2014年2月26日水曜日

浮世絵もの

今日のお買いもの
絵葉書
 ぽち袋 
(白象じゃないけれど時雨西行の江口を思い出した)

2014年2月25日火曜日

室内の早春

大雪で落ちた梅の枝を水にさしたら
たくさんのかわいい白梅の花が咲いて
清しい香りが漂う
冬の空気を破る凛と冴えた匂いというべきかしら
なかなかにつよいのよ

2014年2月24日月曜日

ミヒャエル・ゲース

2014.2.20 トッパンホールにシューベルトの歌曲を聴きにいきました、イアン・ボストリッジの歌曲を聴いているのでクリストフ・プレガルディエンという人が歌うとどういうふうなのかちょっと聴いてみたかったの。
ボストリッジとは声の質が違うのでおのずと表現される世界も違うように感じたわ。

しかしプログラムの歌詞対訳を読んで シューベルトが過ごした31年間はどういう環境だったのかしらと思いやったわ、作詞はゲーテやハイネ他によるもので 詩には豊かな自然がいっぱい、山に森 夜の闇と星と月 風と鳥 谷と霧 海と汐の満ち干き 春と花 狩人と獲物 川と舟などなどに心模様をきれいな旋律にのせている、「水車小屋の娘」にしても伴奏は流れる水の音が多いし、1800年初頭 実生活は甘い自然に満ち満ちていたの? もはや現在のコンクリートジャングルからは想像できない。

以前プレガルディエンとミヒャエル・ゲース(ピアノ)の「冬の旅」を聴いているマーガレットから「ゲースのピアノはすばらしい」と教えられていたので ピアノに注目しました、選曲された構成曲やアンコール曲をとおして ゲースならではのユニークなテンポと自由自在なテクニックがシューベルトの魂を表現していたと思う、思いのほかいい音楽会でした。

Michael Gees, piano
8才でスタインウェイ・コンクールに最年少で優勝
16才 すべてを投げ出して放浪
19才 20分の即興演奏でハノーファー?に合格
ジャズや作曲も手がける
プレガルディエンとは長年にわたり共演、世界の有名ホールでリサイタルを行っている
’09よりケルン音楽大学で即興演奏の指導も行っている
(トッパンホール 歌曲の森 第12篇のプログラムから抜粋して引用しました)

早速  Michael Gees のCDを探して注文した、盤名は「ImproviSatie」と「Beyond Schumann」 サティとシューマンをゲースが解釈し表現した世界らしい、ゲースのピアノを早く聴いてみたい。

2014年2月23日日曜日

梅の香り

花ざかりだったのに残念なことに大雪で梅の古木の大きな枝が二本も折れて落ちてしまった。
 
部屋に持ってきた枝から白梅のよい香りが漂う、春の香り、よい匂いよ。

2014年2月21日金曜日

ノックアウト@二人藤娘

大阪松竹座の坂東玉三郎初春特別舞踊公演の「二人藤娘」ですが 出だしでノックアウトされました。。

照明が落されて真っ暗闇になります、そのなかで目を凝らします、すっぽんからと教えられて注目しました、まったく音もなく 藤の房が暗闇にぼうと幽かに光っています、もうそこに藤娘がいる?! と分かったとき まだ舞踊がはじまっていないのにすでにノックアウトされてしまいました。。

真っ暗闇であらぬ方向をみていては仄かに光る藤娘を見損じるかな、観られてよかった。
闇がいいのです、闇から音もなく藤の精が現れる・・ すばらしい。
そして 花道そばの席で藤の房で洗われる感覚もまた忘れられません(うっとり)、楽しい初春公演だったなぁ。

2014年2月20日木曜日

ヤナギの芽吹き

大好きなヤナギのそばをひと月ぶりに通りました、すっかり落葉していた樹が遠目にうすく色づいて見えます、隣のケヤキとは明らかにちがうようす、ヤナギはこんなに早く芽吹くのかしら、そばに行って確かめたかったけれど帰りを急いでいたのでそのまま通り過ぎたわ。 今度は来月 でも 歌舞伎座観劇の日と重なるので 目にするのは再来月かな、きっと青々しているのだろうなぁ。

2014年2月18日火曜日

星新一の本

時間ができたので ショートショートで読みやすいし楽しい話が多いから星新一を読みたいけれど 多作でしょう 何から読もう・・ 洒落た話が多いと思う、どんな人だったのだろう。

2014年2月16日日曜日

おかめ鋤簾(じょれん)

今日も雪かきです、厚くつもった雪の上部はスコップでとれますが 踏まれたところはとくに雪が固くなっていて おかめ鋤簾(じょれん)で崩しました、「おかめ鋤簾」て言葉 はじめて知ったわ。
最初 使い方がわからなくて力任せに引いたら柄が抜けてしまって・・てこの原理でちょっと向こうへ倒せば易々だったのにね、難儀な雪かきなこと。 
また雪の予報がでているわ。。 

2014年2月15日土曜日

坂東玉三郎さんの松風(&在原行平)

お正月があけて大阪松竹座へ坂東玉三郎初春特別舞踊公演を観に行ったのはかれこれひと月半も前のことなのね、いまでも松竹座の初春公演が忘れられないでいます、特に「村松風二人汐汲」が印象的で大好きです。

「汐汲」は初めてです、幸いにもイヤホンガイドをしてみたので舞踊ながら奥深い空間を感じて いったいいくつの空間がこの松竹座に出現しているの?ととても面白かったのです。

そこは須磨の浜辺でしょう、
微妙な輝きの月がでていてね ここでひとつ
美しい姉妹がでてくるけれど ほんとうは幽霊なの
ここでふたつ
そして二人は昔語りを始めるわ
しばらくすると玉三郎さん(松風)は在原行平が形見においていった狩衣と烏帽子をつけて踊ります、それはそれは高貴ですばらしい。
姉妹はたのしい時を懐かしんだり 行平との悲しい別れなど舞踊で語ってくれます。
かなり写実的?いない行平さんをはさんで美しい姉の松風と妹の村雨のからみともいえるような、う~む、きわどさもあったかしら・・
もうね、玉三郎さんと七之助さんは男性だけれど美しい女人のお役で、でも 途中で 玉三郎さんは軽々と高貴な在原行平にもなったり また 松風に戻ったりと すばらしい!

ここまででいくつ時空を超えたかしら、箱をあけるとまた箱があるように いくつも世界が広がるような、でも 現実的にみれば月がでて波が打ち寄せる須磨の浜辺でしょう・・ 謡曲「松風」のすばらしさを感じたわ、玉三郎さんの舞台は印象的で忘れられないものがたくさんあるけれど この「村松風二人汐汲」もとても心にのこる舞台でした。

2014年2月14日金曜日

あとかくしの雪

今日の雪はまったくのところ木下順二の民話「あとかくしの雪」のようで、雪かきをしてもしても厚い布団を敷いたように隠れてしまうので どうしても必要なところをその時間だけ雪かきをしたわ。
おかげでずいぶん昔に読んだ物語を思い出すことができた、なつかしい「あとかくしの雪」を。

スイーツ・チョコの日?

 
2014.2.14
いつからこんな日ができたのかしら・・ちょっと気恥ずかしい、集まる甘いものを一粒づつコーヒーと味わうのも雪にふりこめられる今日にふさわしいのかも。雪かきのご褒美ね。

2014年2月10日月曜日

ピンクの花束

 2014.2.10
ピンクのネコヤナギがすばらしくかわいい
写真よりも銀色に光ってるの

2014年2月9日日曜日

凍るまえに

ほんとうに大雪でしたねぇ、昨日今日と雪かきをしたらもう腕に力が入らなくなりました。 明日朝には溶けたところが凍ってたいへんになるから まだ雪がやわらかくてフカフカなうちに終わらせたわ。
手伝ってくださった方にはほんとうに感謝です。
(かんしゃ・かんげき・梨汁ぷしゃ~!です。 ふなっしーのことマーガレットにきいてみたら 私は初めのころから知っていたわ ですって、だから好きよ、マーガレット!)

2014年2月7日金曜日

歯医者さん

歯医者さんの椅子に座るといつもその場で卒倒していたいとおもう。
こんなに晴れて穏やかな日なのに今晩から大雪になるらしい、明日は雪かきしなくちゃ。

2014年2月6日木曜日

初雪

一昨日になるのかな、午後 雪が降りました、3x4cmくらいの平たい大きな雪がどんどん落ちてきて眺めている分には面白かったわ、寝ていたネコが急に雪に気付き とたんに眼光が鋭くなって空を見つめ 後ろ立ちして前足をガラスにつけ一片ひとひら凝視してるのがとてもかわいい、好奇心旺盛なネコだこと。。
翌日開きかけたバラの花びらに降った雪が透明な氷になっていたので落してあげたわ。
雪かきをすることもない初雪でした。

2014年2月3日月曜日

パリの灯

坂東玉三郎さんの公式ページにパリの夜景の写真がUPされている、豊かな水量のセーヌ川にシテ島の先も洗われているのようす、シテ島の先端にはヤナギがあるのね、夜だから?光る波模様がすてき、アンヴァリッドの教会もライトアップされて美しい、なによりも ライトアップされたエッフェル塔から 灯台の明かりのような光線がさしていて ほんとうに美しい。

2013年2月にシャトレ座で行われた玉三郎さんの「牡丹亭」を観にパリに数日滞在したのだけれど、夜景も美しいとわかっていたのに 日暮れ近くになると猛烈な疲れを感じて毎日お昼寝タイムをとって夜の牡丹亭に備えていたのでついぞ夜景は観なかったのよね、今 観れて嬉しい。。 
エッフェル塔が美しいなぁ
パリの灯ね
セーヌ川の水量が好き、滔々とどうどうと流れていたわ、豊かな水量で流れるセーヌ川ごしのシャトレ座の写真が思い出深くてお気に入りの一枚なの。
2013.2.18