2012年12月31日月曜日

2013年の楽しみ

2月パリ「牡丹亭」
3月「熊野」「藤娘」
  「「聞得大君誕生(ちふぃじんたんじょう)」
4月「熊谷陣屋」
  「忍夜恋曲者」
5月「廓文章」
  「京鹿子娘二人道成寺」
7月「アマテラス」

2013年も心躍る演目が並びます、楽しみだわ。
そのためにがんばります。

(ゴルフは現状維持できればいいかな、皆様来年もよろしくお願いします)

2012年12月30日日曜日

掲載誌等

日本経済新聞 1/1発売
婦人公論 1/7発売
チェックしなくちゃ。。

2012年12月29日土曜日

羆の毛皮

小説や戯曲を読んでも泉鏡花の「日本橋」の世界をあそこまで想像できないわ、今回舞台をみて具現化された泉鏡花のピュアな世界を存分に楽しめてほんとうに嬉しい。

想像と違っていたのは 傳吾のシンボルともいえる羆の筒袖かな。 
ふさふさでなくてマタギが着るような黒味がかったこわい毛の 少し油っぽく汚れかげんで 毛がねているけれどはねているような、なんともしつこそうな野性味のあるものを思っていたのだけれど。
もくもくとして肩も胸も腹もなく、ずんぐり腰の下まで着込んだのは、羆の皮を剥いた、毛をそのままにした筒袖である。(小説日本橋より)
友がいったわ、「猟師やマタギじゃないんだから・・」 たしかに本を読めば「赤熊」だし 傳吾は商家を立派に経営(?お孝に会うまでは)していたのだからふわふわでいいのね。

2012年12月28日金曜日

アストル・ピアソラ

寒い!
どんよりした冬の日はピアソラがよく似合う。
Margaret  こんどピアソラのCD貸してね。

2012年12月27日木曜日

千鳥蛤文様と大小あられ文様の御着物

11年ほど前 2001年12月25日~2002年1月14日 日本橋三越本店で 「櫛かんざしの美」展 があって 坂東玉三郎さんの舞台衣装 「一石橋の場 藍鼠縮緬千鳥蛤文様」と「雪の場 紫紺縮緬大小あられ文様」の御着物が展示されたのですね。 

「日本橋」観劇の折 オペラグラスで千鳥と蛤の模様を眺めたし 雪の一石橋の可愛い着物姿もたっぷり見たけれど 実物を間近で見てみたいわ。

とても印象深い「日本橋」だったもの。

2012年12月25日火曜日

可愛いお孝さん@日本橋

2012.12.25
雪の一石橋の場面 葛木さんの肩に手をそっとおき頬をあずけるお孝さん 「お孝、コレ」という葛木さんにこたえます、
他愛なく寝て居ます
このシーン 玉三郎さんがとても可愛い!
雪に汚れないように足元が覗く着物姿もとっても可愛い!

今回は舞台写真の販売がありませんでした(残念)、このシーンの写真が欲しかったなぁ。
記念に売店で恵比寿大黒のお守りが入った印伝風のアクセサリーを買いました、雪の一石橋で帯の下に着けていた赤い細い帯(名前がわからない)の模様に似ていたから。


傳吾との縁きりの場面もいいです、「八橋」を思い出しますが こちらのほうがずっと詩的で 玉三郎さんがさらさらと詩を口にするととてもいいのよ、 
殺されもしたし、
苦労もしたし、
可愛がられたし、
すぐにも死にたし、
長生も一所にしたし、
・・・
今日はとくにお孝さんの恋が破れる悲しい生理学教室の場面にひきこまれました。


でもせっかくの舞台なのに 今日の客席は日本橋の台詞でいえば 「風もないのに騒々しい」・・ 咳・お喋り・携帯着信音・バッグを開け閉めするジッパーの音・飴の袋をさわる音などなど 気になりました。 

場面転換(待合桃園)のとき黒い幕がぴったり合わさらず中央に隙間ができてそこから舞台裏の光や人の行き来がちらちらみえたことも気になったわ。 幕開きの座敷に雪が落ちてきたり、朧月の一石橋にも雪が落ちてきましたっけ、きっと寒い晩だったのね。

出演者勢揃いでカーテンコールをしてくださいました。
楽しい12月でした、ありがとうございました。
(台詞は鏡花小説・戯曲選より引用しました)

2012年12月24日月曜日

TOSHIBA LED at LOUVRE


2012.12.24 新聞に載った東芝LEDの広告 ルーブルの夜景
今日の新聞にルーブル美術館をライトアップする東芝LEDの新聞広告をみつけた、パリの夜景がとてもきれい。

右はしに玉三郎さんの牡丹亭公演があるシャトレ座、ルーブルのむこうに輝夜姫がかかるオペラ座のガルニエ宮、手前にはオルセー美術館・・ きれいな写真。 あと約1ヶ月半、行けるといいなぁ じゃなくて 行くわ! 

2012年12月21日金曜日

パリを調べなくちゃ

2013年2月パリのシャトレ座で昆劇「牡丹亭」がかかります、玉三郎さんが美しいヒロイン杜麗娘を演じ昆曲を歌って舞われるのです!!

パリで 三日三晩オペラ「昆曲牡丹亭」を聴きたい
パリで 石井真木の輝夜姫を聴きたい
パリで 牡蠣をたべたい
パリで 美術館をめぐりたい


う~む パリかぁ 
調べなくちゃ・・

2012年12月20日木曜日

パリシャトレ座牡丹亭のページ


2013年2月 パリのシャトレ劇場で坂東玉三郎さんと蘇州昆劇院の牡丹亭公演があります。

シャトレ座のページの下の方 VOIR LA GALERIE をクリックすると玉三郎さんの美しい杜麗娘や悲痛な離魂の場面の写真をみることができます。 
パリのシャトレ座に響く玉三郎さんの歌声が聴きたい!

先日放送されたテレビ番組「情熱大陸」のなかに 佐渡へ渡るフェリーでイヤホンをしてお稽古なさっていたシーンがありました もしかしたら牡丹亭の歌のお稽古かしらと思いました。

2012年12月17日月曜日

やったー!

国士無双! はじめて

寿



2012年12月16日日曜日

再・再々「日本橋」

品のよい「日本橋」のカレンダーとお孝さんの絵柄の榮太郎飴のお土産がふたつになりました。

今日は 泉鏡花の言葉たちが舞台から客席へするすると流れてくるようでした、大正時代の人たちはみなあのように語らっていたのかしら? と友に聞いたら まさか 鏡花ならではのもの 言い回しがうまいよね と。

あのような会話ができたらすばらしいでしょうね。
そうだわ Margaret の話し言葉は かなり泉鏡花が入っているわ、とても古風でおもしろいのよ、来年にでもまたお茶しませう。

今週をこなせばあとは流れていくから舞台「日本橋」を楽しんだことだし なんとかがんばるわ。

今日の舞台 お孝さんに威勢良く切火をきったねえさん(千鳥・中村京妙)の手から火打ち石が転がりでて とっさのアドリブが楽しかったです、また 三度もカーテンコールをしてくださいました。

2012年12月14日金曜日

ちぐはぐ

こころとからだとじかんがそれぞれちぐはぐで
すっきりかみあわないなぁ
じかんとまわりが私をよけてすぎていくようだわ
あまりに睡眠がたりないからかも とおもったけど
足りすぎてもいけないよう

しゃんとしたいなぁ
「日本橋」を見にいけばなおるかも

2012年12月7日金曜日

失せ物

師走に入ってしまい 忙しいのに失くし物を捜してばかり、たしかここに、それではあそこ? でもどこにもない!いつも気になって困っていたわ。
今日やっとみつけたの、違うファイルのなかに紛れ込んでいたのを発見できて・・一安心!

2012年12月6日木曜日

無常

12月5日中村勘三郎氏がご逝去されました、
こころよりご冥福をお祈り申し上げます。

入院されてそのままこのような日を迎えるとは・・ さぞお辛かったことでしょう。磊落な方とお見受けしていました、勘三郎さんの江戸弁を聞くのはとても楽しいものでした。手術に入るまえゴルフをしたらすばらしいスコアを出したとTVで話されていました、頑張らないで力を抜いてプレイしたと話す勘三郎さんはとても嬉しそうでした。

さよなら公演で舞台を拝見しましたがこれからはかなわないのですね、残念です。無常の厳しさを感じます。「鰯売恋引網」や「浮舟」をみて勘三郎さんを偲びます。

2012年12月5日水曜日

お孝さん@日本橋

2012.12.03
坂東玉三郎さんのお孝さんを堪能しました。

気風がよいお姐さん
気が利いていて
男勝り、だって熊のような傳吾を飼っているんですもの
でも恋には勝てない、
傳吾が云うわ 
(葛木さんとの恋ばかりはいままでとちがって お孝さんの) 
「・・調子が違ふだ。・・」
その真剣な恋路を玉三郎さんがたっぷり見せてくれます、迫力あります。
玉三郎さんの魅力全開です!

雪の一石橋の場面 玉三郎さんの登場の仕方にびっくり!白一色の舞台がきれいです、チケットを買ってあるのであと数回劇場に通います、ますます楽しみなの。

2012年12月4日火曜日

絵本のような舞台@日本橋

まるでポップアップ絵本のような舞台、ページをゆっくりめくっていくと、

暗闇から一石橋が現れ 
暗闇から日本橋界隈の街並みがあらわれ、
目の前で 一階の部屋が隣近所の屋根を見渡す二階の部屋へと換わり!
骸骨が置いてある生理学教室が出現したり・・ 

電燈の色も昔なつかしいあたたかい色、
朧月のぼうとした輝き、
場面を象徴する光が舞台に射してどんどん姿を変えて行く。

まるで 大きなしっとりした黒い絹地の絵本を広げたよう、次から次へゆっくり場面が換わり そこで綺麗なお人形たちが色彩豊かに生き生きと動く。

幻想的な絵本のような舞台だったわ。
2012.12.03 初日

(あのお雛さまがほしい)
(あの桜の一枝をかかえた玉三郎さんのような人形がほしい)

2012年12月2日日曜日

優先順位

師走です
やらなくてはならないことがいっぱい
そういうときは 優先順位をつけなくてはね
といわれても
どれも一番なの・・

そのなかでも 坂東玉三郎さんはダントツで一番!

ますますしわ寄せがきてがんばらなくちゃいけない師走 Margaret 一緒に頑張りましょうね。