坂東玉三郎さんが「此の君」を踊られるのです。
『此の君』は竹を君子と呼ぶ謂れから始まり、竹と酒とは似ていると語るあたりから砕けて、雨や風によって風情を増す竹の美しさを述べる作品です。 (プログラムより)舞台は 銀色の屏風と その前に玉三郎さんが居るだけですが 玉三郎さんのオーラの大きいこと、 客席は静まり返ります。
上手に 唄と三味線の女性の方々と 鼓と笛の方がいます。
とても落ち着いた曲が流れると どこかのお屋敷の奥まったお座敷で 御酒を嗜みつつ 庭の竹林ごしに 秋の月を眺めている気持ちになりました。
玉三郎さんは 薄~い竹の色?の織の入ったお着物に 白地に金色の模様の帯をして 竹が描かれた金色の扇で どこまでも品よく 秋の清明な 清涼な しかし やわらかな踊りを見せてくださいました。
ほんとうに美しく Margaret も私も大感激でした、いつまでも見ていたい玉三郎さんでした。
お忙しいなか 踊りをみせてくださってありがとうございます!
1 件のコメント:
よかったですね。パスカルは今療養中ですが、早く良くなって一緒に見に行きたいですね。
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