2013年12月6日金曜日

仮名手本忠臣蔵初日@柿葺落十二月大歌舞伎

2013年12月1日 「道行」の腰元おかるをみるために歌舞伎座仮名手本忠臣蔵の初日に行きました。仮名手本忠臣蔵は初めてです。
人形が配役を述べて幕が開き、人形が目覚めるかたちで歌舞伎が始まります、そのせいでしょうか、高師直が人形振りのようなそうでないような、阿古屋の岩永左衛門のようでもなく・・少し困りました。 テレビや映画で見て知っている吉良上野介の性格の悪さが表面だけなような気がして もっともっと悪人がみたいと思いました。

塩冶判官の菊之助さんに目をみはりました、特に切腹の場面で 涙がほとばしるようすを目の当たりにして すごいものを観た・・と思いました。
染五郎さんは血気盛んな若狭之助がとてもお似合いでした。

真夜中の設定なのに真昼のように明るい「道行」はたいへんよかったです、テレビで拝見していましたが やはり直に舞台で観るのはすばらしいです、海老蔵さんも玉三郎さんもとても美しく 所作はあくまでやわらかくつつましくかわいらしい! 「お似合いです!」と声もかかり客席のみながその場にいてよろこんでいたのではと思いました、何度でもみたいわ。

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