2011年7月15日金曜日

グレタ・ガルボのニノチカ

ストーリーがとても楽しいの、ガルボの登場をいまかいまかと待ったわ、レーニンの写真を持ち歩く軍(党)の査察官として花のパリにやってくる、小さな笑えるエピソードが重なってどんどん話がすすんでいくので 古い映画なのにまったく飽きないで見たわ、ガルボの薄くて柔らかみのないくちびるの質素な服装の女性(仕事ができる鋼鉄の女)が パリで変貌していく様が 恋の展開とともにすすんでいく、パリの最新流行の帽子をかぶって鏡に向かって考え込むガルボがかわいらしい。

ガルボは肉感的というよりその対極にある印象だわ。
汚れがなく のびのびして ういういしい。
さっぱりしていて 内にこもった女性のマイナス面を感じなかったけれどほかの映画はどうなのかしら 観てみないと。

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