2017年4月7日金曜日

組踊「執心鐘入」@国立劇場

国立劇場開場50周年記念
組踊「執心鐘入」と琉球舞踊
2017年3月4日・5日

一部は琉球舞踊 二部に組踊 「執心鐘入」
「執心鐘入」
中城若松 東江裕吉
宿の女   宮城能鳳
座主    島袋光晴
小僧    宮城茂雄 新垣悟 阿嘉修
鬼女(鐘入) 佐辺良和

「執心鐘入」のお話は道成寺と同じでした、ただ鬼女は吊るされた鐘の中にほんとうに入っていてするすると鐘が降りてきて登場します、 鬼の面に鉄杖を持った姿は臨場感があって怖いです。
歌舞伎では花子が鐘の上に乗って鱗模様の蛇を表す着物で睨みと見得をきって幕になりますが 組踊では 座主と小僧が経を唱え その力で鬼女を追い払って幕になりました。
音楽もよく CDを購入して聴いています。

組踊や琉球舞踊は坂東玉三郎さんの国立劇場や南座の公演で初めてみましたが いまあのような公演をもう一度みたいと思ってもなかなか叶わないようです、どれほど贅沢な公演だったかを今さらになって感じています。
「四つ竹」は背の高い男性舞踊家たちと玉三郎さんが踊られるのです、それはスケールが大きくて見事な舞台でした、新垣悟さんの「柳」もすばらしかったですし。。

雑踊の「花風」は好きです、昔ブラジルへ行くという沖縄の方が弾いてくださったメロディに似ていました。

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