ル テアトル銀座
平成24年1月2日(月)初日⇒26日(木)千穐楽
妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)二幕
道行恋苧環(みちゆきこいのおだまき)
三笠山御殿(みかさやまごてん)
妹背山婦女庭訓のお三輪といえば 中川右介著「坂東玉三郎 歌舞伎座立女形への道」に書かれてあったあのお三輪ですよね、お三輪を観ることができる?!
終演後、国立劇場の外に出ると、頭上に星がうつくしかった。 三島さん(三島由紀夫)はしみじみと、
「今晩、世界じゅうでずいぶんたくさんの芝居がかかっていると思うが玉三郎のお三輪よりも美しいヒロインはないね。断言していい」
と言った。 三島さんには、近い自分の死ののちの歌舞伎をこの若女形に託そう、との思いがあったのかもしれない。
高橋睦郎さんの記述、
中川右介著「坂東玉三郎 歌舞伎座立女形への道」P.86より
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