2014年1月8日水曜日

初春2014@松竹座

大晦日まで用事と正月の準備に追われました、ながらでみていた紅白が終わるころ近くの氏神さまへお参りにいきます、どこからか除夜の鐘が響き 三々五々お参りの人が加わって神社に着くころは小さな列ができました。 新年の願いは「息災」、友人もまったく同じでした、寒い中お手伝いの町会の方々の晴れやかな表情とたき火を囲んで暖をとる人々の顔が穏やかで ふるまわれる甘酒を味わいながらいい新年だわと思ったけれど、元日からでかけたり お膳の準備をしたりお正月は休まることがないのよね。。

なので6日に大阪松竹座の坂東玉三郎初春特別舞踊公演でお正月気分を満喫できてとても嬉しかったわ。
紅白の繭玉の飾りつけや玉三郎さんの書初めに ロビーの獅子舞(頭を噛んでもらったわ) それにおめでたい三番叟の踊り、この世のものとは思えない須磨の浜辺と藤の精、七之助さんの早替りも楽しく 最後はかっこいい玉三郎さんのお六と 玉三郎さんと七之助さんの口上で終わりました。 玉三郎さんは歌舞伎座の十二月大歌舞伎千穐楽の翌日に風邪をひかれ 新年にはあの美声がでなくなったそうで、マイクを使っての口上でした、申し訳ないとなんと手ぬぐいが撒かれました、熨斗菱とサインが染めてある手ぬぐいに飛びつきましたとも。

新しい年をむかえる ということは よろこびごと
それを 「寿ぐ」 のね・・・
 
余裕なく過ごしそんな当たり前なことにも気がいかず 正月はゆっくりできないとこぼすのはやめなくちゃ、玉三郎さんの初春特別舞踊公演をみてそう感じたわ。

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