2015年11月30日月曜日

繊細な あまりに繊細な

軽くはじくと よい音がするのよ
繊細な あまりに繊細な
壊れたら怖いので すぐにしまってしまう
私は緑に弱い

2015年11月27日金曜日

鼓童創立35周年記念コンサート

2016年8月18日、19日、20日
サントリーホール

8月18日(木) 第一夜 ~出会い~
 東洋と西洋の文化の出会いと融合を
 新日本フィルハーモニー交響楽団と初演する。

8月19日(金) 第二夜 ~螺旋~
 坂東玉三郎演出 鼓童の舞台創造を展観できるコンサート

8月20日(土) 第三夜 ~飛翔~
 第一部 坂東玉三郎作曲の楽曲による鼓童の演奏会
 第二部 坂東玉三郎構成 
       BLUE TOKYO、DAZZLEとのコラボレーション

まだまだ先のことですが予定がでていました、サントリーホールだし 魅力的です。。
予定の抜粋は鼓童のページより引用しました。

2015年11月23日月曜日

石庭の夢

休日は朝寝坊ができるのでうれしい、たっぷり寝ると夢が見られるから。
そのままずっと夢を見続けていられるように・・ 目を閉じていた。

向こうは 和室にそって長くピカピカに磨かれた廊下がのびている、そちらには行かず、ホールで次の催しを待っていると 背後の暗い窓が急に明るくなり外の景色が目に飛び込んできた。

そこは奥行のある広い庭で 催しの主催者が設えた庭だそう、
石が敷き詰められただけの庭で 中央に横長の巨石が置かれている、
何の石だろう 黒味を帯びて 成形されてないように見えるけれど ほんとうは計算して緻密に造り上げられているのかもしれない、大きなおおきな岩だ。

庭は山のがれ場のように自然の石が敷き詰められている、これも緻密に計算された大きさの石なのだわ、じゃりのように丸い小さな石はなくて・・ 少なくともグラインダーで磨かれたような石はひとつもない。 こちらもあちらも黒と灰色のグラデーションの世界だけれど 光が満ちているのがわかる。

庭は向こうに行くにつれ下がっていて はるか向こうはアールのついた石垣のようになっている、そこに清水が湧きだして線をひいているのがみえる、あれ ここは 深山幽谷?と思いきや その向こうを人が歩いているのだから 街の中なのねと気付く。 窪地にはひとつふたつ柔らかそうな緑草が風になびいている。

隣の婦人は質問する、どうやってあの巨石を運び入れたのか、
ええ 私が運ばせました
この庭のデザインは
ええ 私が考えて 造らせました

私はただ眺めているだけ、 素敵な「石庭」だった。。

2015年11月20日金曜日

柳川の風景②2015.11.3

柳川はよいところです。
柳川どぜう鍋の看板は見かけませんでした、名物うなぎのせいろ蒸しは たれがまぶされたご飯に香ばしく焼いたうなぎと薄焼き玉子がのってあつあつに蒸されてきます、甘めのたれが美味しい。
掘割添いの海鼠(なまこ)壁と汲水場のある家
ハシビロコウのようにまったく動かないので
よくできたオブジェ!と思ったら本物のアオサギだった
それにしても逃げようとしない
河童がいても不思議じゃないところだわ

2015年11月18日水曜日

白秋生家@柳川2015.11.3

北原白秋の詩は水墨集の月光微韻が好き(ほかは読んでいない^^;)、あの感受性を育てたのがこの風土だったのねと柳河を訪ねて感慨深かったです。
図書館から北原白秋の詩集を借りてきて「思ひ出 抒情小曲集」を読んでいます、幼いころや思春期の柳河のようすが書かれています、
水路               北原白秋

ほうつほうつと蛍が飛ぶ………
しとやかな柳河の水路を、
定紋つけた古い提灯が、ぼんやりと、
その舟の芝居もどりの家族を眠らす。

ほうつほうつと蛍が飛ぶ………
あるかない月の夜に鳴く虫のこゑ、
向ひあつた白壁の薄あかりに、
何かしら燐のやうなおそれがむせぶ。

ほうつほうつと蛍が飛ぶ………
草のにほひする低い土橋を、
いくつか棹をかがめて通りすぎ、
ひそひそと話してる町の方へ。

ほうつほうつと蛍が飛ぶ………
とある家のひたひたと光る汲水場(くみづ)に
ほんのり立つた女の素肌
何を見てゐるのか、ふけた夜のこころに。
川下りの終点 沖端 造り酒屋を営んでいた白秋生家がある

白秋の勉強部屋

2015年11月17日火曜日

茨木(いばらき)@衛星劇場

今日16時から衛星劇場で坂東玉三郎さん出演の「茨木」(2004年/平成16年2月・歌舞伎座)が放送される。
録画予約したけれど 2016年1月歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」昼の部で玉三郎さんが「茨木」の伯母真柴 実は 茨木童子を演じられるのです、見てから観るか、観てから見るか・・・舞台が先!かな。

2015年11月16日月曜日

ボストリッジ出演@すみだトリフォニーホール

2016年1月15日(金) 19:15開演
2016年1月16日(土) 14:00開演
すみだトリフォニーホール

プログラム: ブリテン作曲 戦争レクイエム op.66 
指揮:ダニエル・ハーディング
ソプラノ:アルビナ・シャギムラトヴァ
テノール:イアン・ボストリッジ
バリトン:アウドゥン・イヴェルセン
合唱:栗友会合唱団
合唱指揮:栗山文昭
児童合唱:東京少年少女合唱隊
児童合唱指揮:長谷川久恵
公演の聞きどころ
 2015年、戦後70年を迎える。若くして戦争の犠牲になったウィルフレッド・オーウェンの詩を引用した、戦争を二度と繰り返さないようにと、平和主義のブリテンからの強いメッセージ。今、改めて平和への祈りを込めて―。
(新日本フィルハーモニー交響楽団の公演案内より引用しました。)

2015年11月15日日曜日

白秋祭@柳川2015.11.3

ふるさと柳川を生涯愛して止まなかった白秋の句なのね
 山門(やまと)は我(わ)が産土(うぶすな)
雲騰(あが)る南風(はえ)のまほら
飛ばまし、今一度(いまひとたび)
             (北原白秋 帰去来より)
提灯の先の小さな橋をくぐっていく
そこここにステージ(三味線・琴・吹奏楽等々)が設えてあった
ヤナギと灯籠飾り
左側に灯籠が並んで置かれている
柳川掘割の父?ともいうべき田中吉政の像

わぁ提灯のトンネル!ここもくぐる 夜はきれいだろうなぁ

2015年11月14日土曜日

柳川の風景①2015.11.3

坂東玉三郎特別舞踊公演(八千代座)は14時開演なので 午前中に柳川を訪れました。

ちょうど11月2日は北原白秋の命日でしたので 白秋祭が11月1日から3日まで行われていました、水上パレードは午後5時から賑やかに行われるようでしたが 午前中はまだ静かでどんこ舟で川下りをしながら美しい掘割の風景を楽しみました。

舟は可愛い提灯で飾られ掘割は提灯や灯籠が浮べられ またいくつものステージが設えてありました、きっと夜は水に明かりが映えてきれいなのだろうなぁ。
下船場は白秋の生家(造り酒屋)の近くの沖端で 約70分の川下りでした。 美しい掘割に感動し それを大切にし維持している人々に感銘をうけました。
お天気に恵まれてよかった
川下りどんこ舟の乗船場
祝白秋祭の垂れ幕
下船場から戻ってくる「返し舟」

2015年11月11日水曜日

勉強中@柳川掘割物語

11月3日に訪れた水の都柳川はとてもすばらしかったです、高度成長期にごみとヘドロで水が淀み埋立てられる計画も進んでいた掘割を浚渫し再生した住民の物語を勉強中です、朽ちかけていた山鹿の八千代座も人々の理解と協力で見事に再生しましたし、九州の人々の力強さに感動しています。

柳川掘割物語(DVD)
ジブリ 学術ライブラリー
宮崎駿製作
高畑勲監督

2015年11月9日月曜日

八千代座@2015.11.2

山鹿温泉に着いて菊池川そばの惣門から旧豊前街道を散策して八千代座へ行ったのですが、日曜と祝日に挟まれた月曜日の午後 玉三郎さんの公演を前にした昼下がりですが ほとんど人影がありません、平日で街のみなさんお仕事中ですよね。
先ず八千代座へ 坂東玉三郎さんの熨斗菱紋の提灯がさがっている
さくら湯を裏側より見る、旗がはためいています
公演後4時すぎの旧豊前街道
千代の園酒造(株)
資料センターだったろうか・・どこも人影がない
宿の掛け軸に びっくり・ぽん!
菊池川の夕闇

2015年11月6日金曜日

ついに八千代座に

2015.11.2∼11.4
熊本空港で車を借り 九州自動車道を通って山鹿まで1時間なので 想像していたよりずっと近いです、勝手に山鹿は山深いところ?と思っていたけれど 菊池川がゆったりと流れる 落ち着いたのどかなところでした。
八千代座の客席に入ったとたん舞台がすぐそこにあってちょっとびっくりしました、しかも平土間は一枡に5人ですが昔は8人だったとか・・正座が苦手な私はすぐに汗ばむのでした。
11月2日と3日の千穐楽を拝見しました、4日に静かな八千代座で係の人の楽しい説明を聞きながら見学したとき すでに坂東玉三郎さんの白地にのし菱の提灯は片づけられ あの素晴らしく華やかな賑やかな時間がすり抜けて遠くへいってしまっていて・・、はかない。
 八千代座の全貌はこちらの模型で、きっと燈籠師の作品でしょうか
千穐楽の翌日坂東玉三郎さんの白地にのし菱の提灯は片づけられ
八千代座の赤い提灯に代わっていました
  公演の時間割と
八千代座の紋(八つの「千」と「ヨ」で」八千代!)の入った揚幕
ここから「傾城」が登場した
 坂東玉三郎特別舞踊公演の奉納額と
11月3日の熊本日日新聞の記事

2015年11月5日木曜日

山鹿温泉

2015.11.2.∼11.4
とてもいいお湯です、うれしくて丑三つ時よりもっと真夜中にも入りました、が、ルンルンしたのは初めだけ、そのうち湯舟の影になっているほうが気になって 何か映っていたらこわいでしょ、こわくて大きなガラス窓にも目を向けられなくて ゆっくりお湯に浸かってる段じゃありません、ジッと温まってすぐにあがりましたとも。。
やはりのんびり昼の日射しを浴びながら入るのがいいわ。