2013年9月27日金曜日

ドビュッシーの「沈める寺」

2013年10月3日 東京文化会館で「日本舞踊とオーケストラ」公演があります、坂東玉三郎さんは3演目めのドビュッシー作曲のプレリュード「沈める寺」を花柳流家元花柳壽輔さんと踊られます。
2年前東京フォーラムで行われた家元傘寿の会の「耳なし芳一」にとても感動しました、再び玉三郎さんと花柳壽輔さんが一緒になってどんな世界を見せてくれるのかとても楽しみにしています、もうすぐです。 
玉三郎さんは「水の精」を踊られるようです、映像や写真で玉三郎さんがお好きなダイビングのようすをみることができますが オーケストラをバックに生の劇場空間で「水」や「海」を表現する玉三郎さんを拝見できることが、なによりうれしいです。

東京フィルハーモニー交響楽団のHPに 玉三郎さんのメッセージがのっていました。
坂東玉三郎 [特別出演] メッセージ 
このたびの「日本舞踊とオーケストラ」公演に花柳のお家元様からお声掛けをいただきまして、出演させていただくこととなりました。前回の「日本舞踊×オーケストラ」の公演を拝見いたしまして、私は大変に感銘を受けました。ヨーロッパの音楽と日本の舞踊芸術がみごとに融合した画期的な公演でした。それぞれの舞踊はとても素晴らしい仕上がりで、想像を超えるものでした。これまでお家元様が経験していらっしゃった全ての事が舞台の上で生かされておりまして、これまでの日本舞踊の枠を超え、世界に向かっての日本舞踊公演でございました。このたびの舞踊会でも、ご覧になったお客様方が、様々な時代を超えた東西の舞台芸術の融合を楽しめることに大きな意味があると思います。花柳壽輔お家元、そしてこれからの次代の舞踊家の方々と共に、流儀を超えて、国境を超え、新たな創作の道を歩めるよう、私も精一杯勤めてまいりたいと思います。

0 件のコメント: