2010年2月6日土曜日

湯顕祖の牡丹亭(13)

中国古典文学大系53戯曲集下還魂記(岩城秀夫訳)53頁
第13幕 別れ から
柳夢梅
よしやいかなる名儒とて
空腹かかえては胸ふさぐ
夢みるは宮殿の階(きざはし)なれど
覚めては半間の破屋のみ
(略)
他郷に出て生計の道をたてるにしくはない
高官に謁せん
一人の布衣

杜麗娘が夢に見ていた柳夢梅は広州の果樹園にせむしの園丁郭駝と暮らしていましたが 秀才の身を試さんと旅立ちを決めます。

Margaret, 柳夢梅が高官に謁えるときは はたしてこんな門をくぐって行くのかしら、蘇州同里「嘉蔭堂」から。

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