2019年3月31日日曜日

すっかり春

 

すっかり春です 2月 3月のこと

あれから二ヶ月・・なにをしてたのか カレンダーを見ながら書き出す。

2月2日 国立劇場小劇場 
    ひばり山姫捨松ひばりやまひめすてのまつ
     中将姫雪責めの段
    壇浦兜軍記だんのうらかぶとぐんき
     阿古屋琴責の段
2月7日 ボヘミアンラプソディー  映画
2月9日 横浜能楽堂 
    組踊 執心鐘入 中城若松 新垣悟
2月10日 友 三味線小唄おさらい会
2月16日 歌舞伎座
     名月八幡祭 芸者 美代吉 坂東玉三郎
2月17日 文楽ひばり山姫捨松・阿古屋再び(最前列)
2月20日 料理
2月22・23・24日 悪天候をついて旅行
2月26日 歌舞伎座千穐楽 名月八幡祭再び
 間々に見舞い 仕事 


3月9日 国立劇場大劇場
    組踊 辺戸の大主他 (天覧)
3月16日 京都南座 坂東玉三郎舞踊公演
      阿古屋 傾城雪吉原
3月19日 料理
3月21日 春分の日 住職来訪
3月23日 国立劇場おきなわ(アメリカからの友人と) 
     新作組踊 人盗人
3月28日 樹齢200年シダレサクラ観桜(アメリカからの友人と)
3月30日 アメリカからの友人の送別会
 間々に見舞い 仕事


2019年2月1日金曜日

アカボシゴマダラ亡くなる@2019.1.27

2018年11月26日に拾って飼っていたアカボシゴマダラが63日後に亡くなった。
日本固有の蝶でなく奄美以南から渡ってきたか愛好家による放蝶で随分増えているらしい、63日に渡って楽しませてくれました、ありがとう。
 絹に包んで小箱に入れ埋葬しました
 用の無くなった蝶のごはん(ハチミツ水)
 

2019年1月29日火曜日

このごろのmemo


イアン・ボストリッジ 冬の旅
ゴルフ練習
イアン・ボストリッジ 水車小屋の娘
イアン・ボストリッジ シューマン、ブリテン
アカボシゴマダラ63日目に亡くなる 埋葬
演劇人祭 坂東玉三郎 雪
↑今日まで
↓これから
ゴルフ練習
(葬儀 集りに付添)
文楽 阿古屋
組踊 執心鐘入 中城若松 新垣悟
二月大歌舞伎 坂東玉三郎 芸者美代吉
文楽 阿古屋 友がすばらしい席を誘ってくれた
お料理を教えてもらいに
(お付き合いで旅行)
二月大歌舞伎再び

カレンダーをみながら少し溜息をついた 
かなり詰め込んじゃったなぁ
しっかり食べて眠らないと。。

2019年1月16日水曜日

イアン・ボストリッジ@都響#872マーラー2019.1

2019.1.15
東京文化会館
東京都交響楽団
イアン・ボストリッジ
マーラー「少年の不思議な角笛」より
 ラインの伝説
 魚に説教するパドヴァの聖アントニウス
 死んだ鼓手(1899年)
 少年鼓手(1901年)
 美しいトランペットが鳴り渡るところ

久々のボストリッジさまの公演です、細身の黒のスーツに身を包んだボストリッジはなんだか時を遡っているような 元々とてもスリムですが更に二回りくらい細くなった感じで髪は短く整えられ非常にスタイリッシュに感じました、昔 友に言われたの「またぁ…イケメンじゃないの」全然イケメンと感じたことはなかったんだけど、もしかしたらそうだったのかもと思いました。
「少年の不思議な角笛」詩集は、アヒム・フォン・アルニム(詩人/1781~1831)とクレメンス・ブレンターノ(詩人/1778~1842)が収集編纂した古ドイツの民謡集であり、1806~08年に出版されている。交響曲でいえば第4番が作曲された1899年あたりまで、グスタフ・マーラー(1860~1911)はまさにこの詩集に取り憑かれており、この時代の彼の創作のすべての源泉が「少年の不思議な角笛」にあると言っても過言ではない。(プログラム17ページ 岡田暁生氏の文章より引用しました)
マーラーの「少年の不思議な角笛」全12曲を聴いたことはなくて今回の5曲に不思議な角笛はでてこなく 内容はとても現実的というか 「メメント モリ 死を想え」を歌っていました、ボストリッジさまの短調に写ろう繊細さや美しさが好きなのですが 今回は強く強く戦争の悲惨さを身をのけぞらせまた身を折りながら劇的に表現してくださいました。

戦いは地獄への行進であって少年兵の鼓手は砲弾を浴びながらも突き進みます、そして「Gute Nacht! さようなら」と繰り返し 死んでゆきます、最後の「美しいトランペットが鳴り渡るところ」は明けきらぬ早朝 恋人と別れ緑に輝く「荒野」の戦場に向かう場面なのです、しかしマーラーの旋律は美しいです。。

ボストリッジさまは憂いている と感じます、時は過ぎてゆくのにまだまだ悲惨な戦場はなくなっていませんもの。

2019年1月10日木曜日

ボストリッジ月間@2019.1

昨年から楽しみにしていたイアン・ボストリッジの公演が来週から続々とかかります、横浜と京都で公演が追加されていて慌てて横浜のチケットをとりました、水車小屋の娘が聴けるとは思っていなかったので期待してます。

2019.1.15  東京文化会館 
                 マーラー:《少年の不思議な角笛》より
                 ラインの伝説/魚に説教するパドヴァのアントニウス/
      死んだ鼓手/少年鼓手/
      美しいトランペットの鳴り渡るところ
2019.1.17  王子ホール シューベルト 冬の旅
2019.1.20  フィリアホール シューベルト 水車小屋の娘
2019.1.22  トッパンホール      
      シューマン:子供のための歌のアルバム Op.79より
      シューマン:子供の情景 Op.15[ピアノ・ソロ]
      シューマン:5つの歌曲 Op.40
      ブリテン:冬の言葉 Op.52
      ブリテン: 《この子らは誰か》Op.84より
悪夢/殺戮/この子らは誰か/子供達
      ブリテン: 民謡編曲第2集《フランスの歌》より
愛の園の美人/こだま、こだま/父の家にいたとき







ゴルフ練習再開

あまりに身体を動かさなかったので意識して動かすために ゴルフ友と一緒に練習を再開することにした。
月に二・三回できればいいかな
ウォーキングもこう寒いと悲しくなるし レッスンなしで友とおしゃべりしながらクラブを振るのがいいと思って。。

数日前に一カゴ打っただけですが身体中 特に肩まわりがバリカタの筋肉痛になりました、また時間のとれる時に行こう、よろしくね。

しかしいいところも悪いところも辞めた時のまま、技が完成している友のようになりたいなぁ、その友も「もう飛びません」と短いクラブを主に練習していたっけ。

新作歌舞伎舞踊「傾城雪吉原」@十二月大歌舞伎2018

歌舞伎座夜の部
2018.12.12
2018.12.15
新作歌舞伎舞踊
傾城雪吉原けいせいゆきのよしわら
花柳壽應 振付
杵屋巳太郎 作曲
田中傳左衛門 作詞
前田 剛 美術
池田智哉 照明
唄 杵屋勝四郎
三味線 杵屋勝国

すばらしかったです~~~!(深い余韻と感嘆)
玉三郎さんの傾城の出ですが それより前にまず舞台のつくりに目を奪われます・・
落した照明のなか枝ぶりのよい松の大木が薄墨?で描かれた薄絹の幕がありその後ろで長唄囃子連中の音楽が流れます、その後ろには雪の降りつもった吉原の通りが遠近法で描かれていて 薄暮の けれど雪のほんのりした明るさもあり その舞台がすばらしく、つもった雪はまっさらでなんの跡もなく降り積もったばかりの柔らかさと言う感じです。 そして傾城の踊りにそって軒の灯りも明るくなり照明が微妙に変化していきます、その舞台美術に感動しました。

玉三郎さんはどこから?と思っていると松の大木の下に佇んでいたのですね、薄墨の景色と音楽にみとれて気付かなくてびっくりしました、ほんとうにいつも玉三郎さんの舞台には驚かされるのです、雪の文様が散った白絹の打掛もすばらしく 花魁のいつもみる簪は鼈甲ではなく白い象牙です 白絹を張った傘をさし玉三郎さんが登場します、そして踊ってくださるのです、う~~む、なんとすばらしい! 雪の吉原仲ノ町の景色にこんなにも風情をかんじるとは。。

吉原で生きる傾城の美しさや儚さが 柔らかく降り積もった初雪の世界で更に際立っていました、凍える手を温めたり素足の指先はさぞ冷たかろうと思いました、さっそく舞台写真を買いました、美しい舞台全体の写真(松の大木のところと提灯がともったところ)がなかったのが残念でした。

1月28日には演劇人祭があってそこで坂東玉三郎さんは「地唄舞 雪」を踊られます 楽しみです。

2019年1月8日火曜日

阿古屋@十二月大歌舞伎2018

歌舞伎座 夜の部 檀浦兜軍記 阿古屋
 2018.12.3 遊君阿古屋 坂東玉三郎
 2018.12.12 遊君阿古屋 中村梅枝 
         岩永左衛門 坂東玉三郎
 2018.12.15 遊君阿古屋 中村児太郎
         岩永左衛門 坂東玉三郎
 2018.12.24 遊君阿古屋 坂東玉三郎
 
 秩父庄司重忠 坂東彦三郎
 榛沢六郎成清 坂東亀蔵
 浄瑠璃 竹本愛太夫
 三味線 杵屋勝国

十二月大歌舞伎に四日も足を運びました、玉三郎さんの阿古屋はもちろん梅枝さん児太郎さんの遊君阿古屋と玉三郎さんの岩永左衛門をみるためです。

玉三郎さんの阿古屋は 役者と同じ空間でその芸を直に観て聴くことができるので ただただその時間を受け止めるというか 浴びるという幸福感に包まれました。
秩父庄司重忠のようにそっと目を閉じて耳だけで華麗な邦楽の世界を感じたり、そっと目をあけて豪奢な遊君阿古屋を眺めたり その時間を充分に長く味わうことができてしあわせでした。

私にとって阿古屋の演奏は科のあるなしを聴くというよりは 玉三郎さんの無心な澄んだ音の広がりを感じることが なるほど結果的に物語そのものなのねと思うのでした。

梅枝さん 児太郎さん お二人の三曲(箏・三味線・胡弓)の完成度に驚きました、日々の鍛錬の成果ですね、頼もしいです。

玉三郎さんの岩永左衛門はオペラグラスでその目に集中し過ぎてこちらの目が乾いてしまいました、そして裃をつけた玉三郎さんはやはり大きい 背が高いのだと改めて思いました、玉三郎さんの人形振りで岩永左衛門をみることができて今月のなんと見せ場の多いこと たっぶり楽しみました。

2019年1月6日日曜日

牡丹植替え2019.1.5


2019.1.5
3月の気温ということで気になっていた牡丹の植替えをしました。
購入したままの鉢に牡丹の根がいっぱいになっているから と植替えを薦められていました、教えてもらって二回り以上おおきな鉢に植替えました。
夜の急激な冷え込みに凍らないように玄関に一晩おきました、春に咲いてね。。

2019年1月3日木曜日

謹賀新年 2019


謹賀新年
 2019 元旦
迷い猫と迷い蝶 どこか通じるところがあるのかな
11月26日に家に来たアゲハと一緒に新年を迎えました
平安で喜びのある年になりますように

(写真は12月初旬のものですが いまアゲハの翅はさらにボロボロになり後足が片方とれてしまいました それでもあちこち歩きまわり日光浴をし蜜を吸っています、最初はほんの一週間ほどの命と思っていましたがすでに38日ながらえています)

2018年12月19日水曜日

銅磨き@牡丹小物入

 
 底に「貞観〇萬」〇はうかんむりに人?
いやこれは「大」でしょ と。
 
 
2009年上海へ坂東玉三郎さんの牡丹亭を見に行きました、蘇州へも日帰りで出かけました、こじんまりしたフリーマーケットがありそこで牡丹の細工のある銅の小箱を記念に買いました。
もう十年近く前なのね。。茶色くなった小箱を磨いてみました。酢と塩で煮るとネットにあったので試したところ細かな細工も苦労せずに綺麗になりました。

2018年12月16日日曜日

アゲハその2

 仮住まいと新居
 いつもそばにいるネコ
2018.12.10
緑の葉は食料にはならないわね 湿気はいいかな
プラスチック容器は滑って蝶がとまりにくいから洗濯ネットがいいとのことでタオルと洗濯ネットをかけてあげました、楊枝にティッシュを巻きハチミツ水を含ませてあげると吸いにきます。

アゲハ蝶 2018.11.26

 
 
いつもの帰り道 秋の公園を抜けて家の近くの車道アスファルトに一頭のアゲハが大きな翅を支えあぐねて私の前をよろよろと歩いていました、そっと翅をつまんで買ったばかりのロメインレタスにとまらせ家に持ち帰りました。
翅は欠けています、ハチミツ水を吸えるように容器にいれました、それが約3週間前。

初ドローン2018

 
2018.11.23
私以外夢中です、初ドローン部屋の天井へ向けて初飛行、音と風はかなりです。
これは小さいサイズ(約30㎝)もうひとつ大きなサイズも来ました。
ふーーーん、私を映さないで。

2018年12月15日土曜日

能 小鍛冶 @2018.11

2018.11.16
国立能楽堂
観世流 小鍛冶 黒頭
前シテ 童子 浅見重好
後シテ 稲荷明神 浅見重好
ワキ 小鍛冶宗近 福王和幸

刀を打てと命ぜられた小鍛冶宗近は相槌がいなくて困っていました、童子が稲荷明神へお願いしてみては といい去ります、その後宗近のもとに稲荷明神が現れ名刀を作ることができた というお話でした。
動きの多いダイナミックな能でした、面白かったです。
神様と刀を打つなんてすばらしい名刀ができたことでしょう。

ゲースのピアノ2018

2018.11.9
Toppan Hall
ロベルト・シューマン
 5つの歌曲
 リーダークライス
 詩人の恋
テノール:クリストフ・プレガルデイエン
ピアノ:ミヒャエル・ゲース

友のマーガレットが好きで私も好きになったゲースのピアノを聴きに行きました。
きれいなだけじゃない 強くて温かくて大きくてリズミカルなところがいいなぁ。
いつもプレガルデイエンさんとの来日です、また楽しみにします。

ひたすら乙女@八千代座2018

2018.11.3 八千代座プログラム
今年2018もまた八千代座へやってきました、私は坂東玉三郎さんの「杜麗娘@牡丹亭(還魂記)」から舞台を見始めたので数々の名舞台を見逃しています。。映像と舞踊公演ですが玉三郎さんの「鏡獅子」の姿を楽しみに来ました。

八千代座の暖かな小ぶりな芝居小屋の空間がとてもよいのです、実際床暖房まで入ってるのでほんとうにあたたかいのです。 玉三郎さんとの距離もとても近く花道もすぐそこ、歌舞伎座はあの大きさがよいのですが八千代座はあのこじんまりまとまったところが濃密でいいですよね。

じっくりと口上のお話をきき実演で舞踊の細かな説明をしてくださりとても興味深く拝見しました。
小さな芝居小屋のスクリーンに玉三郎さんの藤娘がアップで映るとドキッとします、重なって現実に玉三郎さんが現れるのもとても面白い。
鏡獅子では実際に毛振りしてくださいました、銀色に輝く立派な獅子でした、舞台に立つ玉三郎さんがほんとうにおおきいので迫力あります、楽しかったです。
藤娘は「ひたすら乙女」になる というお話も面白かったです。

2018年11月16日金曜日

温泉宿五、帰京早朝@八千代座2018.11

朝早く目覚めました、月がでたばかり その月を眺めながら露天風呂に浸かりました。
早めに朝食をとり大分空港までドライブです、去年は途中町のマラソン大会に巻き込まれ迂回したのを思いだしました、今年はやはりマラソン大会でしたが時間が早くすんなり通れました、が 途中応援の案山子がそこここにたくさん作られていてとてもびっくりしました。
 少しづつ色が加わります
外の像たちはまだお休み中
 昼と夜 同じ像とはとても思えない 不思議だ
Pascalさん素敵な写真をありがとうございます。

温泉宿四、不思議な像たち@八千代座2018.11

ポケスポットがあるらしい
これはどこだろう
それはね そこの障子を開けると見えるわ
見にいきました
ずらっと不思議な像がならんでいます 約二十くらい
 
 
 カマキリとお話し中
異国で彫られたものかしら?

2018年11月15日木曜日

温泉宿三、@八千代座2018.11

 
 


温泉宿二、@八千代座2018.11

 部屋の造作は亀がたくさん 全部で14匹もいました
 
 
 

温泉宿一、@八千代座2018.11

やっと温泉宿に到着しました、ここのお湯は大好きです、何度も、早朝にも月をみながら入りました。

阿蘇山へ@八千代座2018.11

2018.11.1~11.3
九州 熊本県山鹿市八千代座で行われた坂東玉三郎 映像x舞踊公演を観に行きました。
今回で三回目になります、福岡と熊本から山鹿へ行ったことがあるので今年は阿蘇山を見物がてら大分から入りました。お天気に恵まれて秋の阿蘇カルデラの景色と火口をみることができました。
 
大分空港から由布岳の麓をとおり九重連山を越えてカルデラ地形をみました、峠を越えると稲刈りがすんだ田んぼや家屋 森が広がり 桃源郷に来たようでした。


ロープウェイの阿蘇山頂駅まで車で入れますがその日の風向きで火山ガスが危険と判断されると火口まで(車で行ける)は入れません、登山口は閉められていましたが 突然 風向きが良いと判断され 急いで火口まで行きました、大きさや地層、噴石やトーチカに驚き 火山ガスに咳込むのでした。
 
 
 
 Pascalさん 写真をありがとうございます、広角や望遠レンズをつかうと大きな景色も写せるのですね。