2016年9月28日水曜日

いつの間にか満開@金木犀

 お彼岸を過ぎたのにすごく蒸し暑い
でもね金木犀がいつの間にか満開で良い匂い
2016.9.28
全くのところ何日ぶりの青空かしら
藤間会の帰りの青空
2016.9.27

2016年9月19日月曜日

特装版と普及版@宇野亜喜良+山本タカト挿絵版天守物語

来年2017年に泉鏡花の「天守物語」は初版発行から100周年をむかえるのだそうです、注文していた「宇野亜喜良+山本タカト挿絵版天守物語」という挿絵いっぱいの絵本ともいうべき本が 復刊ドットコムから届きました、私が注文したのは普及版のほう。

今になってその仕様を読んで特装版を申し込めばよかったかなと思いました。
どうしてかって 本は美しい函装で 宇野亜喜良さんがプロデュースした 天守物語‐「帰したくなくなった。 ‐」という名の香水が焚き込んであるらしいのです、謎めいた香りなんですって・・ 限定数の出版で既に在庫切れになっています。
本書特装版にはあえかな水あさぎ色に金箔をあしらった美しい函装を施しました。
そこはかとなく立ち昇る謎めいた香りは宇野亜喜良プロデュースの香水「天守物語-帰したくなくなった。-」
A5判、本文256頁(和英バイリンガル)、上製かがり丸背、しおり3本、カバー装、小口塗り、函装、図版:本画37葉、下絵46葉、「天守物語-帰したくなくなった。-」香り付

2016年9月16日金曜日

知らない道

方向はあっちなの
でも人気のない知らない道
みえない向こうはどうなってるのかしら
結局思うところにでたのだけれど 知らないは怖いわね

来る道 川で小学生のクラスが流れに入って生き物を採集していた
ひとりが 流れの急な深いほうへどんどん入っていく
こちらからだとよく見えるけど 川に入ってるとわからないのね
付添の大人が気付いて声をかけたからよかったけれど
見ていて怖かったわ

2016年9月15日木曜日

涼しい

涼しい
猫もおとなしくハンモックに落ち着いている
秋は 早くやってきたわね

2016年9月14日水曜日

中秋のおすそわけ

明日の夜 お天気はどうかしらね
お裾分けの月餅をいただきました
はたして月が入っているかしら

2016年9月12日月曜日

生誕60周年

香港のスター張國榮レスリーチャンが今日生誕60周年を迎えました。
時期的に何か発売になっているかなとショップを覗いたら 没後13年であるのに新曲!のCD!が発売になっていました、そろそろ香港から届くのですが 「新しい何か」に接するのに気後れする・・ どうしてかな 自分でもよく分からない、線の細い声だったらどうしよう、元気のない声だったら聴くのが嫌だしなどなど 没後発行されたCD「一切随風」も気後れして未だに封をきっていない。。

没後 香港で催された紀念イベントにお手伝いがてら参加したことがあるけれど、タイトなスケジュールのなか 真夜中の茶餐廳でミーティングしたとき 「顔色がみどりいろ!」といわれた・・疲れきってました、懐かしい一コマです。

2016年9月11日日曜日

なまいだ@小唄「酒と女」

お爺ちゃんが三味線に合わせて唄っている、近々小唄の会で披露するのだそう。
調子のいい唄で聴いててすごくおかしいの。
・・・ ちょっぴりつまんだあくえんいんねん
なまいだ
なまいだ
なまいだ
ぢごく ごくらくえ~ ずっと
ゆくのも ふたりづれ
・・
おまえのようなうつくしいおなごと ぢごくへ
ゆくならば えんまさんでも ぢぞさんでも
まだ
まだ
まだ まだ まだ
おに ころし~~ (歌詞から引用)
「なまいだ」「なまいだ」と「まだ ぁ まだ ぁ まだまだ」がひょうきんで面白くて 南無阿弥陀仏のことなのね。
それにこの唄と同じようなことが 実際ここ一年身近な人に起きていて こういったことって江戸の昔からあるのね と妙に身近に感じてしまう。
いやな話も これだけ明るく歌い飛ばせばいいのだわと 江戸っ子の洒脱さを見習おうと思いました。
友の三味線に合わせて唄うお爺ちゃんがとても楽しそう、親孝行なこと。

2016年9月10日土曜日

公園をサイクリング@名残の夏

 
2016.9.9. 広い公園をサイクリングしました、雨上がりでとても水蒸気が多く 木陰はひんやりして気持ちよかった、乗りやすそうと選んだ自転車はとても乗りにくいママチャリでした、膝が深く曲がって漕ぐのが大変でした。
自転車専用道の脇には萩が勢いよく咲いて・・ というか伸びていました、外国製のススキでしょうか、一群の小さなひまわりと咲いています、名残の夏です。

2016年9月7日水曜日

古本募金きしゃぽん

この12日に故レスリーチャンの誕生日がやってくる 生誕60周年 還暦の年ということでさまざまなイベントが催されるようです。
2003年にレスリーが自ら命を断ってから13年になります、没後数年間にため込んだ大量の資料をみなさんどうしていらっしゃるのでしょう、かねてからそれらを整理・処分しなくては・・と思っていたら 鼓童のコンサートのプログラムに「古本募金」鼓童Xきしゃぽんの記事をみつけました。

これからひとつひとつISBNのあるなしを確認して箱詰めするつもりです、しかしISBNのあるものは少ないのだろうなぁ 募金できるものはISBNがついた本、DVD、CDなど いったいどれだけ処分できるかしら 気持より強い意思が要るわね、友はさっさと処分して 私のところにもたくさん届いたのだわ。。

2016年9月1日木曜日

林英哲さんのお話@「国立劇場と日本の太鼓」

2016.8.23
国立劇場第60回伝統芸能サロン
「国立劇場と日本の太鼓」
講師 林英哲

真っ白なシャツにグレーのきちんとしたベスト 黒のパンツと暑い日でしたがモノクロの装いで涼し気に少年のように登場しました、あの力強い力こぶはどこにあるのだろうと思いました。

1979年に鬼太鼓座座員として 国立劇場「日本の太鼓(太鼓と祭囃子)」の舞台で演奏してからこれまで 国立劇場の節目節目に演奏してこられ、近くでは千響3部作「空海千響」「大地千響」「人智千響」を演奏し大評判になったそうです、そして 今月24日25日には開場50周年記念特別企画として「日本の太鼓」公演が行われ そのなかでソロで舞台に立つそうです。
9月24日
鶴の寿  藤舎呂英連中
八丈太鼓  八丈太鼓の会
尾張新次郎太鼓  尾張新次郎太鼓保存会
石見神楽 大蛇  谷住郷神楽社中
千年の寡黙  林英哲ソロ
七星  林英哲・英哲風雲の会

9月25日
鶴の寿  藤舎呂英連中
佐原囃子  あらく囃子連
気仙町けんか七夕太鼓   気仙町けんか七夕保存会
沖縄エイサー  琉球國祭り太鼓
千年の寡黙  林英哲ソロ
七星  林英哲・英哲風雲の会
八丈島の太鼓 尾張の太鼓 石見神楽 佐原の囃子 気仙町の太鼓 沖縄エイサー など どれも初めて耳にするものばかりで 土地土地を訪ねなくても聴けるので チケットを購入しました、楽しみです。

お話は古い鬼太鼓座の公演のVTRや 山口小夜子さんをゲストに迎えた舞台の映像など これまでの舞台のハイライトを見せていただきながら説明を聞きました。とても興味深く面白かったです。

民俗芸能 郷土芸能として土地土地に伝えられてきた太鼓芸能を学び組み立てなおして今日の太鼓芸能となっていることなど 秩父の屋台囃子を例にとってよくわかるようにお話してくださいました。
もともとは集団で揃って打つ形態ではなかったこと、原型は土地に伝わるリズム しかし演奏は打ち手の即興、打ち手の個性であること、それを教わり譜面に起こし曲にしていったのが林英哲さんであったこと また 舞台用にショーアップしたのが 鬼太鼓座を率いたかの主宰者で 舞台上での衣裳(褌)や打つスタイルはすべて新しく創られたものだということ、とくに当時の鬼太鼓座は「伝統芸能」というよりは70年代の「革新」「反体制」が原点にあったのだということをお話を聞くまで知りませんでした。

望んで来た道ではないと仰る英哲さんですが これまで謙虚に続けてこられ 熱いファンに喜びを与えつづけていること自体「天才」なのだわと思いました。