、イアン・ボストリッジ@読売新聞記事

2014.3.12 読売新聞夕刊エンターテインメント欄に 鳳凰祭三月大歌舞伎「二人藤娘」の記事と4月に2年ぶりに来日公演があるイギリスのテノール歌手イアン・ボストリッジの記事がそれぞれきれいな写真入りで並んでいました。 

●舞踊「二人藤娘」
二つの大輪 新たな世界
「まことの花」への道を目指す坂東玉三郎
「時分の花」を表現する中村七之助
歌舞伎は、舞踊は日々新たなり。

オン ステージ  イアン・ボストリッジ
異なる時代の曲 次々と
英テノール歌手 2年ぶり来日公演
「19世紀ドイツ歌曲の伝統を集大成したヴォルフと20世紀歌曲で新しい表現をひらいたブリテン、2人の異なる個性を聴いてほしい」
2015年にはデビュー20周年を迎える。多くの経験を重ねて表現を深めてきたが、音楽家としての人生はこれからが本番と言う。
「マンネリや権威主義に陥らないよう肝に銘じたい」

(以上 2014.3.12 読売新聞夕刊エンターテインメント欄より抜粋して引用しました)

私の好きな芸術家が並んで記事になっているなんて!素敵なことね。
3月は玉三郎さんを観に歌舞伎座へ
4月はボストリッジを聴きに公演会場のホールへ
それに桜も咲くでしょう、まだ風は冷たいけれど 春はもうここに。

2014年3月11日火曜日

ゆたかな黒髪・ロン毛・長髪@坂東玉三郎

轟々と波打つ出雲の簸ノ川(ひのかわ)に大きな松が生える山、月がかかった凄みのある舞台に 黒と金色の太いへびのような帯を綱のように締めた赤い着物姿の岩長姫が現れます。

束ねられた髪が解かれてからの ゆたかな黒髪が広がった姿に息を呑みます、なぜって玉三郎さんはいわゆるロン毛・長髪がとーってもお似合いなのです。 もの憂げな表情をはかない白いお顔に浮かべてね・・・ あぁ 早く舞台写真がほしい。

「耳なし芳一」の舞台 平家の女人のお役で 十二単に床に着こうかというゴージャスな黒髪の垂れ髪姿の玉三郎さんを思い出す、すばらしかったなぁ。

鳳凰祭三月大歌舞伎
夜の部
日本振袖始
岩長姫実は八岐大蛇 坂東玉三郎

あと数回観劇します、嬉しいなぁ。

2014年3月3日月曜日

五目ずし

晩酌には合わないかもと思ったけれど華やかな彩りの五目ずしをつくりました。春の色がたくさん、ピンクに黄色にオレンジに、炊き立てのご飯が華やかになりました。

2014年3月2日日曜日

へそまでがまん@今日のワンポイント

ウォームアップの動作からその日の注意点が決まります、今日は「へそまでがまん」でした。

ドリル
・構えて
1)その場でクラブを右へ床と平行に
  左手甲は正面 右手甲は後へ曲がっています
2)そのまま9時へバック
3)そのままのグリップの形のまま
  へその前までがまんして保ちながら回転
  ヒット!
  フォロー

「いかにへその前までグリップの形を変えずもってこれるか・・です。」
byコーチ