2014年7月16日水曜日

下界のわたしたち

天守物語2回目は3階席から。
図書之助と富姫の会話の場面、富姫にあたるライトで上手に長ーく伸びた富姫の影がとても印象的、その影をじっとみていたらもしかしたら龍や蛇のように形が変わるかも、奥に映る影は短く 科白と動きで刻々と動いて面白い、涼しいお天守だった。

ひきかえ お天守を出ればそこは昼の暑さを残すムッとするような下界で、こんな特異日もあるかというくらい人身事故が重なって交通が混乱していた、ここはまごうことなき下界、富姫は風や嵐、雨を降らせて下界の人々を追うのに ここではなにかが「人」を降らせる、まるで巨大なシステムを自爆テロで麻痺させるかのよう、人々は右往左往しつつも黙々とじっと耐えるだけ。

辛い日だったわ。 

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