2015年9月6日日曜日

このごろ

予約したり注文したり調べたりをするきりでパソコンに向かわなかったらあっという間に秋になってしまい、日も短くなり、虫の鳴き声も変わってしまった。。
自分の時間のスピードは変わらないのに周りがどんどん早くなっているみたい(と自分は思う)
夏の終わりのバラは葉が美しい、花は暑い夏を乗り切ってサイズは小さく色は薄いけれど次から次へと蕾をつける。

このごろのお出かけ

8月29日 渋谷公会堂
上妻宏光氏 15周年特別公演
日本流伝心祭 「クサビ」其の四
上妻宏光(三味線プレイヤー)
沖仁(フラメンコギタリスト)
由紀さおり(歌手)
林英哲(太鼓奏者)
市川猿之助(歌舞伎俳優)
田中傅次郎(歌舞伎囃子方)
山井綱雄(シテ方金春流能楽師)
剱伎衆かむゐ(サムライソードアーティスト)
 ギターはいい音色、それに三味線と和太鼓が合奏する、即興のジャズのように楽しかったです、由紀さおりさんの「りんご追分」聴かせます プロですね、猿之助さんの鏡獅子も素晴らしかったです、かむゐの歌舞伎の立ち回りの型とは違う 真剣の立ち回りの迫力に驚きです。
上妻宏光さんのお人柄で素晴らしい舞台を見ることができました。由紀さおりさんがおっしゃっていました、技術で音も作れるようになってしまった今 生の舞台を共有する時間が大切で贅沢なもの、だと。 そのときそこでしか味わえないものはいつまでも覚えているものなのね。

9月2日 歌舞伎座 夜の部
伽羅先代萩
乳人政岡 坂東玉三郎
小さな子供二人(足利鶴千代 一子千松)を従え守る乳人(めのと)役 回りが敵だらけのなか確かな強い愛で子供を守る乳人はライオンの母のよう。
雪持ち竹?の打掛がその強さを表していたでしょうか、刺繍やキルティング?など素晴らしいお衣裳です、その下の赤い着物はきまりがあってあのように赤いのでしょうか、それがまた 玉三郎さんにとても似合っています、美しい赤です。
まま炊きで 千松に水の毒見をさせる場面のお茶碗は 玉三郎さんご自身が焼かれたものかしら? などと見ていました。
何度でも見たい舞台です。

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