2017年11月24日金曜日

琉球古典芸能 華やぎの声と舞の技@紀尾井小ホール

2017.11.14
紀尾井小ホール
一、かぎやで風節
二、こてい節
三、女踊「柳」
四、二才踊「前の浜」
五、二揚仲風節
六、語り組踊「手水の縁」
七、「菅撹変奏曲」
八、加那ヨー天川
九、よしやいなう節

古典正調だと思いました、語り組踊という形式は初めて見ました、山戸と玉津は飾られた衣装の前に正座し舞踊なしで唱えました。

私は以前新垣悟さんの女踊「柳」に大変感動したのでぜひ「柳」の曲と舞を見たくチケットをとりました、全神経を集中しすぎたせいか盛上りを感じる前に終わってしまったように感じました、とてもゆっくりした長い曲だと記憶していたのですが。。?はてなぜだろう。
美しく綺麗だったのですが照明のせいでしょうか 琉球の紅?赤?が飛んでしまって残念です、もっともっと綺麗と思いますがLED照明のせいか色が褪せて見えました、もったいないと思いました。

徳丸吉彦さんと中村透さんの解説がとてもよかったです、またいただいたプログラムが読みやすく解説され写真はありませんがとてもよくできていて嬉しくなりました。

秋2017

 すっかり秋が深まりました、
 人々は植木を剪定したり外回りをきれいにしています
もうすぐ新年を迎えますね

2017年11月18日土曜日

「邂逅」CD発売記念コンサート@坂東玉三郎

2017.11.8
2017.11.9
坂東玉三郎「邂逅~越路吹雪を歌う」CD発売記念コンサート
銀座ヤマハホール
演奏:三枝伸太郎(pf)川本悠自(ba)今井義頼(ds)上原なな江(Per)会田桃子(vn)吉田篤貴(vn)三品芽生(vla)島津由美(ce)熊坂るつ子(Acc)

 1.群衆
 2.ひとりぼっちの愛の泉
 3.アマリア
 4.ユーヌ・シャンソン
 5.人の気も知らないで
 6.バラ色の人生
 7.アプレ・トア
 8.コメディアン
 9.リベルタンゴ
10.枯葉
11.アコーディオン弾き
12.妻へ
13.離婚
14.18歳の彼
15.水に流して
16.最後のワルツ
17.夢の中に君がいる
アンコール 8日バラ色の人生、9日最後のワルツ
 
一曲一曲の想いと情景がはっきり伝わります、心の襞に深く埋もれていたあの日のあの時の心情が引き出され甦ります、「妻へ」はまだ未体験の情景ですが遠からずやって来るかと思うと辛くて聴いていられないほどでした。
聴き慣れた「アプレ・トア」「夢の中に君がいる」は心が安心して聴いていられるのでした。(一作目のCD「一寸おたずねします」の「雨傘」がほのぼのして好き)
玉三郎さんがお着換えする間 主にタンゴを演奏していらっしゃるバンドの方々が ビアソラのリベルタンゴを演奏してくださいました。

エメラルドの指輪はブルガリ? ダイアモンドの指輪もしていらっしゃいましたし、アンコールにお召しになっていた上着の生地はイタリア製とか・・
「リシェス」のベニス紀行に載っていた玉三郎さんのマントとステッキとラインストーンの仮面の写真が思い出されます、これからのコンサートでぜひ見てみたいと思いました。

2017年11月17日金曜日

紅葉の宿に泊まる、二

2017.11.3~4
 日がな一日このお湯に浸かっていたい
 外にも石のお風呂があって月を眺めながら入ったわ
どちらもかけ流しでお湯が溢れる
お食事は食べきれないほど 
紅葉だけじゃなくて梅に鶯もお出迎え

2017年11月16日木曜日

紅葉の宿に泊まる、一

2017.11.3∼4
宿のパンフレットに 八千代座を手掛けた棟梁が門や塀を造り、瓦や彫りの細工もその道の第一人者の職人が当たったと書いてあります。
山郷の奥にひっそりある温泉 すばらしいお湯でした。
お部屋は紅葉でいっぱい、引き戸の玄関から凝った細工がいっぱいで電燈の明かりが柔らかな紅葉になります。
 一枚一枚に模様が入っているガラス
 そこここに紅葉が散りばめられている
 

2017年11月15日水曜日

夢幻の世界@坂東玉三郎 映像x舞踊公演・八千代座

坂東玉三郎 映像x舞踊公演@八千代座
2017.11.3 夕の部
 一、口上
 二、稲舟
 三、鷺娘
2017.11.4 昼の部 
 一、口上
 二、京鹿子娘道成寺
2017.11.4 夕の部
 一、口上
 二、稲舟
 三、鷺娘

芝居小屋に吹雪が吹き荒れる、そこにいるのはどれも玉三郎さんだ 大きなアップの玉三郎さんがいるかと思えば吹雪のなか映像から抜け出たように舞台に玉三郎さんが現れる、めくるめくという感じ、とても面白かった、八千代座が色彩鮮やかな3D空間になったような、そして拍手のなか すっくと舞台に挨拶に立った玉三郎さんが大きい! 小さな芝居小屋に大きな玉三郎さん まるでTamasaburo in Wonderland、これは夢幻の世界じゃなかろうか?
2017.11 八千代座公演プログラム表紙
京鹿子娘道成寺も同じくたっぷりと玉三郎さんの舞踊を楽しめる、鈴太鼓の玉三郎さんが客席に飛び込まんばかりに近づく、これほど身近に楽しめるなんて やはりこれは夢幻の世界じゃなかろうか?
2017.11 八千代座公演プログラム表紙
実演入りの舞踊の解説はとても興味深く ツツトテシャン・・と口三味線で ほらこのようにと踊りながら解説される、いかに玉三郎さんが専門家であるかがよくわかる、きっと長い道成寺の曲も口三味線でさらさら唄うのだよね、すごいね、すごいね など友と語り合うほど 口三味線する玉三郎さんがひどく新鮮でした、歌舞伎座の公演じゃ見ることができないもの。
ほんとうに楽しい公演でした。

2017年11月14日火曜日

吉野ヶ里歴史公園2017.11.3

2017.11.3
レンタカーで福岡から山鹿までドライブしました。
途中時間があったので 吉野ヶ里歴史公園 に寄りました。弥生時代の遺構が復元されているのです、昔の人々は太い大木を何本も使ってこれほど大きな建物を作ったのね。。すばらしい。
紅い蕎麦の花 食べる蕎麦も紅いのかしら

2017年11月13日月曜日

首里城@那覇二日目

2017.11.2
前回(2017.4.15)は見学時間を過ぎてしまい正殿の中まで行けなかったので御庭に入り正殿を訪れました。美しい王宮でした。
特に書院は風が吹き抜け庭園はすばらしく眺望もすばらしいのでした。
 
県立芸大は首里城のすぐ隣にあるのね
夕刻 那覇を後にして福岡空港へ向かい、羽田から来た友と無事会うことができました。

2017年11月12日日曜日

博物館・壺屋焼き・芸祭@那覇二日目

2017.11.2
この日は夜に福岡で友と待ち合わせのため那覇で半日自由な時間がありました。
先ず、県立博物館を友の案内で訪れ 沖縄の歴史文化などを知りました、そして 国際通りを通りながら壺屋やちむん通りという壺屋焼きのお店がたくさんある通りに入り 友のおすすめの陶器屋さんに行きました。小さな猪口を二つ買いました。

そして てんぶすの工芸品の展示をみて 前回中に入れなかった首里城へ行くことにしました。
牧志からゆいレールに乗り首里駅でおりました、ところがバスが行ってしまったばかりだったので居合わせた方々とうろうろしてましたら 首里城550円 と提示してタクシーが止まりました、結局首里城まで私は200円払い到着しました。

タクシーが着いたところは県立沖縄芸術大学の前で ちょうど芸祭をやっていて生徒さんたちの作品がたくさん売られていました。 サンゴを思わせるカップと黒猫のTシャツを買って千円でおつりがきました。
この県立沖縄芸術大学は音楽学部に琉球芸能専攻があって組踊などで活躍されている方々が通われた大学です。
首里城へはこちら(北の久慶門)から行くと守礼門を過ぎたところへでました。

人間国宝・至芸の宴@国立劇場おきなわ


2017.11.1
国立劇場おきなわ
比嘉聰人間国宝認定記念
人間国宝・至芸の宴

第一部
 一、器楽合奏「瑞雲」
 二、古典音楽斉唱・舞踊
    舞踊「かぎやで風」
    斉唱「世栄節」
    斉唱「揚作田節」
 三、鼎談/喜舎場盛勝・大城學・崎山律子
 四、古典音楽独唱
    独唱「二揚仲風節」西江喜春
    独唱「赤田風節」城間徳太郎
    独唱「二揚述懐節」照喜名朝一
第二部
 組踊「執心鐘入」
 立方 宮城能鳳ほか
 地謡 比嘉聰 ほか

組踊に大変詳しい友と琉球の古典音楽と組踊を鑑賞しに沖縄に行きました。
太字の五名の方が人間国宝の方々です、独唱では張りのある味わいのある歌を歌ってくださいました。
組踊では今回国宝に認定された比嘉聰氏の太鼓が舞台にたいへん重要な役割をはたしていることがよくわかりました、また 宮城能鳳氏はすばらしい宿の女を踊られました、鐘入後の般若の面をつけた踊りもすばらしかったです、新垣悟さんの踊られた中城若松が 追いすがる宿の女を振り切る場面 緊張感がすばらしかったです、宿の女の情念が舞台から流れてきます。動きの少ない組踊の所作であそこまで表現できるのはすばらしいと友と話しました。
友は「鬼気迫る執心鐘入」「組踊の歴史的瞬間に立ち会えた」と公演を大絶賛していました。

執心鐘入 配役
 中城若松 / 新垣悟
 宿の女 / 宮城能鳳
 座 主 / 眞境名正憲
 小僧一 / 嘉手苅林一
 小僧二 / 眞境名律弘
 小僧三 / 阿嘉修
 鬼女(鐘入)/ 玉城匠

 太鼓 / 比嘉聰
 歌三線・箏・笛・胡弓

2017年11月9日木曜日

いろいろな風景@遠征

この一週間でいろいろな風景を見てきました
11月の冷えてきた東京から沖縄の温かい夏の風景を、
山鹿市から車で10分ほどののどかな山郷の秋の風景でゆっくりして、
東京のど真ん中 いや まんまんなかの銀座の洒落た風景 と行き交う人々に紛れて・・

あ~ぁ あのね
雑草がね 遊んでばかりいるから 伸びてるわよ