「能の五番 朝薫の五番」プログラム
2018.2.4
横浜能楽堂
能の五番 朝薫の五番 第4回「放下僧」と「二童敵討」
組踊 二童敵討
鶴松 東江裕吉
亀千代 新垣悟
母 宮城能鳳
あまおへ 眞境名正憲
歌三線 西江喜春 中嶺伸吾 玉城和樹
箏 名嘉ヨシ子
笛 宮城英夫
胡弓 川平賀道
太鼓 比嘉 聰
久しぶりに遠出しなくても組踊をみることができました、横浜能楽堂の「能の五番 朝薫の五番」も4回目になります、一年に一回なのでこの日を待ちかねていました。
二童敵討は初めてみます、敵の野遊びに美しい舞踊を舞い油断させ父の敵を討つ兄弟のお話です。
ゴールドの衣裳で見得を切るあまおへ(父の敵)兄弟が敵討ちにでる際 母から刀を預かり 母と別れる場面、敵の野遊びの場面に登場して舞い踊る美しい兄弟、敵をとって金銀の二枚扇を使って晴れ晴れとした踊りを披露するラスト。
歌三線他が奏でる音曲を生で聴きながら生の舞台を鑑賞できてほんとうに楽しかったです。
兄弟のリズム感あふれるシンクロした舞踊が好きです、橋掛かりから二人して登場し敵討ちを果たし退場するまで見事にシンクロするのです。衣装も美しく髪飾りをつけた美少年たちの足元は紅い足袋です、琉球の色使いがもうすぐ咲く紅梅のようです。
美しい兄弟は東江裕吉さん(兄の鶴松)と新垣悟さん(弟の亀千代)が演じました。
来年の「能の五番 朝薫の五番」第5回は「道成寺」と「執心鐘入」です、楽しみです。
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