2015年3月10日火曜日

春の祭典@ストラビンスキー

BALLAREの予習のためにもっぱら車の中でストラビンスキーの春の祭典を聴いています、Margaretは予習しない派なんだよね、予習しなくても感性が鋭いからいつも的確なコメントが聞けるので感心してしまう、今回は予定が合わなくて一緒できなくて残念。

車内で大音響で聴くと あれ 時代が違うけれど石井眞木が影響を受けてる? 大太鼓やティンパニ?が打ち鳴らされて劇的な感じで 我が家の周りの春とはずいぶん趣がちがう。

第2部の標題は「いけにえ」!
「おとめたちの神秘なつどい」「いけにえの賛美」「祖先の呼び出し」「祖先の儀式」「いけにえの踊り」で終わるようだ。。おとめが生贄に?
とても憶え難そうで 踊り難そうな曲なの、だから舞台が楽しみ!

2015年3月5日木曜日

お蕎麦屋さん

たしか㐂楽庵や〇〇庵という名前のお蕎麦屋さんは昔は街のそこここにあって気軽に食べられたように思う。
けれど国産の材料でつくるお蕎麦は今や高級品で値段も高い、幸い、少し歩けば手打蕎麦を食べさせてくれるお店がいくつかあるので 最近あちこちたずねている、どこも美味しい、さりげなく季節の花が活けられているのもいいなぁ、ほっとするし落ち着く。
蕎麦湯の美味しさもやっと分かってきたわ。
 お蕎麦屋さんの春

春で、朧で、

夕暮れ 東に朧月 西に美しい夕焼けがきれいだった。。
暖かく湿った空気が入って、春がきたのね。
泉鏡花「日本橋」の一節を思い出す、
・・・・・・雛の節句のあくる晩、春で、朧で、御縁日、同じ栄螺と蛤を放して、巡査の帳面に、名を並べて、女房と名告って、一所に詣る西河岸の、お地蔵様が縁結び。・・・・・・

2015年2月26日木曜日

タフな日々

暖かい日が続きます、家の紅白の梅の木は満開に近く美しく咲いています、が、私はここ数日タフな日々を過ごしています。 きつい・・ 時間が少しでもあれば横になって休むようにしています。
 2015.2.25 日本庭園の梅はもう散り始めていました

2015年2月21日土曜日

牡丹

「ダンスパフォーマンスの最前線 玉三郎の審美眼」の記事が家庭画報に載っています。
その中にとても印象的な写真とコピーが・・
「佐渡の鼓童村にある 『牡丹亭』 にてくつろぐ玉三郎さん」
「自らが作った茶碗を手にして」
家庭画報 2015年3月号より
玉三郎さんの公式ホームページの表紙に佐渡で色とりどりに咲く大輪の美しい牡丹の写真をみたことがあります。
「牡丹亭」!があったのね、素敵!
家で牡丹を育てられるかなぁ、いろいろ調べなくちゃ。

2015年2月14日土曜日

モノプリズム@サントリーホール2015.2.12

2015.2.12
サントリーホール 大ホール
早稲田大学交響楽団 第196回定期演奏会
指揮:山下一史
和太鼓:林英哲&英哲風雲の会
トロンボーン:水出和宏
曲目:
R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30
ダヴィッド/トロンボーンと管弦楽のための小協奏曲 変ホ長調作品4
R.シュトラウス/楽劇「サロメ」より7つのヴェイルの踊り
石井眞木/日本太鼓とオーケストラのための「モノプリズム」
アンコール/荒城の月・八木節ラプソディ

サントリーホールでの「モノプリズム」はまさに「天籟」だと思いました、「いかずち(雷)」の連続です、ホールがとどろいて揺れました。。人智を超えた世界だったわ。

2015年2月10日火曜日

開花@梅

きのう近くの梅林をとおったけれど花は開いてないようでした。
きょう庭の梅が一輪開花しました。
 2015.2.9 近くの梅林 まだ開花していないようだった
ムクドリが地面をついばんでいました、虫かなぁ

2015年2月9日月曜日

坂東玉三郎 生生流転の人生スペシャル@BS-TBS TV

BS-TBS様 放送(2015.2.8)をありがとうございます。
何度も見返して理解したいと思います。

大好きな組踊と牡丹亭のところでは 坂東玉三郎さんのあまりのひたむきさに胸がつまりました、聞得大君のお化粧の場面や拵えの場面のなんと美しいこと、琉球の赤?紅?が玉三郎さんに映えてほんとうにうつくしい、貴重な映像をみせていただきました。

牡丹亭では 蘇州古語を何度も繰り返し練習するお姿に涙が出そうになりました、アナウンサーが「壮絶な努力」と言ってたと思います、しかし 玉三郎さんは 機会が与えられたのだからそうするのは当たり前とおっしゃっていました、「牡丹亭では(蘇州昆劇院の)団長さんと 相手役(柳夢梅を演じた俞玖林さん)に恵まれた、運があった」と。 
牡丹亭は何度でもみたい演目です、たいそうロマンチックな物語でしかも玉三郎さんが歌って舞い踊るんですもの! 幾度か観れただけでもしあわせです。 

2015年2月6日金曜日

大盛況の報告@琉球芸能南米巡回公演

2014年8月20日から29日にかけて南米ブラジルとボリビアで琉球芸能南米巡回公演がありました、公演のようすが国際交流基金が運営するウェブマガジン「をちこちMagazine」にアップされています、写真や動画もあって満席・立見の大盛況の様子が伝わってきます。ボリビアの首都ラパスは標高4000mだそうで酸素ボンベを持参していたそうです。その記事より一部引用します。
 サンタクルス。日系人もあまりいない都市で400席の会場。団員の間からも「本当に埋まるかなぁ」という不安の声が漏れる。サンタクルスではメディアでの 広報に力を入れるべく、テレビ出演の機会も設けた。海外で初めてのテレビ生放送に参加するとあって、自然と団員のテンションも高まる。立ち方の新垣悟さん は番組の司会に大変気に入られ、司会からスペイン語で一方的に話しかけられ、新垣さんはきょとんとしていたが、それが視聴者にはとても面白かったらしく、 控え室にいたボリビア人の方々も大笑いしていた。人気番組ということもあり、とても良い宣伝となったようだ。開場前には受付に長蛇の列ができ、400席の 会場に600人以上の人々が詰めかけ、立ち見まで出る大盛況の公演となった。運営面においても二階堂行盛さんをはじめとした現地の学生の皆さんの大活躍に より、滞りなく公演を行うことができた。
現地の人気番組にご出演されたのですね、記事をアップしてくださってほんとうにありがとうございます。

2015年2月3日火曜日

節分

節分にふさわしい暖かな日でした。
93歳の家長!?がそこここの窓を開けさせて それなりに大きな声をだして豆を撒きました、あっははは と楽しそうでした、でも明日の掃除がたいへんなのよね;;

2015年2月1日日曜日

図書館とアロワナ

息がつまってしまって外出しました。

図書館に寄って 彌生書房発行増補版 「村山槐多全集」 と 学研M文庫伝奇の匣(はこ)4 「村山槐多耽美怪奇全集」 を借りました、「村山槐多耽美怪奇全集」 のはじめを少し読んだのですが 8ページにわたって江戸川乱歩先生が村山槐多に心酔し称賛する文章 「槐多 二少年図」 がありました。
またじっくり槐多を読みます。

熱帯魚屋さんのウィンドウを眺めました、大きなアロワナ、くびれて尾ヒレがあるのでアジアアロワナだわ、きれいなオレンジ色、壮観で見飽きないけれど寒いし信号も変わったので家路につきました。 (きれいに写真を撮るのはむずかしい)

2015年1月31日土曜日

婦人公論2015年1月22日号

婦人公論はこの時期 坂東玉三郎さんの美しい写真を表紙に そして記事も載せてくれます。今年の「藤娘」の写真はほんとうにとても美しい。
記事には含蓄のある玉三郎さんの言葉がたくさんあって読むときどきに感銘をうけています、特にうれしかった文章はこれかな、(36‣37ページから引用します)
(前略)傲慢に聞こえるかもしれないけれど、これからは、納得のいく歌舞伎でなければ演らないと決めました。 ただし、未熟でも可能性を秘めた若手とならば演っていきたい。 素晴らしい魂を持った、見たこともない役者が現れる瞬間に立ち会えるかもしれないって、夢があるじゃないですか。
 年齢を重ねると、身体も変わっていきます。どこか筋肉の緩みがでるし、声も年をとった声になってゆく。それでも、表現したいと思う欲求が衰えないことは、ありがたい。(後略)
あぁ こちらこそありがたいです、これからどんな舞台が待っているのかしら! とても楽しみです。

2015年1月30日金曜日

スピリチュアル

実は通っていたゴルフスクールはスピリチュアルに詳しい方々ばかりであった というのを退会する間際に知りました(えっ えーーーっ!)、みなさん力があったようですが 我がゴルフ友のスピリチュアル度はかなりなものでいつも絶妙なアドバイスをもらっていました。

昨年の12月 「今度の月曜は新月なので そのときにワイン風呂に入ると全体運があがるの、赤ワインはいちばん安いので構わないのよ」 とのご託宣をその場にいた4名がききました。

次の週のレッスンでその話になり、結局 全員が赤ワインをお風呂に注いでいたことがわかりました。 
「ワインをお風呂に入れるとお湯が黒くなるよね~」
「匂いがきつくて酔っ払いそうだった」 などなど。
で 効果はどうだったのかな~??

私はおかげさまで上手く事がはこんで 十二月大歌舞伎の「鳴神」のチケットを無駄にしないで済んだのでした、スピリチュアルは解釈の問題でしょう? とはいえ なにかある!?

英哲 音楽会@世田谷パブリックシアター

2015.1.24
世田谷パブリックシアター
林英哲コンサートスペシャル2015
「英哲 音楽会(おんがくえ)」
曲目
1.時の車
2.七星(しちせい)
3.走る黄金の小僧(はしるきんのこぞう)
4.三つ舞(みつまい)
5.海の豊饒
6.モノ・クローム
7.月輪(がちりん)‐‐銀の音声会(ぎんのおんじょうえ)
(作曲林英哲、モノ・クロームは石井眞木作曲)

生きている「音」に身を委ねた2時間でした、生の音?震動?音波?響?・・ 
もういちど 「音浴」 したいなぁ
モノ・クロームで 打ち鳴らされた音たちが纏まるとやはり人の声(合唱)にきこえる、それが聴きたくて演奏会に行くのだけれど。

2015年1月29日木曜日

女物狂@横浜能楽堂

2015.1.17 
横浜能楽堂・伝統組踊保存会提携公演
能の五番 朝薫の五番
能 桜川
組踊 女物狂

「能の五番 朝薫の五番」から一年に一番づつ能と組踊の公演が催されます、
2016年 「羽衣」と「銘苅子」
2017年 「生贄」と「孝行の巻」
2018年 「放下僧」と「二童敵討」
2019年 「道成寺」と「執心鐘入」
(う~む、先は長い・・たのしみだけれどその時自分がどんな環境にあるかわからないなぁ)

沖縄まで行かなくても 組踊の踊り手新垣悟さんをみることができるせっかくの機会なので横浜能楽堂まででかけました、能舞台とお能をみるのは初めてです。
新垣悟さんのお役は「女物狂」のなかで お触書を読み上げて人盗人を捕える小僧さんの役で 私にとってはなかなかに美味しい役だとおもいました、すがすがしい!お姿を拝見できて行ったかいがありました。

能は予習が大事ですね、能舞台で演じられるほとんどを恥ずかしながら鑑賞?理解?できませんでした。。筋を追うことはできましたがプログラムに書かれていたすばらしさはまたの機会に ということで、以下プログラムから 能「桜川」の成立 法政大学名誉教授 西野春雄 さんの文章を引用します。
(前略)
後場は桜の名所桜川のほとりに、美しい掬い網を担げた狂女を登場させ、散る桜に我が子を重ね、「網ノ段」を頂点として、流水に浮く花びらを掬い興じる遊興の姿を、愛惜の情を、季節感豊かに描き出す。桜木・木の花開耶姫(さくやひめ)・花の柵(しがらみ)・花鬘(かずら)・糸桜・樺桜・桜魚(さくらいお)・吉野と、桜の一点にすべて所縁の言葉を集中させ、趣向を凝らし、丁寧に作られている。花が愛し子か、愛し子が花か、うららかな春の川辺に、落花の風情も美しく狂う「桜川」は、世阿弥が『三道』で言う「作り能(創作能)」とみて間違いあるまい。(後略)

歌舞伎でしたら大道具さんが目を見張るような舞台を造ってくれるとおもうのですが、残念ながら衣装と面と謡いと舞だけ(すみません、勉強不足です)で今回自分の頭の中にすばらしい桜の世界を作り出すことができませんでした。

2015年1月28日水曜日

時間よ 伸びて

暇を持て余しているだろう親を歌舞伎に誘ったらOKの二つ返事、ただ 誘うほうは大変です、ドア トゥ ドアで送り迎えするために朝早くから渋滞情報に目をとおしたり いつもの行程の倍を 繰り言に相槌を打ちながら運転しなくてはならないし、帰ってから普段の用事をこなさなければならないし・・ 
しかし心身の負担がきついのは 私のほうではなく老いた親なのだと気が付きました、いつまでも元気と思っていたけれど さすがに5時間も観劇することには耐えられなくなっていたわ。

「もうすぐ終わる?」と不安そうにしていて、あとで聞けば家のことが心配で心配で 居ても立っても居られなかったのだそうで極度の不安と闘っていたようす、観劇どころではなかったのね、これからはお喋りしながらの単なるドライブにしよう。

すでに耳も目も悪くなっていて どのように舞台をとらえていたのかわからないけれど、それはこれから私も行く道で 老いれば世界をどんどん諦めていかざるを得ないわけで・・
スポーツも観劇も今しか楽しめない と心から思う、私には時間がないわ。

時間よ 伸びて

2015年1月27日火曜日

蜘蛛の拍子舞@壽初春大歌舞伎2015

2015.1.26
千穐楽おめでとうございます
お疲れ様でございました
楽しい舞台を見せていただきありがとうございました。

蜘蛛の拍子舞はとても盛沢山でお得感があります、坂東玉三郎さんの魅力、たとえばほれぼれするような舞姿、良い声で語られる台詞、美しく投げられる蜘蛛の糸、後シテの怖い迫力ある蜘蛛の精などなど あれもこれもみることができるのでとても好きな演目です。
拍子舞の終りに扇を口に咥えて型を決めるところの舞台写真があったら買おうと三階へ行きましたがありませんでした、残念。

今月は昼の部、夜の部ともに2回づつ観劇しました、楽しかった。。

2015年1月23日金曜日

日本振袖始@シネマ歌舞伎

映画館のお客様は多かったですねぇ、さぁ今行かなくちゃと時間を空けて出かけてきました。
平成26年3月歌舞伎座公演の「日本振袖始」、あの感動を再び、そして更にパワーアップされてとても見応えがあります、坂東玉三郎さんの岩長姫の表情もよくわかり、後シテの八岐大蛇の迫力も物凄いのです、素戔嗚尊と八岐大蛇の大立ち回りもすばらしくとても楽しみました。

坂東玉三郎さんは身長の高さで苦労なさったと読んだことがありますが、あのスケールの大きさとゴージャス感はひとつには高い身長によるのではないかしら・・ほんとうに目を見張ってしまいます。

幾つ見得を切る場面があったろう そのたびシネマ歌舞伎の有難さを思い知るのです、音響も素晴らしかったわ。

2015年1月21日水曜日

これから先生はTV番組

時間と体力を考えて昨年末でゴルフスクールを退会しました。

そんなときちょうどよくNHKで「いまさら聞けないゴルフの基本」という番組が始まりました、私にぴったり! 見よう見真似ではじめたゴルフなので教科書的な「基本」を教わりにスクールにいきました、スクールというからにはテキストがあるものと思い込んでいましたがありませんでした、きっとそんなものなのね、ほとんどマンツーマンのゴルフスクールでしたが残念なことに活かせませんでした。

スクールに長く通ったのでいままでコーチにいわれていたことがテレビ番組を見てよくわかります、早速テキストを買いにいこう、自主練もしなくちゃ。

2015年1月19日月曜日

地図

最近散歩中に建設現場をよくみる、更地になる前ははて何があったっけと思い出してみる、タバコ屋さんも床屋さんも美味しそうな中華そば屋さんもなくなってしまった。。みんなどこへ行ったのだろう。遠くには大きなクレーンが何本も立ち大規模な計画も進行中のようだ。

新しい道路もできて とても便利なのはいいけれど、少し迷ってカーナビで確かめたら走っている道路が載っていない!えっ、いったいここはどこ?とパニックになってますます迷ったこともある。
ある日そのカーナビが告げます、「地図を更新してください」と。

ネットから全国の道路地図をダウンロードしてSDに上書きすればいいらしいけれど 世の中はどんどん進んでいて家にあった古いカードリーダーは2GBで 8GBのSDを認識してくれず 結局街に買いにでると いまや30GB用で900円なのでした。

これで道に迷うことなく目的地に遅刻しないで着ける! 

2015年1月11日日曜日

横浜能楽堂で組踊の公演

東京新聞 2015年1月9日付け 『<能楽>名作競演 能楽と沖縄の組踊』の記事をネットでみつけました、今年から5年にわたって名作組踊の公演があるのですね、今年は1月17日今度の土曜ではありませんか う~む 観に行きたい! が行けない。。
以下記事を引用します。
いずれもユネスコの「無形文化遺産」に指定されている能楽と沖縄の組踊(くみおどり)が、今年から五年かけて 年一回、横浜市の横浜能楽堂で競演する。「能の五番 朝薫(ちょうくん)の五番」と題し、第一弾として十七日午後二時から、能楽界を代表するシテ方の大槻 文蔵(観世流)が能「桜川」、人間国宝の宮城能鳳(のうほう)が組踊「女物狂(おんなものぐるい)」という大作を披露する。 (ライター・小林泰介)
 この競演は、横浜能楽堂と沖縄の伝統組踊保存会の提携で実現。五年の長期にわたる企画は初めてという。組踊の創始者で十七~十八世紀に生きた玉城 (たまぐすく)朝薫は能のたしなみがあり、能の要素を取り入れながら「朝薫」と呼ばれる独特の組踊を生み出していった。「五番」では、能楽にある類曲の五 演目を選んで、比較しながら鑑賞できる。
 第一弾は、ともに子が身売り(桜川)、誘拐(女物狂)され、苦悩し、気を病む母親を描く。さまよい捜すうちに奇跡的に子供と再会を果たし、喜ぶうちに正気を取り戻すという母子の深い情愛がテーマ。
 大槻は「このテーマならば、能では『桜川』の筋書きが一貫して分かりやすい」と説明し、「周囲からは気がふれた母親に見えるが、本人は純粋に子を 思う一心で周囲に気遣いできないだけ。その一途(いちず)な思いを演じる難しさがある」と話す。「子と再会して正気を取り戻す瞬間の感動を味わっていただ ければ」と語る。
 一方、宮城は「朝薫は組踊の神様のような存在。能の影響が多々あるが、焼き直しではなく沖縄独特の作品として作り上げられている」と語る。「組踊 独特の感情の高まりを表現する“仮名掛(かなが)け”という歌唱があり、緊迫した演技、所作など細かな気遣いと神経を使うのが見どころ」と説明する。
 これまで、能と組踊の類曲競演は単発公演としてはあったが、名作五番を通した公演は初めて。宮城は「テーマを同じにして演じるのはすばらしい。能 と組踊両方のファンの方々には待望の企画」と意欲を示す。大槻は「五十年前と比較すると、演能の形態が変わってきている」と指摘。丸一日かけて能の五番目 ものが上演されていた以前とは異なり、現在では一、二番が主流だ。「そうした中で、違う角度から能を見ていただけるのではないか」と期待を寄せる。
 来年の第二回公演では浅見真州(まさくに)(観世流)の能「羽衣」、宮城能鳳の組踊「銘苅子(めかるし)」、二〇一七年の第三回は復曲能「生贄 (いけにえ)」と組踊「孝行の巻」、一八年の第四回は能「放下僧(ほうかぞう)」、組踊「二童敵討(にどうてきうち)」、一九年の第五回は能「道成寺」、 組踊「執心鐘入(しゅうしんかねいり)」が予定されている。 問い合わせは横浜能楽堂=(電)045・263・3055。

2015年1月8日木曜日

ちいさな祠たち

  
毎年初詣に行くお稲荷さん、本殿にお参りして 東と西にある末社にも寄るのですが 脇にちいさなほこらが増えています、しかもきつねさんは稲穂の刺繍がある前掛けをしていました。2015.01.01

2015年1月7日水曜日

訃報

箏曲家 邦楽作曲家の唯是震一氏がご逝去されたのですね、坂東玉三郎さんの舞台の音楽でお名前を知りました、楊貴妃の住む常世の世界を見事に表現されていました。
CDで琴の美しい響きを聴きましょう。
心よりご冥福をお祈り申しあげます。

2015年1月6日火曜日

手編み

亡くなった母の趣味のひとつに手編みがありました、深く大きな衣裳缶にセーターやカーディガン ベストをたくさん残してくれました、とても暖かくて助かります、手編みっていい趣味だわ。
また 手織りも好きで家族一人一人に暖かくて軽く丁度良い長さのマフラーを作ってくれました、完璧なお母さんでした、ありがとうございます。

2015年1月1日木曜日

氏神さま

零時から町の氏神さまが初詣を受け付けるので 台所をしまって氏神さまへいくと 20メートルくらい並んでいる(例年どおり)、良い年を願ってお参りし 御宝銭(御縁玉五円玉)をいただいて星や月を眺めながらかえる。

たいへんな年になりそう。。
友にいわれた、「笑顔よ 笑顔!」 
忘れずにいよう。
あけましておめでとうございます!