2012年2月2日木曜日

ろうどくはおとく

朗読はほんとうにお得だわ、一粒万倍日ほどではないけれど 一粒で二度おいしいよりもお得なの。なぜって玉三郎さんの朗読は椅子に座りながらもその場で一人数役になるんですもの。

夜叉ヶ池では 晃(あきら)と百合(ゆり)、池の主の白雪姫、姥
海神別荘では 公子、美女、沖の僧都、博士、女房
天守物語では 天守婦人の富姫、姫川図書之助、名工近江之丞桃六、追手たち

ただ読むだけでもたいへんと思うけれど すべての役になりきって台詞を言っているわ、さよなら公演でみた海老蔵さんの図書之助もすばらしかったけれど 朗読にひきこまれて 玉三郎さんの図書之助を想い、玉三郎さんの晃を想い、玉三郎さんの近江之丞桃六を想像したわ、おもしろかった!

朗読はどんなに集中力がいることかしら、ル テアトル銀座の初春公演を終えたばかりでお疲れも残っているでしょうに すばらしい朗読を聞かせてくださってありがとうございます!

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