2014年10月27日月曜日

朗読劇「瞼の母」@演劇人祭

渋かったですねぇ、玉三郎さんのおはまと中車さんの忠太郎、朗読劇のよさを存分に味わいました。
何故おはまはあんなにつれないの?とマーガレットと話したわ・・堅気でないから? 
つれないからこそ名台詞が生きるのね。
忠太郎  俺あ、こう上下の瞼を合せ、じいッと考えてりゃあ、逢わねえ昔のおッかさんの俤が出てくるんだ―  それでいいんだ。 逢いたくなったら俺あ、眼をつぶろうよ。
(青空文庫「瞼の母」第三場荒川堤より)

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