2018年1月11日木曜日

真玉津(またまちぃ)@京都国立博物館知新館

2018.1.8
午後1時・午後6時
京都国立博物館知新館講堂
若衆こてい節(舞踊)
諸屯(舞踊)
琉球古典音楽独唱 西江喜春
軒端の梅(舞踊)
手水の縁(組踊)山戸:佐辺良和 玉津:新垣悟

京都国立博物館知新館講堂の舞台はかなり小さく低かったように思います、上手に歌三線・箏・胡弓・笛・太鼓の方々が座ると更に狭くなります、照明のせいもあるのか 舞台間近の席から公演をみていると 昔 琉球王国で中国からやってきた冊封使が観たのもこんな舞台だったのかなと、ちいさな舞台を密やかにしずかに見て楽しむという感じをもちました。

平屋敷朝敏(ひしちゃちょうびん)作のハッピーエンドで終わるラブストーリーの「手水の縁」はそんな舞台にぴったりの演目でした。
名古屋能楽堂公演(2017.12.6)の「手水の縁」で気付いたのですが主人公の名に「真」の字を枕詞のようにつけて志喜屋の大屋子が愛情を込めて呼ぶのです、山戸は「真山戸」(めーまとぅ)玉津は「真玉津」(またまちぃ)と、それがすごく新鮮で主人公たちをさらに身近に可愛く感じたのでした。

新垣悟さんの「真玉津」は美しかったです、紅が良く似あいます、鉢巻や腰帯の紫がアクセントで効いています、琉球古典や舞踊の衣裳は色彩が美しく立ち姿がすばらしいのです。 チラシから「真玉津」だけを切り抜いてノートに貼りました(でもね、山戸が肩に手を置くシーンなので指だけ残ってしまいました;)
昨年から「手水の縁」を何回もみました、とても楽しかったです。

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