2012年6月25日月曜日

六波羅蜜寺と空也上人

六波羅蜜寺山主と玉三郎さんのトークショーの前に 六波羅蜜寺に行き 阿古屋塚を拝見しました。

清盛像にも興味があったのですが、空也上人立像を見たとたん惹きつけられてしまいました、鎌倉時代の作だそうですが 「南無阿弥陀仏」の言葉が6体の像となって空也の口から出ています。 

恍惚ともいえる表情の空也、狂信の人として今だったら遠ざけるかもしれないけれど、平安時代 生まれが良いのに 民衆を救うために尽くしたこととか 踊り念仏がその後 出雲の阿国につながっていったことなど トークショーで聞きますます忘れられなくなりました。
空也がすごいのか 仏師(運慶の四男康勝だそうです)がすごいのか それほど大きくない像にしばし見入ってしまいました。

六波羅蜜寺 2012.6.12
案内板にある空也上人立像の写真
南座向かいにある出雲阿国像

2012年6月23日土曜日

家族写真と観音菩薩

南座玉三郎“美”の世界展に 玉三郎さんのご幼少のころの写真が展示されていました。
「生家での家族写真。1歳半のころ」
狩野芳崖の「悲母観音」の掛け軸 と 観音様の仏画がみえます

京都賞受賞会場にも 写真が展示されていたのですが その中に 生後まもなくの玉三郎さんがお父様に抱かれている家族写真がありました。
「父に抱かれる赤ん坊の頃の玉三郎丈 ご家族と 1950年」
お父様の大きな手にちょこんとのってる玉三郎さんのもみじのような手が印象的です、座卓には立派な観音像がおかれています。

玉三郎さんを中心にしたご家族の写真に 喜びと祝福が溢れています、どちらの写真にも観音様がいらして 慈しみがご家族を包んでいます、愛情が溢れていてとても心にのこる写真でした。

2012年6月22日金曜日

スカイツリーから歌舞伎座ビルを捜す


2012年6月14日 スカイツリーに上りました、上の展望台から見る景色は 川の水面が光って川筋がよくわかって面白かったわ、どちらの方角が木挽町なのかわからないので 適当に写真を撮り 後から クレーンがある建築中のビルを探したわ、大江戸博物館のずっと先の白いビル、青い上部にクレーンがのってるし たぶん歌舞伎座のビルと思う。

2012.6.14 スカイツリー
国技館の左 大江戸博物館のずっと先に・・
拡大して右 円で囲んだビルは 歌舞伎座ビル?

2012年6月21日木曜日

完熟小梅のジャム

5瓶 できました、
すでに1瓶食べてしまいました。
続けて台風5号が来ているので今年はこれまででしょう。

2012年6月20日水曜日

ふたたび阿古屋観劇

台風4号の行方で半ば諦めていた京都行きでしたが 未明に抜けてくれたので日帰りで「阿古屋」「傾城」を観に行きました、新幹線の乗車時間は往復4時間! しかも山の手線並みのダイヤなんですね、恩恵です。。 しかし 京都市内は移動し難いですねぇ 一駅二駅でも構内では乗り換えできないし、歩くには距離が・・ バスはどうかしら。

岩永左衛門さんはまばたきしていませんでした、目は大丈夫なのでしょうか。。
榛沢六郎さんは美しいです、 
阿古屋さんはそれはそれは才色兼備な演奏家でございます。

京都文化博物館へも寄りました、絵巻物の鮮やかなこと、「かな」が美しかったこと、平家納経などもすばらしかったです。

三十三間堂の千体の千手観音像も拝観し、少し欲張りすぎました。

2012年6月18日月曜日

2番花と完熟小梅ジャム

2番花が咲き始めた。
ミセス オークリー 、白い匂いのよい藤や 黒バラですばらしい香りのパパメイアンも ぞくぞく2番花を咲かせて楽しませてくれる。
梅の古木は小梅が熟して落ちるので 集めてジャムにしたわ、毎日少しずつ落ちるので集めて 今は2瓶できたところ、3瓶目を作らなくちゃ・・ まだまだ 落ちるわ、今年は落ちなくなるまで拾うつもり。


Mrs. Oakley Fisherの2番花 と 完熟小梅ジャム

2012年6月16日土曜日

胡弓の音色@玉三郎さん南座阿古屋

すばらしいコンサートでした・・

なんという音色だったのでしょう!

『馥郁』 という言葉がぴったり

玉三郎さんが奏でる胡弓の音色、 

その香気はわたしの胸をいっぱいにしたわ

2012.6.11

2012年6月15日金曜日

平知盛の霊のお写真

「船辨慶」平知盛の霊のお写真@南座 玉三郎“美”の世界展

平安神宮で観た知盛の霊が忘れられない・・

2012年6月13日水曜日

再び京都往復

2012年6月11日「壇浦兜軍記 阿古屋」「傾城」観劇と 12日の 玉三郎さんと六波羅密寺川崎純性山主とのアフタートークショーを聞きに京都へ行きました、もう何回京都へ通ったことかしら、これからも 通いますとも。

また企画のお知らせにあったように 先月と今月のチケットを持参したので 特製「玉三郎“美”の世界展」のポストカード(非売品)を手にできたわ、非売品というだけで手に入れたくなってしまうのよね。

ポストカードは3枚一組で 「揚巻」と まだ観たことがない「貴妃酔酒」楊貴妃 それに 大好きな 「平知盛の霊(船辨慶)」のカードで、同時に開催されている「玉三郎“美”の世界展」で ポストカードの演目の衣装をこの目で間近に見ることができたのも とてもよかったわ。
「玉三郎“美”の世界展」から船辨慶の平知盛の霊と「貴妃酔酒」楊貴妃の衣装の写真を、



「貴妃酔酒」楊貴妃はぜひぜひ 観たい。。

2012年6月8日金曜日

カラマツから樹液の雨が・・

2012.6.3
さぁ 帰宅しなければと 車をとりに行くと 一面に細かい雨粒があって 雨が降ったのねと指で払ってみれば 落ちるどころか透明なそれらはもう硬く固まっていて!!  一瞬 蒼ざめた、

少しでも木陰がいいかしらとカラマツのそばに駐車したのがまずかったの?

フロントに戻って聞いてみれば この時期カラマツから樹液が降るとか、幸いウォッシャー液を出してワイパーを回したらきれいにとれたのでほっとしたけれど、帰宅後 早速洗車したわ。
マツヤニ臭はなかったから舐めたら甘かったかも??

ここにくるまを止めよう 
翌朝 車上一面に透明な滴が・・
真上にあったカラマツの雌株
あなたが犯人ね 水できれいに落ちるので無問題なのよ

2012年6月7日木曜日

森の外灯

2012.6.2
林英哲さんのソロコンサートが終わり 暗い森のなかを音楽堂からロッジまで帰るのですが 道路わきの明るすぎないすてきな外灯が印象的です。

まるで 「千と千尋の神隠し」で千尋が銭婆の家を訪ねていくとき 沼の底駅から家まで案内してくれる外灯のようなの。

八ヶ岳高原ロッジ
明るすぎない温かい光がとても良い

2012年6月5日火曜日

林英哲「光の道」@八ヶ岳2012.6.2 の写真

林英哲ソロパフォーマンス~光の道~  会場は標高1500mの八ヶ岳高原音楽堂です、演奏中 鶯や他の小鳥がずっと一緒にさえずっていました。

音楽堂から下ってきた道の風景
太鼓に共鳴していたに違いない八ヶ岳高原音楽堂
音楽堂の天窓を中から見る
林英哲氏の仕事道具
大太鼓の左右にもたくさんの楽器がある
打楽器2種
右の黒い丸い楽器は大活躍
舞台へは 外から森じゅうの気を団扇太鼓に集め 歌いながら登場してきました、
そして演奏が終わると 黒い丸い楽器を奏で 歌いながら
外の森へ退場して行きました。

2012年6月3日日曜日

林英哲「光の道」@八ヶ岳2012.6.2

林英哲 ソロパフォーマンス ~光の道~
2012年6月2日(土) 5:40pm開演
会場:八ヶ岳高原音楽堂
プログラム
「光の道」
1. 光の砂
2. 光の道
3. 光の樹
4. 光の雲
5. 嵐が丘
“砂漠のなかのオアシス”の逆 “深い森のなかのちいさな光のあたっている砂漠”
ダンテ「神曲」
逆説の10ヵ条

林英哲さんが詩をうたい打ちながら創られていく「光の道」の世界、この光景を細部にわたって覚えていたい 英哲さんが吟じる言葉を覚えていたいと思いながら 一晩すごしたら なんと悲しいこと、、
メモと鉛筆をもっていくべきだったわ。

イメージは オランダのデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園内にあるクレラー・ミュラー美術館を訪ねたときのサバンナの風景の印象が影響したそうです、都市の近く?森の近くにある砂漠? どんな景色なのかしら、美術館を調べるとゴッホのコレクションがすばらしいのだそう、ゴッホの絵は見ているとあまりの孤独に悲しくなるけれど 荒涼とした景色のなかに置かれてこそふさわしいのかもしれない。