坂東玉三郎さんの「牡丹亭」第一幕「遊園」にこの場面があります、玉三郎さんはご自身の声で歌い舞い踊られます。
16才の杜麗娘が侍女春香と春の庭園に遊びにきて 古井戸や荒れた垣根がある庭に花々が咲き乱れるようすを歌うところです。
あでやかに紅紫と咲きそろい
寄り添うは
こわれし井戸くずれし垣
良き辰(とき)の美(うるわ)しの景(ながめ)
見る人もなく
心に賞(め)で事を楽しむは
いずくの庭ぞ
中国古典文学大系53戯曲集下還魂記(岩城秀夫訳)37頁
第10幕 夢に驚く から
あでやかに紅紫と咲きそろい
寄り添うは
こわれし井戸くずれし垣
良き辰(とき)の美(うるわ)しの景(ながめ)
見る人もなく
心に賞(め)で事を楽しむは
いずくの庭ぞ
中国古典文学大系53戯曲集下還魂記(岩城秀夫訳)37頁
第10幕 夢に驚く から
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