2015年12月29日火曜日

そのとき書いておかなくちゃ

横浜能楽堂で行われた宮城能鳳氏の舞踊、新垣悟さんの鳩間節のことや
十二月大歌舞伎@歌舞伎座 坂東玉三郎さんのお三輪と墨染のこと
林英哲さんと山下洋輔さん、上妻宏光さんとの演奏会のこと
そのつど書いておかなくちゃいけないのに・・

私の年回りが悪いせいだと友はいうけれど、とんでもなことに煩わされて、新年からほんとうに昔のように新しい日々を始めなくちゃならなくて、体力要りそう。
苟日新 日日新 又日新
まことにひにあらたなり ひびあらたなり またひにあらたなり
殷 湯王の言葉
新しいことを喜びにしていくわ。 

12月5日のお三輪、花道で玉三郎さんが疑着の相になるところ 玉三郎さんはぶわんと三回りくらい大きくなるの、すごいでしょう?! それに19日の墨染も、薄くお歯黒をした妖艶な遊女が変身して睨む玉三郎さんの姿はね もう拍手をするより見つめるほうが私には大事で、ほんとうにすごいお芝居を見せていただきましたことよ。

瀧原宮たきはらのみや

銀行で待ち時間に週刊誌を読んでいたら 司馬遼太郎のこの国のかたち「神道」のなかの「瀧原宮」について文章と写真がのっていた、瀧原宮は伊勢神宮から30㎞離れたところにあって 遥宮(とうのみや)と呼ばれ 伊勢神宮のひな形でもある由緒ある神社だそうです。

その中の一文が いつかみた夢の景色のようで いつか行ってみたい。
いいえ 夢は夢にしておいたほうが・・ いいわよね。
<森の中の空閑地一面に、てのひらほどの白い川原石が敷きつめられている。一隅にしゃがむと、無数の白い石の上を、風がさざなみだって吹いてゆき、簡素この上ない>
<しかし、なまじい社殿があるよりも、以前そこに社殿があり、かついずれは社殿が建てられる無のようなこの空閑地にこそ、古神道の神聖さが感じられる>
この空閑地は実は遷宮が終ったあとの敷地なのだそうです。
週刊朝日28年1月1-8日号より引用しました。

2015年12月21日月曜日

あと数日

このところ懸案だった問題が片が付いたようだ
あとは日柄 時が流れていけば問題は薄れていくだろう

ストレスを吹き飛ばすには無心に歩くのがいいわ
毎日往復を歩いている きっと この気候が丁度いいのね
真夏だったら歩けないもの

あと数日とちょっと 頑張って仕事をこなそうね、
と 自分を応援する。

2015年12月18日金曜日

秋 2015

 今は散っている
 Margaretに教えてもらって初めて干し柿をつくった
Margaretのとこの渋柿 美味! 

それはね
「乾いてきたらひとつ一つ 健気なお三輪のように 揉んであげてね」
と教わったから
 
ヤナギの落ち葉

2015年12月13日日曜日

'Taiko' pioneer Eitetsu Hayashi to mark 45 years of drumming to his own beat | The Japan Times

ジャパンタイムス(2015.12.10)に林英哲さんの記事が掲載されています。
Web版から引用します。
'Taiko' pioneer Eitetsu Hayashi to mark 45 years of drumming to his own beat | The Japan Times

英哲さんのこれまでの歩みや12月14日(月)オーチャードホールで行われる「集え!寿ぎの歌」などについて書かれています、特別ゲストの山下洋輔さん、上妻宏光さんとの演奏 フィナーレ?はいったいどんなものになるのでしょうか、とても楽しみです。
 Yamashita and Agatsuma are also expected to join Hayashi for a thrilling finale that will put a Japanese spin on one of the world’s most famous symphonies. And, of course, the drummer will be on stage, in front of his giant taiko and with his back to the audience in his trademark stance.

記事の最後の部分がいいです、あのリズムの刻み方のことね。
“I’ve discovered that the beating of a large taiko produces overtones that are similar to the sound of a mother’s heartbeat, the kind a baby would hear while in the womb,” Hayashi says. “In other words, by pounding on the taiko we can experience a sound that we heard at the beginning of life, one that every person on Earth would have heard — regardless of ethnicity.”
It is definitely a unifying thought.

2015年12月11日金曜日

魔法

このところ魔法にかかったように 暇さえあれば調べものをしている
でもわからない
出自を知りたい
ファミリーヒストリーを知りたい
「もの」はここにあるのにそれが何かわからない

1900年
Loetz

LOETZ
BOHEMIAN GLASS 1880-1940
のカタログを購入すれば 250点以上の製品をみることができるし CD Romには5000点近い型紙がのっているそう
アーツ・アンド・クラフトに影響を受けたヨゼフ・ホフマン、コロマン・モーザらウィーン工房のメンバーやロブマイヤーなどのコラボレーターとの作品
見てみたいなぁ。。

図書館にはなさそうだし たった1点を調べるために どうしよう・・・
この魔法 どうにか消して 山ほどある仕事を片づけようか。

2015年11月30日月曜日

繊細な あまりに繊細な

軽くはじくと よい音がするのよ
繊細な あまりに繊細な
壊れたら怖いので すぐにしまってしまう
私は緑に弱い

2015年11月27日金曜日

鼓童創立35周年記念コンサート

2016年8月18日、19日、20日
サントリーホール

8月18日(木) 第一夜 ~出会い~
 東洋と西洋の文化の出会いと融合を
 新日本フィルハーモニー交響楽団と初演する。

8月19日(金) 第二夜 ~螺旋~
 坂東玉三郎演出 鼓童の舞台創造を展観できるコンサート

8月20日(土) 第三夜 ~飛翔~
 第一部 坂東玉三郎作曲の楽曲による鼓童の演奏会
 第二部 坂東玉三郎構成 
       BLUE TOKYO、DAZZLEとのコラボレーション

まだまだ先のことですが予定がでていました、サントリーホールだし 魅力的です。。
予定の抜粋は鼓童のページより引用しました。

2015年11月23日月曜日

石庭の夢

休日は朝寝坊ができるのでうれしい、たっぷり寝ると夢が見られるから。
そのままずっと夢を見続けていられるように・・ 目を閉じていた。

向こうは 和室にそって長くピカピカに磨かれた廊下がのびている、そちらには行かず、ホールで次の催しを待っていると 背後の暗い窓が急に明るくなり外の景色が目に飛び込んできた。

そこは奥行のある広い庭で 催しの主催者が設えた庭だそう、
石が敷き詰められただけの庭で 中央に横長の巨石が置かれている、
何の石だろう 黒味を帯びて 成形されてないように見えるけれど ほんとうは計算して緻密に造り上げられているのかもしれない、大きなおおきな岩だ。

庭は山のがれ場のように自然の石が敷き詰められている、これも緻密に計算された大きさの石なのだわ、じゃりのように丸い小さな石はなくて・・ 少なくともグラインダーで磨かれたような石はひとつもない。 こちらもあちらも黒と灰色のグラデーションの世界だけれど 光が満ちているのがわかる。

庭は向こうに行くにつれ下がっていて はるか向こうはアールのついた石垣のようになっている、そこに清水が湧きだして線をひいているのがみえる、あれ ここは 深山幽谷?と思いきや その向こうを人が歩いているのだから 街の中なのねと気付く。 窪地にはひとつふたつ柔らかそうな緑草が風になびいている。

隣の婦人は質問する、どうやってあの巨石を運び入れたのか、
ええ 私が運ばせました
この庭のデザインは
ええ 私が考えて 造らせました

私はただ眺めているだけ、 素敵な「石庭」だった。。

2015年11月20日金曜日

柳川の風景②2015.11.3

柳川はよいところです。
柳川どぜう鍋の看板は見かけませんでした、名物うなぎのせいろ蒸しは たれがまぶされたご飯に香ばしく焼いたうなぎと薄焼き玉子がのってあつあつに蒸されてきます、甘めのたれが美味しい。
掘割添いの海鼠(なまこ)壁と汲水場のある家
ハシビロコウのようにまったく動かないので
よくできたオブジェ!と思ったら本物のアオサギだった
それにしても逃げようとしない
河童がいても不思議じゃないところだわ

2015年11月18日水曜日

白秋生家@柳川2015.11.3

北原白秋の詩は水墨集の月光微韻が好き(ほかは読んでいない^^;)、あの感受性を育てたのがこの風土だったのねと柳河を訪ねて感慨深かったです。
図書館から北原白秋の詩集を借りてきて「思ひ出 抒情小曲集」を読んでいます、幼いころや思春期の柳河のようすが書かれています、
水路               北原白秋

ほうつほうつと蛍が飛ぶ………
しとやかな柳河の水路を、
定紋つけた古い提灯が、ぼんやりと、
その舟の芝居もどりの家族を眠らす。

ほうつほうつと蛍が飛ぶ………
あるかない月の夜に鳴く虫のこゑ、
向ひあつた白壁の薄あかりに、
何かしら燐のやうなおそれがむせぶ。

ほうつほうつと蛍が飛ぶ………
草のにほひする低い土橋を、
いくつか棹をかがめて通りすぎ、
ひそひそと話してる町の方へ。

ほうつほうつと蛍が飛ぶ………
とある家のひたひたと光る汲水場(くみづ)に
ほんのり立つた女の素肌
何を見てゐるのか、ふけた夜のこころに。
川下りの終点 沖端 造り酒屋を営んでいた白秋生家がある

白秋の勉強部屋

2015年11月17日火曜日

茨木(いばらき)@衛星劇場

今日16時から衛星劇場で坂東玉三郎さん出演の「茨木」(2004年/平成16年2月・歌舞伎座)が放送される。
録画予約したけれど 2016年1月歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」昼の部で玉三郎さんが「茨木」の伯母真柴 実は 茨木童子を演じられるのです、見てから観るか、観てから見るか・・・舞台が先!かな。

2015年11月16日月曜日

ボストリッジ出演@すみだトリフォニーホール

2016年1月15日(金) 19:15開演
2016年1月16日(土) 14:00開演
すみだトリフォニーホール

プログラム: ブリテン作曲 戦争レクイエム op.66 
指揮:ダニエル・ハーディング
ソプラノ:アルビナ・シャギムラトヴァ
テノール:イアン・ボストリッジ
バリトン:アウドゥン・イヴェルセン
合唱:栗友会合唱団
合唱指揮:栗山文昭
児童合唱:東京少年少女合唱隊
児童合唱指揮:長谷川久恵
公演の聞きどころ
 2015年、戦後70年を迎える。若くして戦争の犠牲になったウィルフレッド・オーウェンの詩を引用した、戦争を二度と繰り返さないようにと、平和主義のブリテンからの強いメッセージ。今、改めて平和への祈りを込めて―。
(新日本フィルハーモニー交響楽団の公演案内より引用しました。)

2015年11月15日日曜日

白秋祭@柳川2015.11.3

ふるさと柳川を生涯愛して止まなかった白秋の句なのね
 山門(やまと)は我(わ)が産土(うぶすな)
雲騰(あが)る南風(はえ)のまほら
飛ばまし、今一度(いまひとたび)
             (北原白秋 帰去来より)
提灯の先の小さな橋をくぐっていく
そこここにステージ(三味線・琴・吹奏楽等々)が設えてあった
ヤナギと灯籠飾り
左側に灯籠が並んで置かれている
柳川掘割の父?ともいうべき田中吉政の像

わぁ提灯のトンネル!ここもくぐる 夜はきれいだろうなぁ

2015年11月14日土曜日

柳川の風景①2015.11.3

坂東玉三郎特別舞踊公演(八千代座)は14時開演なので 午前中に柳川を訪れました。

ちょうど11月2日は北原白秋の命日でしたので 白秋祭が11月1日から3日まで行われていました、水上パレードは午後5時から賑やかに行われるようでしたが 午前中はまだ静かでどんこ舟で川下りをしながら美しい掘割の風景を楽しみました。

舟は可愛い提灯で飾られ掘割は提灯や灯籠が浮べられ またいくつものステージが設えてありました、きっと夜は水に明かりが映えてきれいなのだろうなぁ。
下船場は白秋の生家(造り酒屋)の近くの沖端で 約70分の川下りでした。 美しい掘割に感動し それを大切にし維持している人々に感銘をうけました。
お天気に恵まれてよかった
川下りどんこ舟の乗船場
祝白秋祭の垂れ幕
下船場から戻ってくる「返し舟」

2015年11月11日水曜日

勉強中@柳川掘割物語

11月3日に訪れた水の都柳川はとてもすばらしかったです、高度成長期にごみとヘドロで水が淀み埋立てられる計画も進んでいた掘割を浚渫し再生した住民の物語を勉強中です、朽ちかけていた山鹿の八千代座も人々の理解と協力で見事に再生しましたし、九州の人々の力強さに感動しています。

柳川掘割物語(DVD)
ジブリ 学術ライブラリー
宮崎駿製作
高畑勲監督

2015年11月9日月曜日

八千代座@2015.11.2

山鹿温泉に着いて菊池川そばの惣門から旧豊前街道を散策して八千代座へ行ったのですが、日曜と祝日に挟まれた月曜日の午後 玉三郎さんの公演を前にした昼下がりですが ほとんど人影がありません、平日で街のみなさんお仕事中ですよね。
先ず八千代座へ 坂東玉三郎さんの熨斗菱紋の提灯がさがっている
さくら湯を裏側より見る、旗がはためいています
公演後4時すぎの旧豊前街道
千代の園酒造(株)
資料センターだったろうか・・どこも人影がない
宿の掛け軸に びっくり・ぽん!
菊池川の夕闇

2015年11月6日金曜日

ついに八千代座に

2015.11.2∼11.4
熊本空港で車を借り 九州自動車道を通って山鹿まで1時間なので 想像していたよりずっと近いです、勝手に山鹿は山深いところ?と思っていたけれど 菊池川がゆったりと流れる 落ち着いたのどかなところでした。
八千代座の客席に入ったとたん舞台がすぐそこにあってちょっとびっくりしました、しかも平土間は一枡に5人ですが昔は8人だったとか・・正座が苦手な私はすぐに汗ばむのでした。
11月2日と3日の千穐楽を拝見しました、4日に静かな八千代座で係の人の楽しい説明を聞きながら見学したとき すでに坂東玉三郎さんの白地にのし菱の提灯は片づけられ あの素晴らしく華やかな賑やかな時間がすり抜けて遠くへいってしまっていて・・、はかない。
 八千代座の全貌はこちらの模型で、きっと燈籠師の作品でしょうか
千穐楽の翌日坂東玉三郎さんの白地にのし菱の提灯は片づけられ
八千代座の赤い提灯に代わっていました
  公演の時間割と
八千代座の紋(八つの「千」と「ヨ」で」八千代!)の入った揚幕
ここから「傾城」が登場した
 坂東玉三郎特別舞踊公演の奉納額と
11月3日の熊本日日新聞の記事

2015年11月5日木曜日

山鹿温泉

2015.11.2.∼11.4
とてもいいお湯です、うれしくて丑三つ時よりもっと真夜中にも入りました、が、ルンルンしたのは初めだけ、そのうち湯舟の影になっているほうが気になって 何か映っていたらこわいでしょ、こわくて大きなガラス窓にも目を向けられなくて ゆっくりお湯に浸かってる段じゃありません、ジッと温まってすぐにあがりましたとも。。
やはりのんびり昼の日射しを浴びながら入るのがいいわ。

2015年10月30日金曜日

北原白秋

北原白秋は柳川の生まれだそうです。
柳川は八千代座のある山鹿市から車で約1時間だそうです。
柳川のお堀の写真は 堀端にヤナギが植えられていてまるで蘇州の水郷のようです、舟に乗ってお堀めぐりができるらしい、そこに白秋の記念館があるのね・・ひかれるなぁ 

2015年10月27日火曜日

自主練memo③

3カゴ150球
時間が少なかったせいもあるけれどハイペースで打った。
思い出したコーチの言葉は

「ボールの横を真っすぐな面で打つように」
強い意識・集中がなかったかな、
体を早く開くとスライスになったし 遅いと左へ出た。

「楽に振りましょう」 振り子のようなスイング
ほんとうに これが出来ると力がなくても大きくきれいなラインでしっかり飛ぶ。
どうしたら精度をあげられるかが課題かな。
友の課題は「軌道が身体のお腹のすぐ横を通る」
コースでそれに気を付けたらすばらしい弾道だったそうです、私も気をつけよう。

2015年10月24日土曜日

まったくね。

時間の速さは過ごしてきた時間に反比例して速くなるんですって、
まったくね。
それで 遊んでばかりいると思われてしまうのだけれど まったくね。
体力が追い付かなくて、まったくね。
早く寝なくちゃ、と思っても まったくね、早く寝たためしはないの。
でも10月末から11月にかけて予定がギッシリ、そして年末までそのまま突っ走りそう、このまっしぐらなスピードについていけるかしら?!

香港郵政から2016年の切手の発行予定と申込のお手紙が届いた、何の用も足さない!(と非難される)他国の切手だけれど興味深く読んだわ。

2015年10月13日火曜日

自主練memo②

3カゴ150球

ボールが左へ出る
体の回転不足 と思い 腰のひねりをきっかけに体を回したら真っすぐ飛んでいった、自身で気付いて修正できたなんて嬉しい!

友から注意点
クラブはもっともっとお腹?腰?体のすぐそばを通るの、まだまだ離れているわよ
左手だけで振って 軌道を確認して
(友にはすごく上手いアドバイザーがついているので友からの注意は勉強になる)

手首の返し と 振り子のように振るのは まだまだつかめていないので
次回の課題

うーむ 心地よい疲労 何もしなくてよいなら ゆっくりお風呂に入ってストレッチかな、しかし やることはたくさんだから…

2015年10月7日水曜日

自主練memo①

久しぶりの自主練 3カゴ

タイミング
きっかけは腰かな タイミングがひとつずれるとスイングがバラバラになってしまう
グリップ
がっちり握りすぎ 手首を自由にしてあげないと

いいスイングの感触はあります、どうにか修正していつもベストショットがでるようにしたい。

先輩から
ボールが全部左へいく 体の向きが左に向いているからね
ティショットからアプローチまでコースをイメージして一打一打練習する方法もある
(練習場ではついがむしゃら病がでてしまう) 

2015年10月5日月曜日

手芸

針と糸で去年作ったラリエット かなり細かい作業で苦労したけれど 結局人にあげてしまった。。
友には
「あんなに大変だったもの 価値のわかる人にあげなくちゃダメよ」と言われたけれど たぶん分かってくれているよね。
いまさら返してとはいえないから また作るかな。 

2015年10月4日日曜日

琉球舞踊公演@横浜能楽堂

新垣悟さんの琉球舞踊のことが頭に浮かんでチェックしていたら なんと今月末に横浜能楽堂で 鳩間節 と 揚作田 を見ることができるではありませんか、急いでチケットをとって一安心です。
横浜能楽堂
2015年10月31日
14:00開演

琉球の美 技と技 
  首里織 宮平初子(人間国宝)
  紅型  玉那覇有公(人間国宝)
  舞踊  宮城能鳳(人間国宝)

雑 踊「鳩間節」  新垣 悟、田口 博章
雑 踊「加那よー」 山城亜矢乃
雑 踊「浜千鳥」  根路銘広美、嘉手苅幸代
雑 踊「本花風」  宮城 能鳳(首里織/宮平初子)
若衆踊「四季口説」 山城亜矢乃
古典女踊「稲まづん節」 根路銘広美、嘉手苅幸子
古典女踊「瓦屋節」 島袋 君子
二歳踊「揚作田」  新垣 悟、田口 博章
古典女踊「作田」  宮城 能鳳(紅型/玉那覇有公)
(以上 横浜能楽堂のHPより引用しました)
日程が詰まっていますがなんとか体調を整えて備えます。

2015年10月3日土曜日

坂東玉三郎さんの口跡@阿古屋

初日観劇して坂東玉三郎さんのすばらしい口跡を聞くことができて幸せでした、発声のはじめから聴き惚れました。

秩父庄司重忠に景清の行方を問はれて答える阿古屋
殿様。
四相をさとる御方とは 常常噂に聞いたれど、なんの仔細らしい 四相の五相の、
小袖に留める伽羅ぢやまでと 仇口に言ひ流せし が、今日の仰せに 我が折れた。
勤めの身の心を汲んで 忝い仰つしやりやう、
なんなん誓文で景清殿の行方、知つてさへゐるならば、
お心にほだされ ツイぽんと言ふてのけう が、
なにを言ふても知らぬが真実。それとても疑ひ 晴れずば ハテ いつまでも
岩永左衛門に脅されて答える阿古屋
オホホホホホ、
そんなこと怖がつて、苦界が片時 なろうかいな。
同じやうに座に並んで、殿様顔してござれども、いきかたは 雪と 墨。
重忠様の計ひとて 榛沢様の今日の詮議、
縄もかけず 責めもなく 六波羅の松蔭にて、ものひそやかに義理づくめ、さまざまと労はりて、サア 景清が行方は と問はれし時の その 苦し さ
秩父庄司重忠を演じる尾上菊之助さんの口跡もすばらしかったです。
オオその仔細 いふて聞かさん
曲り偽る心をもつて この曲をなせる時は、その音色 乱れ狂ふ
琴の形を堅に見れば、漲りおつる滝の水。
その水をくれる心の水責め、三絃の二上りに 気を釣り上る天秤責め、胡弓の弓のやがら責めと 品をかへ責むれども、
いつ かな乱るる音締めもなく、調子も 時の合の手の、
秘曲をつくす一節に彼れが誠はあらはれて、
知らぬ 事は知らぬに立つ。
調べを正して聞き取つたる詮議の落着。
この上にも不審あるや。
 (「ようこそ文楽へ」の床本集 壇浦兜軍記阿古屋琴責めの段より引用しました、歌舞伎のそれとは異なっていると思います)
 今月も何度も通いたい歌舞伎座です。

2015年10月2日金曜日

阿古屋初日@歌舞伎座2015


2015.10.1
つい何日か前 千穐楽の政岡に120%感動したばかりなのに 今日は阿古屋初日でまた120%感動して参りました、日を置かずに大役の芸を披露できる美しい玉三郎さんが すばらしい・・・! のひとこと。

この日の 阿古屋 決して忘れない
美しい邦楽演奏会
三味線の方々 浄瑠璃 長唄の方々
坂東玉三郎さんの琴、唄、三味線、胡弓
が歌舞伎座に響き渡ります

歌舞伎座はすばらしい劇場だと思いました。
いや あの大きすぎるかなと思える歌舞伎座が一人の役者の芸とともに迫ります、迫力!あります、なので忘れられないと。

2015年9月29日火曜日

坂東玉三郎さんの政岡@秀山祭九月大歌舞伎

秀山祭九月大歌舞伎夜の部の通し狂言 「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」 は切なくて悲しくて重いお話でした。

自然にそうであるかのような気品と教養を身に付けたスーパーキャリアウーマンの(現代のそれと違って謙虚に控える人格がすばらしい)乳母(めのと)政岡は一子千松ともどもお世継ぎ鶴千代のお傍でお世話をしています、お世継ぎ暗殺を狙う勢力のなかでの暮らしはさぞかしすさまじいストレスだったことでしょう。

信じるのは自らだけという境遇で毎日の食事を用意します、子供たちには心痛を見せず暖かく思いやりながらご飯を炊きます、茶道具でお茶の作法で炊く有名なまま炊きの場面は それは心情が表れて しかも流れるように自然な動作で すばらしい政岡! いや すばらしい坂東玉三郎さんの政岡!!です。
「・・・乳母がいま泣いたのはアリヤ飯の早う出来る呪(まじない)、何にも悲しいことはござりませぬ。コレモウ涙はない。ナ御覧じませ。ほヽヽヽ……。オヽ可笑しい〳〵。サア〳〵今の呪(まじない)でもう飯が出来ました。いつものように、にきにぎして上げましよ」
 しかしその後 毒殺を狙う勢力が揃うなか、千松が母政岡に言われたとおりに飛び出して鶴千代の代わりに毒菓子を食べて 大事な菓子を食べたふとどき者として政岡の眼の前で弄り殺されてしまいます。
一子千松の亡骸を前に坂東玉三郎さんの政岡が嘆く場面、すばらしかったです、ほんとうに悲しくて切ない場面です。
「思ひ回せばこのほどから歌ふた唄に『千松が七つ八つから金山へ、一年待てどもまだ見えぬ、二年待てどもまだ見へぬ』と唄の中なる千松は待つ甲斐あつて父母に顔をば見する事もあらう。同じ名のつく千松の其方は百年待つたとて千年万年待つたとて何の便りがあるろぞいの、三千世界に子を持つた親の心は皆一つ、子の可愛さに毒なもの食べなと云ふて呵るのに、毒と見へたら試みて死んでくれいと云ふ様な胴欲非道な母親が又と一人あるものか。武士の胤に生れたは果報か因果かいじらしや、死るを忠義と云ふ事は何時の世からの習はしぞ」
(「ようこそ文楽へ」の床本集 伽羅先代萩より引用しました)
これほどの苦悩と悲嘆を夜ごとにひと月のあいだ演じるのは 精神的に大変なのでは?と思います、でも友は言います、「仕事です」と。。
2015.9.2
2015.9.12
2015.9.26
観劇。

2015年9月28日月曜日

小さな電波望遠鏡@野辺山宇宙電波観測所2015.9.21

こちらには直径80㎝の電波ヘリオグラフという望遠鏡が連なって設置されていました、84台のアンテナをつないで太陽の画像をとっているのだそうです。
 80㎝の望遠鏡が84台も設置されている
広角レンズだと太陽もこんなふうに撮れるのですね
下にヘリオグラフ望遠鏡が小さく写っています
今回の縦長な四角の写真はすべてPascalさん撮影です、写真をありがとうございました。

2015年9月26日土曜日

45m電波望遠鏡@野辺山宇宙電波観測所

45m電波望遠鏡はミリ波観測では世界最大級のアンテナだそうです。
ほんとうにものすごく大きくて携帯カメラでは収まりません、Pascalさんの広角レンズカメラではきれいに収まっています、ふーむ。

同じ場所で撮ったのにレンズでこんなに写りが違うのですねぇ、ま 私のは単なるピンホールカメラだそうですが。

2015年9月25日金曜日

野辺山宇宙電波観測所2015.9.21

野辺山には宇宙観測所があると知っていたので一度見てみたいと思い 国立天文台野辺山宇宙電波観測所に寄りました、小さく見えていたパラボラアンテナですが近づくととても大きく 感動ものです。
 手前の6台のアンテナは直径10m
奥に小さく見えている上を向いたアンテナの直径は45m!
 … … … 交信中?ではなくて観測中
  












 アンテナを移動するためのレール

2015年9月24日木曜日

蕎麦@八ヶ岳2015.9.20

店の外まで出汁の良い香りがする
「本日休み」の板が置いてあるけど客はいます
要予約
店主おまかせの料理
真っ白な打ち立て更科蕎麦 初めて食べる味
どのお皿も手が掛かっています 美味!
運転がなければお酒を少し飲みたかったかな

2015年9月23日水曜日

高原ゴルフ@八ヶ岳2015.9.20

ホテル隣のコースでラウンド、高原なので紫外線が強い、自走式カートにバッグを積み込んでカート道を走る、去年のコースはフェアウェイも走れたけれど凸凹があってスピードに注意しないとバウンドして怖かったのです、今年のカート道は・・・やはりとっても怖い!運転に慣れていても急な下り斜面はまるでジェットコースターを降りる気分だし 左は親不知のような断崖に狭い道、おまけに柵は錆びている・・ブレーキとアクセルを踏み違えたらと思うと冷や汗ものでした。
昇りの急斜面では降りてカートを押しましたとも! まあ 面白かったです。ショートホールでパーを2つ、ボギーを2つ やはり高原のショットは飛びます。 来年は別のコースへ行ってみようかしら。
 八ヶ岳を向こうに打ち下ろし
 とてもきれいに刈られたコース
グリーンまわりのラフに草がない!助かります
今日の部屋はコースのすぐ脇
ティショットの音がする