帝国ホテル東京 富士の間
「夏の宴」上記はテーブルに置かれたお料理の案内に書かれていた玉三郎さんの文章です、とても素敵な詩です、ブリテン作曲イルミナシオンのとても繊細で美しい曲(3a フレーズ)のランボーの詩のようです、星から星へ金の細い鎖が掛かり心に降りてくるというような詩だったと思います。
都会の空に隠れている
幾千もの星たちが
引き寄せあって
照らし合っています
ひとつひとつの煌めきが
めぐり逢えたその奇跡を感じています
今宵
あなたとの素敵な出逢いに
ありがとうの気持ちを込めて・・・
坂東玉三郎
玉三郎さんのトークのあとシャンパンで乾杯し、美味しいフレンチのコースを紅白のワインとともにいただきました、ゆったりしたところで玉三郎さんがシャンソンを歌ってくださいました、CDで聴いていた曲を生で聴けるなんてとても幸せです。
運転のためにお酒を控えるなんてもったいない、ゆっくりしようと部屋をとりました。 宴の余韻を楽しむためにホテルのバーに行きました、普段お酒を飲まないので 何を頼んでよいか分からないのでバーテンダーさんにお任せしました。
「強くなく 甘くなくさっぱりとした」 と伝えたら 「お食事の後ですか」 と。
サーブされたカクテルはブランデーベースの「サイドカー」でした、とてもさっぱり しかもブランデーのよい香りがしてとても美味しかったです、さすが帝国ホテルのバーです。
部屋からは眼下に鉄道ジオラマのような景色が広がっています、新幹線・山の手・湘南新宿というの?昔の東海道・京浜東北 と何本もの電車が同時に動いています、面白い!ずっと見ていられる。
楽しかったなぁ。
今回歌ってくださった曲の入ったCD 坂東玉三郎「邂逅 ~越路吹雪を歌う」 が11月に発売になるそうです、そしてその記念コンサートが11月8日9日にヤマハホールで催されます。
ユニバーサルミュージックジャパンに詳細が載っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿