2010年2月26日金曜日

湯顕祖の牡丹亭(15)


蘇州市内平江路
水辺の街はいいものだわ。

中国古典文学大系53戯曲集下還魂記(岩城秀夫訳)62頁
第15幕 金人の偵察 から
われこそは大金の皇帝完顔亮なるぞ。

西湖のほとりに朝な夕なの歓楽をなし、
「三秋の桂子(桂の実) 十里の荷花(蓮の花)」という曲まであるという。されば、百万の兵を起こすことにしたのだ。

(西湖は周囲三百里じゃ)
波の上に花は揺れ
雲のかなた 香のただよう
昼となく夜となく
笙の音に歌の声
酔いしれる集い

江南、杭州、西湖あたりは自然がゆたかで金の王は肥えた土地を狙っているわ。西湖ではないけれど上海郊外に点在する湖?河?のひとつ(同里行きのバスの中から)

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