2014年12月28日日曜日

舞台写真@十二月大歌舞伎

十二月大歌舞伎で坂東玉三郎さんが演じたお役の舞台写真を購入しました。
「幻武蔵」から淀君の霊の写真を2枚
「二人椀久」から松山太夫の写真を2枚
「雷神不動北山櫻」から雲の絶間姫の写真を3枚
いちばんのお気に入りは雲の絶間姫が花道の下がり際見得?をきるところ、ほんとうにかっこ好いの。

2014年12月24日水曜日

明日あさっては絶間姫をききにいく

「雲の絶間姫」・・なんというネーミングかしら、感心してしまう、イヤホンガイドでは「今でいう女スパイ」のようなと説明があったと思う、美しいお姫様のスパイなの、すごく面白かったわ。

明日あさってと坂東玉三郎さんの雲の絶間姫をききにいく、花道の出から小さな鐘を鳴らしながら登場するわ、20日に初めてみて心奪われちゃって・・追加でチケットを購入したけれど いろいろあって行けなくなりそうになって気が気じゃなかったわ やっと絶間姫に会いに行けることになってね、嬉しい、あの鈴のような声を再び聴けるかと思うとほんとうにうれしい。。

2014年12月22日月曜日

読売家庭版2015 1月

机の上に・・えっ どうみても玉三郎さん? 
小さく "Bando Tamasaburo" とありました。 年末年始に向かって忙しいなか華やかで明るい気持ちになりました!
イラストレーター 南暁子さんによる
Cover Story
Style Collection
「この人をスタイリング⑬坂東玉三郎」

2014年12月19日金曜日

注意!してね@今日のワンポイント

ボール周辺のヘッドの通り道を意識して、できればみえるように。
お刺身を切るような軌道(右上から左下)⇒右へカーブ
ボールを押してる軌道(右下から左上)⇒左へカーブ
直角にすすむ軌道

脇がガラ空き
右脇をしめて
左ひじは下向き

振りはじめは自然落下で
腕や手からたたきつけない

左へ振り切って
しかしあたる面は直角に

最初にボールへ構える時点で
左足先が少し前へでる
⇒腰は右向き、肩はスクエア⇒だから振り抜けない
数センチ・ミリにも気を配ってね

ボールの頭を叩くのは
ボール手前が最下点になっているため
(たぶん中心軸がずれる?から)
⇒ボールを打ち抜いて最下点がくるように
以上byコーチ

集中力不足な私の注意点は毎回おなじ・・あとは地道な練習のみなのよね

2014年12月13日土曜日

人情味@元朗・香港

これはレスリー(レスリーチャン張國榮)でしょうか?
他の写真をみるとアニタ(アニタムイ梅艶芳)がいるから「ルージュ」からのイラストのよう、きっとこのお店にはたくさんのファンが訪れるわね。
 
(写真は人情味ティールーム・カフェのFacebookより引用しました。)

2014年12月12日金曜日

「籟(らい)」をしらべてみた

籟 
ライ 
ふえ・ひびき
笙の笛のような竹管の楽器
〔荘子 斉物論〕に
「地籟は則ち衆竅(しゅうけう)(風が地の凹処にあたって吹き起こす音)是れのみ。人籟は則ち比竹(竹管の楽器)是れのみ。敢て天籟を問ふ」
とみえる。
自然の吹き起こす音をもいい、松風をその音にたとえて松籟(しょうらい)という。
字統 白川静著 より
「敢て天籟を問ふ」か・・・
きいてみたい天のひびき
きいたとたんに聴力を失うかも

2014年12月11日木曜日

「モノ・プリズム」2014.12.10

早稲田大学交響楽団 冬季演奏会
2014年12月10日
新宿文化センター大ホール

石井眞木(1936-2003)作曲の 日本太鼓とオーケストラのための「モノ・プリズム」 を聴きにでかけました、「モノ・プリズム」の初演は1976年7月25日アメリカで小澤征爾さんの指揮によりボストン交響楽団と林英哲さん・鬼太鼓座メンバーによる和太鼓で演奏されたそうです。
以前 世田谷パブリックシアターで林英哲さんが演奏する石井眞木作曲の「モノクローム」をきいてショックを受けたことがあって それ以来機会があればぜひ「モノ・プリズム」を聴きたいと思っていました。
寺岡清高指揮、早稲田大学交響楽団オーケストラ総勢96名、林英哲さんと英哲風雲の会の方6名の構成でした。

プログラムに石井眞木自身の言葉による 「モノ・プリズム」の解説が載っていたので引用します。
 第Ⅰ部 「序」(1975/Op.26)の冒頭の弱音は、全体のオーケストラ音響を象徴し、アジアに伝わる響き、リズムを誘導する。響きの層の起伏は、連続と非連続の内に日本太鼓の登場を暗示する。
 第Ⅱ部  「モノ・プリズム」の日本太鼓の最弱音は、東洋の太鼓伝統への挑戦を象徴している。
可聴限界の囁きの展開から何が生じるのか。東洋の太鼓伝統には弱音―囁き、幽けき音たちは存在していなかった。太鼓は祭礼の中心で、強烈な響きと律動で天地をざわめかせ、霊を目覚めさせてきたのだ。太鼓を極限まで打ちつづける時、太鼓の響きー「人籟(じんらい)」は、自然界の響きー「地籟(ちらい)」へ変換する。最強音の連打に<時>は静止し、新しい響きが生じる。太鼓の<凝固するとき>、<堆積する響き>、それをオーケストラ音塊が断ち切ろうとする…。<人>の行為による西洋の響きが、風が樹木に触れる響き、火焔が燃え立つ響き、<大自然の鼓動>と一体となる。
 この曲のタイトルは日本太鼓の単色―モノクローム、オーケストラのプリズムの合成語である。太鼓群は、確定的リズム(単純性)から不確定的リズム(複雑性)へ、あるいはその逆方向へ移行しながら、<螺旋状>に進行―旋回する。またオーケストラは、この太鼓群の動きに異質な音響的、時間的要素をプリズムのように放射していく。
とても興味深く緊張して聴きました、オーケストラの響きが消えてしまうほど日本太鼓の響きは強烈です、パリオペラ座で聴いた石井眞木の「輝夜姫」を三つくらい合わせたような大迫力でした。
「可聴限界の囁き」の太鼓の音は日本の太鼓伝統への挑戦だったのね・・「地籟(ちらい)」は大自然の音なのね、響きが堆積したり凝固したり、それが襲ってくることだってたしかにあるわ、そうすると鳥肌がたつのよ。

2015年2月から3月にかけてヨーロッパツアー(ドイツ・フランス)が予定されているそうです、出発前2月12日にはサントリーホールで演奏会が行われます、もう一度聴きにいこうかな。

2014年12月9日火曜日

町並み地区@出雲2014.11.13

自転車で銀山を下ってきました、町並み地区は昔石見銀山の政治経済の中心地だったところだそうです、武家や商家、社寺仏閣など様々な建物があるのだそうですが、のろのろと自転車で下りつつ眺めました、一軒のお菓子やさんで抗夫たちが仕事をしながら食べていたというクッキーのようなものと大豆の入った黒糖飴を買いました。 素朴な味で美味しかったです。
陽があたってきれいだったので撮りました

2014年12月8日月曜日

石見守のお墓へ@出雲2014.11.13

2014.11.13
石見銀山や佐渡の金山を取り仕切ったたいへんな実務家大久保長安のお墓に行きました、今年の豪雪で大木が倒れ墓の一部に被害が出ていました、そばまでいって手を合わせました。
大久保長安は病没と聞いていますが 彼の死後政治的な力?によって係累は切腹、本人も墓から掘り出されて首をはねられ その首は晒されたとガイドさんが説明していました、いったい何があったのでしょう。
 大久保石見守墓へ50mの標識
今年の豪雪で大木が倒れ被害がでている石見守の墓
 
 大久保長安の墓

2014年12月6日土曜日

このごろ(歌舞伎とゴルフ哲学)

チクチクと気晴らしの針仕事してたらこんな時間になってしまった、十二月大歌舞伎昼の部の初日にも出かけたし 仕事もしたし 面倒もみたし レッスンにも通ったし・・
 
玉三郎さんの淀君の霊にすっかり心惹かれました、淀君の霊だけで一演目みたいです。
玉三郎さんの松山太夫の美しいこと、可愛いこと またひとつ忘れられない舞台が増えました、早く舞台写真がでないかな。

ゴルフはねぇ(凹んでいる) いくら注意されても治らない劣等生なので 匙を投げられた・・ 精神から直さねばならないみたい、たとえば「あてようとすればあたらない」「ボールは存在しないかのように」「謙虚に」「穏やかに」など 今やコーチの指導は禅問答をこえて哲学の域にまで達している??

わたしはどんなスイングをしてるんだろう、ムービーをとってもらおうかな、きっと「傲慢で」(謙虚の反対語ね) 「激しい」(穏やかの反対語)「あてようあてようとがんばって」「ボールを睨みつけてる」スイングなのね、あてたくなければあたる?
直近のレッスンなんかマンツーマンどころかもうひとかたコーチがみえていて お二人から指導を受けたのでした・・! 「鬼を打ちはらうように振っている」らしいんです・・ わたしはひっそり打ってるつもりなんだけれど いったいどんなパワフルなスイングなんだろう、ああいやだ。

2014年12月1日月曜日

十二月

ここ一週間くらい気力が抜けている
今日 玉三郎さんの公式ホームページの写真をみて少しアドレナリンがでたわ
どこの景色かな 
先月も先々月も素敵なベネチアの写真だった
やはりベネチアかな
青がきれいな夕闇のなかにも人々の足音が聞こえてくるような温かい写真

去年パリに牡丹亭を観にいったとき夜シャトレ劇場前の写真を撮ったわ、寒くて暗夜なのにたくさん人々がいてすきな写真かな
 2013.2.14 パリシャトレ劇場前

注意点3つ@今日のワンポイント

●(体重が左へはやく移らないようにドリル)右足かかとを地面につけたまま振ってみましょう
●9時3時でグリップエンドが指す位置 ⇒ ターゲットラインの内側10センチあたりを指すように気をつけてみましょう
●アームローテーション
しっかり左手を反していきましょう 左手だけですよ 右手は添えているだけ(?)

レッスンで極意を教わっているのに身に付ける練習をしていないなぁ
注意点も書き溜めたものがたくさん・・
まとめ直して来年ゆっくり 時間と体力をみながら慢慢と練習しよう

2014年11月30日日曜日

龍源寺間歩@石見銀山2014.11.13

電動自転車で中国自然歩道銀山街道の一番奥まで行くと龍源寺間歩(まぶ)があります、照明がつき整備された坑道をガイドさんのお話をききながら通り抜けました、坑道はとても小さく 背の高い方は頭のてっぺんを擦りむいてしまうくらいでした。

ガイドさんのお話によれば 油に芯をさし明かりをとるので坑道は煙でいっぱいなうえに岩を砕く粉塵もあり、お給金はよかったそうですが 30歳になるとお赤飯を炊いてお祝いするほど若くして亡くなる人が多かったそうです。

外にひと塊の石があって さてこの石のどこに銀があるのでしょう と問題が・・細い黒い筋に銀があるのだそうで、比重を利用して精錬し・・ と説明がつづきました。
 龍源寺間歩入口
 間歩(坑道)
 清水谷精錬所跡(時代は少し新しい?)

2014年11月25日火曜日

石見銀山@出雲2014.11.13

今回の旅行の主催者は山梨の猿楽師の家に生まれ徳川幕府の老中にまでなった実務家大久保長安が開発した佐渡の金山か石見の銀山を訪ねたかったようです。平成の大遷宮を終えた出雲大社の参拝や蟹が解禁されたので出雲にしたのかな。
世界遺産に指定されてから 車が鉱山(間歩まぶ)入口まで入れないので2.5㎞手前で下車し、あとは各自電動自転車で山登りします、そのようすがツール・ド・ギンザンのように思えて可笑しかったのです、間歩入口は一時小雪がちらつきましたが 紅葉する山中を自転車で登るのはとても気持よかったわ。
 
紅葉しないモミジもあるのね
自転車の代わりにベロ(自転車の意)タクシーもありました
銀を産出していた当時2万人が暮らしていたという石見銀山、通りには何本もの辻があってどこを入っても屋敷や寺 住宅でいっぱいだったそうです。
 
この辻の崩れかけた石垣の上にはそれぞれお屋敷が建っていたそうです。

2014年11月24日月曜日

多伎の日本海@出雲2014.11.13

世界遺産(産業)石見銀山を訪ねる途中 道の駅キララ多伎によりました、初めて見る日本海です、白波と風がすさまじい景色です。 多伎はいちぢくが特産だそうで乾燥いちぢくとジャムを買いました。
 
 

2014年11月23日日曜日

足立美術館@出雲2014.11.12

 遠くの山を借景にした足立美術館庭園
昼食をとったお料理屋さんの庭園
出雲空港から大社へ行く途中斐川を渡りました、上流には「日本振袖始め」の八岐大蛇のでてくる谷があるのね、彼方此方たずねるたびに斐川を横切りました、感慨深いわ。
静かなたたずまいの松江で 茶道で有名な松平不昧公ゆかり?の鯛茶漬けを昼食にとりました、そして安来(やすぎ)市にある横山大観の収蔵と日本庭園が有名な足立美術館をたずねました、横山大観をたっぷり鑑賞して すばらしい日本庭園も鑑賞しました。
夜の宿は玉造温泉です、安来節の唄と踊りも堪能しました。
日本庭園はすばらしく美しく手入れされていました、松の手入れはとてもたいへんときいたことがあります、どんなにか庭の管理はたいへんなことなのでしょう、でもなぜか遠いです、眺めるだけですもの・・歩いてみたいなぁ。

2014年11月18日火曜日

八雲山@出雲大社2014.11.12

旧暦10月は神無月、八百万の神様が出雲大社にいらっしゃるので出雲では神在月ですが 正確には今年は12月2日から8日に八百万の神々が出雲に集まり、大社の十九社に滞在されるそうです。
新しく葺かれた十九社の屋根、ここに八百万の神々がお泊りになる
昔々のお話が現実感をもって感じられる、おおらかさと人間らしさかな、旅行の一番目に大社(おおやしろ)を訪れて八足門(やつあしもん)を入ったところでお祓いを受け 拝礼(二礼四拍手一拝)して お神酒をいただき、神職のお話を伺いました。
出雲のお天気は厚い雲に覆われたかと思うと陽が射したり ひとつぶ雨かなとおもうといきなり驟雨に見舞われたり、風もありました。
お祓いを受けているときには雨が降りだして風も舞っていましたっけ。

とても印象に残る光景を見ました、きれいに葺かれた大社の大屋根のむこうに八雲山があるのですが 何気なく大社と一緒の風景をみながら神職のお話を聞いていたときのこと、みればみるほど山が生きているようなのです、秋なのにまるで春の山の色、風と遊んでいるような木々の動き、ん? あら? 山がうごいている? としばらく八雲山から視線を離せませんでした、そしてそのうち 少し怖くなったのです。 陽がさして風に舞った葉の裏がみえて春の木々の色に見えたのかもしれない・・輝いているふうにもみえたのだわ。
撮影は禁止だったのでその景色はしっかり記憶していますが、そんな経験は初めてです。
 たくさんのお願い
どうやってもカメラにおさまらない巨大な注連縄

2014年11月15日土曜日

ドウダンツツジ

たくさんの木々に囲まれて静かな墓所の紅葉を見に母を連れ出した。

「墓は無用」 と遺言したのに叶えられなかった父の墓へ行く途中 ドウダンツツジが真っ赤に紅葉していた、父が好きだったっけ。

母が墓にそっとドウダンツツジの小さな一枝を置いた、摘んでいる処をみていなかったのでハッとしたわ、父はあのやさしさが好きだったのね。。

2014年11月11日火曜日

美化される記憶

現実と比べ 昔の楽しい経験はどんどん美化される

膨張して消えてゆく宇宙のように
美味しいと感じたことは 
そのときだけの感覚でいまは味わえないのよね
楽しいゴルフラウンドは 
あのときだけのことなのよね

いつか ふたたび取り戻したいなぁ

どんなにお行儀悪くプレイしても怒られない
近くて静かで緑豊かなひなびたゴルフ場があったらなぁ・・
記憶のなかのゴルフ場なんかあるわけないか

2014年11月6日木曜日

絶不調

自主練もうまくいかないし
手芸は楽しいけれど 
心配事や have to事で 落ち着いた時間がとれないし
片づける仕事もあり
・・・
頼みの友はとても忙しく
 
こういうときは どうしたら?

2014年11月1日土曜日

部活

文化部と運動部の部活してます
自主練だけどたのしい、昔を思い出す

成果がでるのは いつかなぁ
焦るまい

2014年10月27日月曜日

朗読劇「瞼の母」@演劇人祭

渋かったですねぇ、玉三郎さんのおはまと中車さんの忠太郎、朗読劇のよさを存分に味わいました。
何故おはまはあんなにつれないの?とマーガレットと話したわ・・堅気でないから? 
つれないからこそ名台詞が生きるのね。
忠太郎  俺あ、こう上下の瞼を合せ、じいッと考えてりゃあ、逢わねえ昔のおッかさんの俤が出てくるんだ―  それでいいんだ。 逢いたくなったら俺あ、眼をつぶろうよ。
(青空文庫「瞼の母」第三場荒川堤より)

2014年10月23日木曜日

プリショットルーティン@今日のワンポイント

私のプリショットルーティンは最大24秒でした、
遅すぎます、15秒で打つように、
いろいろチェックするのに時間がかかるから・・ 
一番肝心なのは背骨(中心)のキープです。
もっともっと注意点はあって 
すべてがスムースに運ぶよう慣れてください 
byコーチ

勘違いも発見したし、練習しよう、
なかなか時間がとれないけれど、
そんなことはいってられない、私の時間は少ないのだから。

<板書>
プリショットルーティン
状況判断(ライ優先)
1) 目標を決める
   (ボールを止める場所、キャリーとラン)
2) 弾道を想像する
3) 使用クラブを決める
4) 振り幅とテンポを決める
5) グリップ(向き・位置・強さ)
6) エイミング
   (フェース面の向き・肩の向き)
7) セットアップ
   (ボール位置)
8) ポスチャー
   (前傾と体重配分)
9) メンタル
   (よし!準備完了これで当たる)
10)スイング
   (バック&スルー 後ろから前へ)
byコーチ

2014年10月22日水曜日

雨のフロントガラスのむこうに浮かんでいたもの!

 
 
 あまりの景色に目を疑いました、そして大爆笑!愉しい自動車教習所だこと、ピカチュウは微妙に怖い?。シザーハンズはほんとうにいたのね。

2014年10月17日金曜日

豪奢な万野さん@伊勢音頭恋寝刃

とんでもなく口の立つ万野さん、次から次へとないことないことで貢さんを追い詰めます。
いえ いえ そりや なりませぬ
おまえ、今宵中待つて居たとて、
所詮お紺さまには 逢はれぬほどに、
一文にもならぬ客に付合うてゐるのも
鬱陶しいものぢや
ちやつと ちやつと 去(い)になされ
( 日本戯曲全集. 第九卷 伊勢音頭恋寝刃より)
赤くふちどられた目の化粧とお歯黒の口もとから発せられる意地のわるい言いまわしがほんとに性悪な仲居にみえる、でも貢に斬られるところなんて なんて豪奢な万野さんなの と感じるのです。

灰色がかった濃紺の薄手のお着物ははりっとしていてとても上物でしょう? それを粋にきっちりベテラン仲居ふうに着こなし、少し傾いているかにみえる前掛けも 計算しつくされてつけられているし、きちんと結われている髪型と とても素敵なみどり色の簪、贔屓目にみているからかもしれないけれど なんだかモードとして完成していて しかも 斬られる後ろ姿に玉三郎さんの優雅さや品のよさや豪奢さがにじみでていて 観ている私はひそかによろこんだのです。

なんて豪奢な万野さん!

2014年10月16日木曜日

ボール・芝@今日のワンポイント

本日のスクールのお題は 「ボールを打ったあとにスイングの最下点がくる」 です。

太さ2.5㎜の紐(ターゲットラインに直角におく)の10㎝から15㎝右にボール(直径40㎜)を置き 紐に向かってスイングします、ボールを打った後 紐が左へ飛ばされていれば合格です。
周辺視が大事 
ボールへむかう軌道がインサイドアウトすぎるとトップがでやすくなります、なのでターゲットライン寄りから入るといいでしょう。
(ただこの練習をドライバでするとテンプラになるんですって・・)
byコーチ

ダフリの矯正にコーチが紐のアイデアを考えました、紐を分けてもらったので後で練習しようっと!
今日から12月までのレッスン10回の内容が張り出されました。

2014年10月12日日曜日

四月短章 五@槐多の歌へる


春の真昼の霞に
鋭き明り点けたる小径あり
かたはらにたんぽぽのかたはらに
孔雀の尾の如き草生あり

そが小径にのがれて
さびしくいこふ京人あり
美しく幽けき面
小径がつけし明りの中に更に鋭き明りをつけたり。
    
村山槐多詩文集 「槐多の歌へる」より
(草生・くさふ)(幽けき・かそけき)

2014年10月11日土曜日

坂東玉三郎さんの千代@十月大歌舞伎

歌舞伎座十月大歌舞伎夜の部の菅原伝授手習鑑 寺子屋で松王丸の奥方千代を演じる坂東玉三郎さん、役どころがとても切ないのです、歌舞伎のなかのお役の人生はいつも何かとんでもないことが潜んでいてアッと驚かされるのです、まぁ現実の人生だって降って湧いたことがおきるのだけれど。

千代は好きです、緊張をはらんだところがなんともいえません、黒い着物に白い化粧、面に鋭角に切り込まれたような目で花道から登場する玉三郎さん、その歩みからして何か波乱を感じさせます。
寺子屋に着いて その日に寺入りさせた我が子が 生きているのか 菅秀才の身代わりになって亡くなったのか、「お役にたてたか」案ずる千代が強い。
寺子屋の師匠(千代の子供の首をとる)と対峙し ふふ はは ふふ・・・ と間合いをとり真剣勝負をしているような 緊張のピークがすばらしい。

文楽はテレビでしか見たことがないけれど 玉三郎さんの千代を観ていて 黒い幕を背に生き生きと動く文楽の世界を大きな舞台で見たようにおもいました。

2014年10月10日金曜日

練習中

針と糸だけで結んでいく手芸に挑戦中
う~む なかなかに手ごわい 
なんとかスムースにすすめられたらなぁ

2014年10月4日土曜日

その場回転ドリル?@今日のワンポイント

背骨をキープしてその場でショルダーターンとウェイトシフトしなくちゃいけないんだけれど 左へ流れてしまう・・
その場回転ドリル? 背骨中心回転ドリル? するようにいわれる。
何か(座布団でもボールでも)を抱えて
鏡の前で視線を顔にむけたまま
肩を右へまわしてお腹から左へウェイトシフト!

最近の呪文
グリップと両脇に圧力かけて手はなにもしない肩の回転でうつ

グリップに注意
右手親指内側のライン⇒右肩をさす
左手人差し指内側のライン⇒右鎖骨をさす
以上byコーチ

呪文や注意点がたくさんありすぎておもいだせない・・

2014年10月3日金曜日

槐多と貫多 そして 「のらくら者」

本屋さんで 西村賢太の「やまいだれの歌」を探した、決して読みたいからではなく 表紙に使われた画の作者村山槐多の名前がどこにあるか知りたくて。(奥付の前の頁にやっとみつけました)
 
でもなんだろう 表紙の槐多の画「のらくら者」にかけられた帯の文面をみてますます読みたくなくなった、高村光太郎が槐多を「火だるま槐多」と愛情込めて詠んだのに、なんだか汚されたように思ったわ。
それに「槐多」と小説の主人公の「貫多」? 
加えてこの画を表紙に選び・・短絡的に結びつけてもいけないのだけれど あるイメージの素材に使われている・・ ちなみに本の帯の文は
暗い青春の軌道を描く長編私小説
人間、駄目なときには 妙な足掻きをするものではない。
ただ、流れるまま 進んでゆくより他はないのだ。
十代にして人生列車のレールを外れた貫多の、 
労働と悪態、片恋と小説の日々。(出版社は新潮社)
少なくとも先日行われた林英哲氏のコンサート「槐多の残照」では 若干22歳の人生を鮮烈に駆け抜けた詩人で画家で小説家の村山槐多はリスペクトされていましたとも。
なんだかなぁ。。

2014年9月27日土曜日

槐 

村山槐多の「槐」の意味がわからなかったので調べてみた、槐‐えんじゅの木、幸福の花言葉、中国原産の木でおめでたい意味があるのだそう、人生に幸多かれと 命名したのだろうなぁ。
槐多についての図書を読み進めているけれど いまでは「槐多ちゃん」と呼んでいるほどはまりつつあります。。

さきほどNHKのSWITCHインタビューをみていたら ある作家の本の表紙が村山槐多が描いた「のらくら者(自画像)」だった、あとで本屋さんで表紙の裏に画・村山槐多とあるかどうかを確認したい。

2014年9月26日金曜日

基本中の基本@今日のワンポイント

このところレッスンのまとめをしてないなぁ、う~む 思い出せないので直近のレッスンをメモ。
ことば を思い出せば スイングのヒントになるのよね。

最重要ポイント <グリップ・両脇の接点・軸のキープ !>
両脇の接点というのは
体の回転(ショルダーターンとウェイトシフト)と腕の役割(左前腕の回転と肘の折りたたみ)を脇をしめることでつなげることなのだそうです。
<肩をまわしてお腹から(ショルダーターンとウェイトシフト)これは最近よくつかう呪文

本日の練習メニュー
<パッティング> 軸をキープして肩をまわすだけ 他は動かさない
#9 <チップパット>パッティングと同様に。芯にあてずに弱い球をうつ
    <ランニングアプローチ>転がす
#S <ピッチショット>山なり
#D 腰を左にスライドさせて!(私だけのコツ、トップだふり防止のため)

以上byコーチ

2014年9月20日土曜日

「槐多の残照」林英哲ソロパフォーマンス2014

2014.9.14
会場の八ヶ岳高原音楽堂では開演前に飲み物と軽食が振舞われます、帰り道の心配がないのでワインをおかわりして飲み開演前にはすっかりいい気持になっていました。
 一昨年は外から登場した英哲さん 今年はどこからかしら・・と思っていたらもうすでに壁際にいらっしゃって登場を見逃しました、濃い夕暮れのような 乾きつつある血のような 赤い衣装でした、すっかりリラックスしていたこちらをキリッと集中させるようなオーラがでていて 「槐多」について語りはじめました。 高村光太郎が槐多を詠んだ詩が印象的です。
いつでもいっぱい汗かいている肉塊 槐多。
五臓六腑に脳細胞を偏在させた槐多。
強くて悲しい火だるま 槐多。
自然と人間の饒多の中で 野たれ死にした若者、槐多よ、槐多よ。
真っ赤な照明のもと英哲さん渾身の演奏がはじまりました、身体がひとまわり大きくなったようです、きっと日々鍛えなさったのだなぁと思いました。 槐多の熱情に負けない太鼓でした、すばらしかったです。
そのあとも槐多の詩をうたいながら(心から叫びながらといったほうがいいかな) 槐多の世界を表現します、それまで村山槐多のことを知らなかったのですが 槐多の絵や詩や文を読みたいと思って早速図書を借りてきました。
ざっと目をとおしたけれど、セザンヌやゴーギャンを思わせる風景画・人物画はすごいと思います、小説は東京へ帰る道々 トンネル前の渋滞で気分を変えるために 青空文庫を音読しました、なんだろう ラブクラフトの世界を連想しました、怪奇小説風です、おそろしく、おどろおどろしくもあって、時代背景もあるのかしら。。

没後 出版された詩集「槐多の歌へる」に芥川龍之介が書いたという推賞文が 槐多を端的に表しているのかなと思います。
斯くの如く奔放でなければ、斯くの如く謙虚であり得ないかも知れない。この人に傲り天に遜つてゐる作者の心には、直ちに我等を動かすべき藝術の士の尊さがある。しかも作者は僅に二十四歳であつた。この敬虔な牧羊神の歌に同感せざる得ないものは、あながち我等ばかりではあるまい。
たったひと夜の英哲氏のパフォーマンス すばらしく貴重でした。
じっくり村山槐多の本を読みたいと思います。

2014年9月19日金曜日

高原のゴルフ

2014.9.14
朝から良いお天気 空が近いです、紫外線も強いのだろうなぁ、狭い山道をさらに登って高原のゴルフ場にいきました。 高原ではボールは飛びます と聞いていたけれど 確かにそうだったわ、でもグリーン周りでも飛んじゃって 苦労してね・・、スコアはやっぱり報告できないの。
 

2014年9月18日木曜日

星空観察会@野辺山

八ヶ岳のふもと 野辺山のあたりは日が暮れると9度くらいに下がります、寒かったけれどせっかくだからと 星空観察会のバスに乗りました、近くの野原にシートをひいて 北の方角を向いて寝ころびます、南の空の地平線あたりに出ていた雲が晴れていき 満月を過ぎた月が出てくるまでの貴重な時間 雲ひとつない全天を観ることができました。 

すごい数の星・・ぎっしりと近くに・・ 天の川を端から端まで眺めました、司会の方が強力なレーザーポインターでいろいろな星座を説明してくれます(プラネタリウムでは経験があるけれど実際の星空を指して説明をきくのははじめて)、白鳥座 カシオペア 低く見えている星座などなど アンドロメダ座にある天の川銀河に一番近い隣の銀河(といっても230万光年離れている)を指してくれたので 手持ちの双眼鏡で眺めました、はじめて肉眼でみました、いつまでも見飽きなくて 双眼鏡のなかでぼうと浮かんでいるアンドロメダ銀河に感動しました。。

踏切の警報器が鳴ったと思います、影絵のように林のなかを小海線の電車が走っていきます、 宮崎駿の世界・宮沢賢治の世界です、たのしかった。
2014.9.13

2014年9月13日土曜日

連休のお出かけ

「槐多の残照」林英哲ソロパフォーマンス2014 と 高原のゴルフラウンドに挑戦します。
「槐多の残照」
一昨年に続き、林英哲が八ヶ岳高原音楽堂で行う独奏コンサートのテーマは、大正8年(1919年)に22歳で亡くなった詩人で画家の村山槐多(むらやまかいた)。
京都で少年時代を送り、画家を目指して上京し、破滅的に生き急いだこの未完の美の殉教者は信州とも縁が深く、作品もこの地に多く残っています(上田市、信濃デッサン館)。
この地縁を背景に、酒とデカダンと愛に取りつかれた百年前の若者の詩、絵画、人生を、百年後の還暦超えした太鼓奏者が、遠いまなざしで縦横にイメージを織り交ぜながら描く異色のコンサート。
太鼓本来の特質を最大限に引き出しながら、その意味をまったく別物にしたと言えるほどの独奏スタイルを切り開いた林英哲が挑む一度きりの独奏コンサートです。(八ヶ岳サロンコンサートのページより引用しました)
「村山槐多」を知りませんでした、音楽からイメージしよう。

2014年9月12日金曜日

張國榮 明星

明星 - 張國榮 (Leslie Cheung) [live 1997] (lyrics) Youtubeより

9月12日は故張國榮レスリー・チャンのお誕生日です、いつまでも色褪せない97年の演唱會の映像を見つけました、もう17年も前の舞台です。
明星は大好きな曲ですが 銀河を模した照明にレスリーが紛れてみえる映像は 「星をみたら僕を思い出して」 という歌詞とともに 私をなんともいえない気持ちにさせるのです。
(張國榮レスリー・チャン 1956-2003)

2014年9月9日火曜日

稽古

表紙が坂東玉三郎さんの週刊朝日に目をとおしました、指導者の視点から「稽古がたりない」とおっしゃっていました。
最近 ゴルフの友は熱心に取り組んでいるので凡打が出ません、、それを見て 指導者(コーチ)もいることだし 今日は玉三郎さんの言葉にも触発されたことだし 私も これからは少しのひまをみつけて こまめに練習場に通おう!と決めたわ。
打ち慣れて筋力もついて体力もついて・・もう少し積極的になりたい。

2014年9月3日水曜日

マジック・アワー@ヴェネチア

坂東玉三郎さんの公式ページには月初めに写真が掲載されます、今月の写真はヴェネチアの夕暮れでしょうか、とてもきれいな深い色合いでベルベットの手触りのような写真です、ふぁ~と息を吐いてしばらくリラックスできる・・
刻々と変化していく時間のまさにその時 そのタイミングを逃さずにシャッターをきったのですね、素敵な写真。

映画「ブエノスアイレス」の撮影カメラマン クリストファー・ドイル著「ブエノスアイレス飛行記 BUENOS AIRES」の本には いろいろな苦労話がのっているのだけれど、ある日もたついている間に「マジック・アワー」を逃してしまい 大事なシーンが撮れなかったという話がでていました。
 「マジック・アワー」
(脚注:太陽が沈んだあと、残光がすっかり消えてしまうまでの約三十分間をこのように呼ぶ)
いつかこんなマジック・アワーの素敵な風景のなかに立っていたいと思うわ。

2014年8月31日日曜日

ブルーベリージャム

ご自宅のブルーベリーの木に生った実をおすそ分けにいただきました。
フレッシュなうちに食べきれなかったのでジャムにしました、完熟小梅のジャムが小ぶりな一瓶を残して終いなのでちょうどよかったです、二瓶半できました。
実をなべに入れ少しの水を入れて火にかけ(水は入れなくてもいいかも) 煮えたところでグラニュー糖と初夏にとれたハチミツをたっぷり入れ ついでに皮と芯をとったキウイもふたつ刻んで加えました。
トーストにのせてはやく食べたい。

2014年8月27日水曜日

唐突な秋

一昨日くらい唐突に秋がやってきた。
サルスベリの並木もいまいち花の色がくすんで冴えない。
こんなに速く輝いていた夏がいってしまうなんて。。

2014年8月21日木曜日

今日のワンポイント@あたらなくなった・・

トップだふりシャンク・・・あらゆる症状がでています、どうしたらいいでしょう?(本日のレッスンにて)

視野が狭い、視線がボールに集中しすぎです、周辺視野をとるように、ボールはそこにある・・と分かる程度、ボール右1mあたりがみえてますか??  そうすれば クラブが動くようすがわかりますよ。

だふり? 簡単です、ボールの10cm右からマットに触れてるのだから・・
ボールの10cm左を打とうとすればいいんですよ。

しゃんく?
ドライバを逆さにもって振ってみましょう 
まず右手から ボールの左側で音がするように、
次に左手で掌を返して左後方へ振りぬきましょう
両手でクラブをもち振ってみましょう
(私のスイングを真似てくれる、インサイドアウトで押し出すように振ってる、、アームが返っていないのね・・その場でターン)

フィニッシュ!
フィニッシュの型は進行方向に向かって左肩より右肩が前!です。
(身体が回ってない・・)
以上byコーチ

暑さに負けず練習だ~!   

2014年8月20日水曜日

琉球芸能南米公演

「聞得大君誕生」にご出演されていた沖縄男性舞踊家の方々は 今日から遠い南米での公演にご出演します、嘉数道彦さんのブログ「みちひこぶろぐ」で知りました。(ブログには6月の京都南座 坂東玉三郎特別舞踊公演「聞得大君誕生」「蓬莱島」の楽屋の様子をとても面白くUPしてくださってます)。
国立劇場おきなわのページより引用します、  
「独立行政法人 国際交流基金」主催、(公財)国立劇場おきなわ運営財団等の共催により、日・ボリビア外交関係樹立100周年、コロニア・オキナワ(ボリビ ア)入植60周年の記念及び、2015年の日・ブラジル修好120周年に向けた気運づくりのため、ブラジル、ボリビアの5都市において、「国立劇場おきな わ琉球芸能公演~琉球の新風(みーかじ)」を実施します。
当財団としては、ブラジル・ボリビアとの交流は、初めての取組となります。精選した若手・中堅の男性実演家(立方5名、地謡4名)により、琉球芸能の多彩な魅力を、沖縄移民の方々を中心に南米の幅広い観客に向けて伝えてきたいと考えています。
国立劇場おきなわ琉球芸能南米公演
~琉球の新風(みーかじ)・男性舞踊家の競演~
8月20日 ブラジル サンパウロ
8月22日 ブラジル リオデジャネイロ
8月24日 ボリビア コロニア・オキナワ
8月26日 ボリビア サンタクルス
8月29日 ボリビア ラパス
立方  阿嘉修、新垣悟、石川直也、嘉数道彦、佐辺良和、宮城茂雄
先日 NHKの番組「遠い祖国 ブラジル日系人抗争の真実」をみました、遠い祖国を想う人々の心が胸をうちました、心意気の入った公演は必ずや拍手喝采を浴びることでしょう。

2014年8月17日日曜日

立秋すぎのゴルフ

2014年の立秋は8月7日。
8月11日 暑いさなかゴルフにいった、前日打ち込みもしないでクラブハウス前でほんのすこしパターを練習しただけでスタートした(いかにも気持ちが入っていない・・)
暑さで頭がクラクラしちゃって(言い訳)カウントできない。

風と空はもう秋だったわ。
 

2014年8月9日土曜日

映画「書かれた顔」

渋谷オーディトリウムで行われていた「ダニエル・シュミット映画祭」で「書かれた顔」をみました。
書かれた顔
The Written Face
1995年(89分)
監督・脚本:ダニエル・シュミット
撮影:レナート・ベルタ
出演:坂東玉三郎 武原はん 杉村春子 大野一雄
日本=スイス合作。歌舞伎界で当代一の人気を誇る女形、坂東玉三郎に迫る”虚構のドキュメンタリー”。玉三郎の「鴛娘」などの舞台のほか、女優の杉村春子、日本舞踊の武原はん、舞踏家の大野一雄、101歳になる現役最高齢の芸者・蔦清小松朝も登場。
とても面白かったです、みることができてラッキーでした。どうやってこの映画ができたのかプロダクションノートを読みたいと思いました、玉三郎さんご自身、鷺娘・大蛇・日本橋を連想させるお役の玉三郎さん、まだ訪ねたことのない内子座や八千代座の舞台、杉村春子さんや武原はんさん、大野一雄さんの舞踊、 101歳になる現役最高齢の芸者・蔦清小松朝さんのピシッとしたお姿など拝見できてとても興味深かったです、もう一度みたいです。

帰宅して堀井英男の画集に大野一雄さんを連想させる銅版画があったのを思い出しました、1994年の作品「幻花」です、なぜ94年や95年のころ同じモチーフがあるのかな・・ ただ単に帽子や服の色合いなどから連想したというほんとうに短絡的なわたしです、大野一雄さんの舞踊もすごかったのです、玉三郎さんのインタビューが思い出されます。
ごっこのできる人たちといったらいいでしょうかね
例えばちょっとした空間を与えられたことによってそこが違うスペースだということをパッと創れる人たち
あるいはひとつの空間をパッと区切られたときにその中に宇宙観を表現できる人たちそれが演劇的な人たちだと思っています。(坂東玉三郎、「書かれた顔」より)
 堀井英男 「幻花」 1994年 

2014年8月8日金曜日

新垣悟さんのむんじゅる@紀尾井ホール

国立劇場で新垣悟さんが踊られた琉球舞踊「柳」をみて以来 そのお名前に注目していました、今回は東京[無形文化]祭フリンジ公演で「むんじゅる」を踊られました、
むんじゅる
麦の芯で作ったむんじゅる平笠を愛しい人から贈られた清純な田舎娘の、心の躍動感が表現されます。芭蕉布の衣裳に素足、手に持つ赤い手巾など、爽やかな雑踊の代表曲の1つです。 (プログラムより)
新垣悟さん ほんとうに清純な娘さんでした、とても細くてとても繊細にみえました、とくに手の表情が細やかで繊細です、踊りは軽やかで優しくてもっとみたいと思いました、もっと見たいのですがなかなか沖縄までは行かれないから東京へ来られるのを楽しみにするしかないです、なので「手水の縁」と「執心鐘入」の踊りがみられるDVDを購入しました、しかし、画質や音などが・・ やはり生の舞台で見たい!

ダニエル・シュミットの映画「書かれた顔」で杉村春子さんが 女が「女」を演じても面白くならない けれど 男が「女」を演じるとなぜか女以上にすばらしくなる というようなことをおっしゃっていましたが、私も「華の男芸」でみせる琉球の舞台に魅せられてしまいました、次回はいつかな。。

2014年8月6日水曜日

琉球舞踊むんじゅるをみに@紀尾井ホール

2014.07.29
沖縄伝統芸の現在-新世代の組踊と琉球舞踊-をみに紀尾井ホールへでかけました、JR四ッ谷駅からホテルオータニの向いにある紀尾井ホールまでソフィア通りの土手の上を歩きました、地下鉄丸ノ内線やJR線からみている景色でしたが歩いてみると鬱蒼と緑深いところでした、しかも人がいない・・ スズメバチがでてきたらどうしようと思うくらい。 谷の電車風景を楽しんでいたらあっという間に紀尾井ホールまできました。 プログラムの「よみがえる華の男芸の時代」三隅治雄さんの文章より一部を引用します、
本公演ではすでに組踊その他で人気の高い男性実演家を加えて、能・歌舞伎同様、「本来、男のみによって創出した舞台芸能」の特質を魅力を顕現しようとする。
沖縄の華の男たちが放射する、琉球国劇の美の香り、いまある沖縄芸能の清明の輝きを満喫していただきたい[無形文化祭]である。
 
 
 

2014年8月2日土曜日

夏祭り 

夏祭り 太鼓合戦にて