2015年10月30日金曜日

北原白秋

北原白秋は柳川の生まれだそうです。
柳川は八千代座のある山鹿市から車で約1時間だそうです。
柳川のお堀の写真は 堀端にヤナギが植えられていてまるで蘇州の水郷のようです、舟に乗ってお堀めぐりができるらしい、そこに白秋の記念館があるのね・・ひかれるなぁ 

2015年10月27日火曜日

自主練memo③

3カゴ150球
時間が少なかったせいもあるけれどハイペースで打った。
思い出したコーチの言葉は

「ボールの横を真っすぐな面で打つように」
強い意識・集中がなかったかな、
体を早く開くとスライスになったし 遅いと左へ出た。

「楽に振りましょう」 振り子のようなスイング
ほんとうに これが出来ると力がなくても大きくきれいなラインでしっかり飛ぶ。
どうしたら精度をあげられるかが課題かな。
友の課題は「軌道が身体のお腹のすぐ横を通る」
コースでそれに気を付けたらすばらしい弾道だったそうです、私も気をつけよう。

2015年10月24日土曜日

まったくね。

時間の速さは過ごしてきた時間に反比例して速くなるんですって、
まったくね。
それで 遊んでばかりいると思われてしまうのだけれど まったくね。
体力が追い付かなくて、まったくね。
早く寝なくちゃ、と思っても まったくね、早く寝たためしはないの。
でも10月末から11月にかけて予定がギッシリ、そして年末までそのまま突っ走りそう、このまっしぐらなスピードについていけるかしら?!

香港郵政から2016年の切手の発行予定と申込のお手紙が届いた、何の用も足さない!(と非難される)他国の切手だけれど興味深く読んだわ。

2015年10月13日火曜日

自主練memo②

3カゴ150球

ボールが左へ出る
体の回転不足 と思い 腰のひねりをきっかけに体を回したら真っすぐ飛んでいった、自身で気付いて修正できたなんて嬉しい!

友から注意点
クラブはもっともっとお腹?腰?体のすぐそばを通るの、まだまだ離れているわよ
左手だけで振って 軌道を確認して
(友にはすごく上手いアドバイザーがついているので友からの注意は勉強になる)

手首の返し と 振り子のように振るのは まだまだつかめていないので
次回の課題

うーむ 心地よい疲労 何もしなくてよいなら ゆっくりお風呂に入ってストレッチかな、しかし やることはたくさんだから…

2015年10月7日水曜日

自主練memo①

久しぶりの自主練 3カゴ

タイミング
きっかけは腰かな タイミングがひとつずれるとスイングがバラバラになってしまう
グリップ
がっちり握りすぎ 手首を自由にしてあげないと

いいスイングの感触はあります、どうにか修正していつもベストショットがでるようにしたい。

先輩から
ボールが全部左へいく 体の向きが左に向いているからね
ティショットからアプローチまでコースをイメージして一打一打練習する方法もある
(練習場ではついがむしゃら病がでてしまう) 

2015年10月5日月曜日

手芸

針と糸で去年作ったラリエット かなり細かい作業で苦労したけれど 結局人にあげてしまった。。
友には
「あんなに大変だったもの 価値のわかる人にあげなくちゃダメよ」と言われたけれど たぶん分かってくれているよね。
いまさら返してとはいえないから また作るかな。 

2015年10月4日日曜日

琉球舞踊公演@横浜能楽堂

新垣悟さんの琉球舞踊のことが頭に浮かんでチェックしていたら なんと今月末に横浜能楽堂で 鳩間節 と 揚作田 を見ることができるではありませんか、急いでチケットをとって一安心です。
横浜能楽堂
2015年10月31日
14:00開演

琉球の美 技と技 
  首里織 宮平初子(人間国宝)
  紅型  玉那覇有公(人間国宝)
  舞踊  宮城能鳳(人間国宝)

雑 踊「鳩間節」  新垣 悟、田口 博章
雑 踊「加那よー」 山城亜矢乃
雑 踊「浜千鳥」  根路銘広美、嘉手苅幸代
雑 踊「本花風」  宮城 能鳳(首里織/宮平初子)
若衆踊「四季口説」 山城亜矢乃
古典女踊「稲まづん節」 根路銘広美、嘉手苅幸子
古典女踊「瓦屋節」 島袋 君子
二歳踊「揚作田」  新垣 悟、田口 博章
古典女踊「作田」  宮城 能鳳(紅型/玉那覇有公)
(以上 横浜能楽堂のHPより引用しました)
日程が詰まっていますがなんとか体調を整えて備えます。

2015年10月3日土曜日

坂東玉三郎さんの口跡@阿古屋

初日観劇して坂東玉三郎さんのすばらしい口跡を聞くことができて幸せでした、発声のはじめから聴き惚れました。

秩父庄司重忠に景清の行方を問はれて答える阿古屋
殿様。
四相をさとる御方とは 常常噂に聞いたれど、なんの仔細らしい 四相の五相の、
小袖に留める伽羅ぢやまでと 仇口に言ひ流せし が、今日の仰せに 我が折れた。
勤めの身の心を汲んで 忝い仰つしやりやう、
なんなん誓文で景清殿の行方、知つてさへゐるならば、
お心にほだされ ツイぽんと言ふてのけう が、
なにを言ふても知らぬが真実。それとても疑ひ 晴れずば ハテ いつまでも
岩永左衛門に脅されて答える阿古屋
オホホホホホ、
そんなこと怖がつて、苦界が片時 なろうかいな。
同じやうに座に並んで、殿様顔してござれども、いきかたは 雪と 墨。
重忠様の計ひとて 榛沢様の今日の詮議、
縄もかけず 責めもなく 六波羅の松蔭にて、ものひそやかに義理づくめ、さまざまと労はりて、サア 景清が行方は と問はれし時の その 苦し さ
秩父庄司重忠を演じる尾上菊之助さんの口跡もすばらしかったです。
オオその仔細 いふて聞かさん
曲り偽る心をもつて この曲をなせる時は、その音色 乱れ狂ふ
琴の形を堅に見れば、漲りおつる滝の水。
その水をくれる心の水責め、三絃の二上りに 気を釣り上る天秤責め、胡弓の弓のやがら責めと 品をかへ責むれども、
いつ かな乱るる音締めもなく、調子も 時の合の手の、
秘曲をつくす一節に彼れが誠はあらはれて、
知らぬ 事は知らぬに立つ。
調べを正して聞き取つたる詮議の落着。
この上にも不審あるや。
 (「ようこそ文楽へ」の床本集 壇浦兜軍記阿古屋琴責めの段より引用しました、歌舞伎のそれとは異なっていると思います)
 今月も何度も通いたい歌舞伎座です。

2015年10月2日金曜日

阿古屋初日@歌舞伎座2015


2015.10.1
つい何日か前 千穐楽の政岡に120%感動したばかりなのに 今日は阿古屋初日でまた120%感動して参りました、日を置かずに大役の芸を披露できる美しい玉三郎さんが すばらしい・・・! のひとこと。

この日の 阿古屋 決して忘れない
美しい邦楽演奏会
三味線の方々 浄瑠璃 長唄の方々
坂東玉三郎さんの琴、唄、三味線、胡弓
が歌舞伎座に響き渡ります

歌舞伎座はすばらしい劇場だと思いました。
いや あの大きすぎるかなと思える歌舞伎座が一人の役者の芸とともに迫ります、迫力!あります、なので忘れられないと。

2015年9月29日火曜日

坂東玉三郎さんの政岡@秀山祭九月大歌舞伎

秀山祭九月大歌舞伎夜の部の通し狂言 「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」 は切なくて悲しくて重いお話でした。

自然にそうであるかのような気品と教養を身に付けたスーパーキャリアウーマンの(現代のそれと違って謙虚に控える人格がすばらしい)乳母(めのと)政岡は一子千松ともどもお世継ぎ鶴千代のお傍でお世話をしています、お世継ぎ暗殺を狙う勢力のなかでの暮らしはさぞかしすさまじいストレスだったことでしょう。

信じるのは自らだけという境遇で毎日の食事を用意します、子供たちには心痛を見せず暖かく思いやりながらご飯を炊きます、茶道具でお茶の作法で炊く有名なまま炊きの場面は それは心情が表れて しかも流れるように自然な動作で すばらしい政岡! いや すばらしい坂東玉三郎さんの政岡!!です。
「・・・乳母がいま泣いたのはアリヤ飯の早う出来る呪(まじない)、何にも悲しいことはござりませぬ。コレモウ涙はない。ナ御覧じませ。ほヽヽヽ……。オヽ可笑しい〳〵。サア〳〵今の呪(まじない)でもう飯が出来ました。いつものように、にきにぎして上げましよ」
 しかしその後 毒殺を狙う勢力が揃うなか、千松が母政岡に言われたとおりに飛び出して鶴千代の代わりに毒菓子を食べて 大事な菓子を食べたふとどき者として政岡の眼の前で弄り殺されてしまいます。
一子千松の亡骸を前に坂東玉三郎さんの政岡が嘆く場面、すばらしかったです、ほんとうに悲しくて切ない場面です。
「思ひ回せばこのほどから歌ふた唄に『千松が七つ八つから金山へ、一年待てどもまだ見えぬ、二年待てどもまだ見へぬ』と唄の中なる千松は待つ甲斐あつて父母に顔をば見する事もあらう。同じ名のつく千松の其方は百年待つたとて千年万年待つたとて何の便りがあるろぞいの、三千世界に子を持つた親の心は皆一つ、子の可愛さに毒なもの食べなと云ふて呵るのに、毒と見へたら試みて死んでくれいと云ふ様な胴欲非道な母親が又と一人あるものか。武士の胤に生れたは果報か因果かいじらしや、死るを忠義と云ふ事は何時の世からの習はしぞ」
(「ようこそ文楽へ」の床本集 伽羅先代萩より引用しました)
これほどの苦悩と悲嘆を夜ごとにひと月のあいだ演じるのは 精神的に大変なのでは?と思います、でも友は言います、「仕事です」と。。
2015.9.2
2015.9.12
2015.9.26
観劇。

2015年9月28日月曜日

小さな電波望遠鏡@野辺山宇宙電波観測所2015.9.21

こちらには直径80㎝の電波ヘリオグラフという望遠鏡が連なって設置されていました、84台のアンテナをつないで太陽の画像をとっているのだそうです。
 80㎝の望遠鏡が84台も設置されている
広角レンズだと太陽もこんなふうに撮れるのですね
下にヘリオグラフ望遠鏡が小さく写っています
今回の縦長な四角の写真はすべてPascalさん撮影です、写真をありがとうございました。

2015年9月26日土曜日

45m電波望遠鏡@野辺山宇宙電波観測所

45m電波望遠鏡はミリ波観測では世界最大級のアンテナだそうです。
ほんとうにものすごく大きくて携帯カメラでは収まりません、Pascalさんの広角レンズカメラではきれいに収まっています、ふーむ。

同じ場所で撮ったのにレンズでこんなに写りが違うのですねぇ、ま 私のは単なるピンホールカメラだそうですが。

2015年9月25日金曜日

野辺山宇宙電波観測所2015.9.21

野辺山には宇宙観測所があると知っていたので一度見てみたいと思い 国立天文台野辺山宇宙電波観測所に寄りました、小さく見えていたパラボラアンテナですが近づくととても大きく 感動ものです。
 手前の6台のアンテナは直径10m
奥に小さく見えている上を向いたアンテナの直径は45m!
 … … … 交信中?ではなくて観測中
  












 アンテナを移動するためのレール

2015年9月24日木曜日

蕎麦@八ヶ岳2015.9.20

店の外まで出汁の良い香りがする
「本日休み」の板が置いてあるけど客はいます
要予約
店主おまかせの料理
真っ白な打ち立て更科蕎麦 初めて食べる味
どのお皿も手が掛かっています 美味!
運転がなければお酒を少し飲みたかったかな

2015年9月23日水曜日

高原ゴルフ@八ヶ岳2015.9.20

ホテル隣のコースでラウンド、高原なので紫外線が強い、自走式カートにバッグを積み込んでカート道を走る、去年のコースはフェアウェイも走れたけれど凸凹があってスピードに注意しないとバウンドして怖かったのです、今年のカート道は・・・やはりとっても怖い!運転に慣れていても急な下り斜面はまるでジェットコースターを降りる気分だし 左は親不知のような断崖に狭い道、おまけに柵は錆びている・・ブレーキとアクセルを踏み違えたらと思うと冷や汗ものでした。
昇りの急斜面では降りてカートを押しましたとも! まあ 面白かったです。ショートホールでパーを2つ、ボギーを2つ やはり高原のショットは飛びます。 来年は別のコースへ行ってみようかしら。
 八ヶ岳を向こうに打ち下ろし
 とてもきれいに刈られたコース
グリーンまわりのラフに草がない!助かります
今日の部屋はコースのすぐ脇
ティショットの音がする

2015年9月22日火曜日

星空@八ヶ岳2015.9.19

去年の八ヶ岳が楽しかったので今年も星空とゴルフと蕎麦をメインに出かけました。
 日没後の光
 薄雲の合間に天の川などギッシリと星々が見えました
今年もアンドロメダ銀河を見ることができました

2015年9月14日月曜日

阿蘇山噴火

テレビで阿蘇山噴火のニュースをやっています。
山鹿市や玉名市にも降灰したとか、熊本空港発着の航空便に影響が出たようです。
山鹿市といえば 十月末から十一月初めにかけて坂東玉三郎さんの公演が八千代座であるのです、先日航空券を予約したので心配です、 どうかなぁ  大きな火山のことだから。。
なんとか鎮まってくださいませ。

2015年9月12日土曜日

禁片@レスリー・チャン張國榮

今日9月12日は 故レスリー・チャン張國榮のお誕生日です。
レスリーの歌はどれも好きです、アルバムFINAL ENCOUMTER(1989)の中からレスリーがキレキレにクールに歌う「禁片」をYoutubeで見つけたので載せます。

手持ちの歌詞カードはかなり傷んでます、レスリーいい顔してるなぁ。
歌詞(中国語)をこちらでみつけました。
歌詞の雰囲気から どんな素敵な女性でも基本は毒蛇 だからボクは近寄らないよ って感じですかね、レスリーが歌うMVがあれば元歌のMVよりずっと品がよいと思われます。
途中「永遠冷似冰 冷似冰 似冰」 とつぶやくところがかっこいい!
你要抗拒那引誘笑聲
抗拒那野生眼睛
我説你要明瞭她心境
永遠冷似冰 冷似冰
アルバムFINAL ENCOUMTER(1989)「禁片」の歌詞より引用しました。

2015年9月8日火曜日

三味線

近所で三味線の音が聞こえるようになった。
夜 ぽつぽつと鳴る音が まったく煩わしくない。
雨の夜に 聞こえてくる三味線の音 なかなかいいわ。
なんだか なつかしい気持ちになる。

2015年9月6日日曜日

このごろ

予約したり注文したり調べたりをするきりでパソコンに向かわなかったらあっという間に秋になってしまい、日も短くなり、虫の鳴き声も変わってしまった。。
自分の時間のスピードは変わらないのに周りがどんどん早くなっているみたい(と自分は思う)
夏の終わりのバラは葉が美しい、花は暑い夏を乗り切ってサイズは小さく色は薄いけれど次から次へと蕾をつける。

このごろのお出かけ

8月29日 渋谷公会堂
上妻宏光氏 15周年特別公演
日本流伝心祭 「クサビ」其の四
上妻宏光(三味線プレイヤー)
沖仁(フラメンコギタリスト)
由紀さおり(歌手)
林英哲(太鼓奏者)
市川猿之助(歌舞伎俳優)
田中傅次郎(歌舞伎囃子方)
山井綱雄(シテ方金春流能楽師)
剱伎衆かむゐ(サムライソードアーティスト)
 ギターはいい音色、それに三味線と和太鼓が合奏する、即興のジャズのように楽しかったです、由紀さおりさんの「りんご追分」聴かせます プロですね、猿之助さんの鏡獅子も素晴らしかったです、かむゐの歌舞伎の立ち回りの型とは違う 真剣の立ち回りの迫力に驚きです。
上妻宏光さんのお人柄で素晴らしい舞台を見ることができました。由紀さおりさんがおっしゃっていました、技術で音も作れるようになってしまった今 生の舞台を共有する時間が大切で贅沢なもの、だと。 そのときそこでしか味わえないものはいつまでも覚えているものなのね。

9月2日 歌舞伎座 夜の部
伽羅先代萩
乳人政岡 坂東玉三郎
小さな子供二人(足利鶴千代 一子千松)を従え守る乳人(めのと)役 回りが敵だらけのなか確かな強い愛で子供を守る乳人はライオンの母のよう。
雪持ち竹?の打掛がその強さを表していたでしょうか、刺繍やキルティング?など素晴らしいお衣裳です、その下の赤い着物はきまりがあってあのように赤いのでしょうか、それがまた 玉三郎さんにとても似合っています、美しい赤です。
まま炊きで 千松に水の毒見をさせる場面のお茶碗は 玉三郎さんご自身が焼かれたものかしら? などと見ていました。
何度でも見たい舞台です。

2015年8月25日火曜日

芥川龍之介の「上海游記」

待ち時間には「青空文庫」がいい と聞いていたので 早速立ち上げて新着のところを眺めました。
ラブクラフトもいくつかあったけれど長そうなのでやめ 芥川龍之介の「上海游記」を選んだ。
これがとても面白くて 数年前に坂東玉三郎さんの牡丹亭を観に上海を訪れたときのことも思い出しながら 一昔前の上海の様子を芥川龍之介の文章で追っています。

今読んでいるところは 「戯台(下)」、上海の劇場についてです、行った劇場の一つは天蟾(てんせん)舞台だそうですが その舞台のこと、京劇の特色、客席の様子、 などほんとうに面白い。 道具を使わない劇だそうで想像力が要るということですが 能で鍛えられている日本人にはすぐコツがのみこめるそうです。 そこには無いしきいをこえる時にちらりと見える小さな靴の底にたいそう可憐な心もちがしたそうです。

楽屋といっても舞台裏のような楽屋にいく話がとても面白くて声を出して笑ってしまいます。
・・・ 唯一つ書いて置きたいのは、楽屋にいる時の緑牡丹である。
私が彼を訪問したのは、亦舞台の楽屋だった。いや、楽屋と云うよりも、舞台裏と云った方が、或は実際に近いかも知れない。兎に角其処は舞台の後の、壁が剥げた、蒜臭い、如何にも惨憺たる処だった。何でも村田君の話によると、梅蘭芳が日本へ来た時、最も彼を驚かしたものは、楽屋の綺麗な事だったと云うが、こう云う楽屋に比べると、成程帝劇の楽屋なぞは、驚くべく綺麗なのに相違ない。おまけに支那の舞台裏には、なりの薄きたない役者たちが、顔だけは例の隈取りをした儘、何人もうろうろ歩いている。それが電燈の光の中に、恐るべき埃を浴びながら、往ったり来たりしている容子は殆百鬼夜行の図だった。・・・青空文庫 芥川龍之介 上海游記 十 戯台(下)より引用しました。
その楽屋で女形が何をしたか がオチでこの段落は終わるのですが興味のある方は青空文庫へ。

2015年8月21日金曜日

坂東玉三郎さんがゲストに@BSプレミアム

2015年8月28日
午後7時30分~8時
NHKBSプレミアム
美の壺 「心に風を 扇子」
ゲスト 坂東玉三郎

番組のHPより説明を引用します。
「扇子」は小宇宙にしてその美は無限!▽歌舞伎の扇は、小さくとも強力な美の仕掛け。坂東玉三郎さんの演出に応えて作られた、特別な金銀の扇とは?▽他方 扇面は折り畳みのキャンバス。凸凹を逆手に取った、江戸時代絵師の驚きの構図とは?さらに現代扇子作家は凸凹で視覚トリックを駆使!▽落語の真っ白シンプ ルな扇子。箸や刀、さかずきに見立てられ、七変化する必殺技とは?お座敷で扇子を投げるみやびな遊び「投扇興」も登場!
録画の準備をしなくちゃ。
 

2015年8月16日日曜日

秋の予定

まだまだ暑い日が続いていますが 秋のお遊びについて考え中です。
楽しむためには いろいろ考えて行けるようにしなくちゃいけないわ、まず日取りから。
いつか行けたらと思っていた八千代座に行けるかもしれません!
ゆっくり温泉に浸かりたいなぁ。

ゴルフに
歌舞伎座九月伽羅先代萩の政岡に
歌舞伎座十月遊君 阿古屋に
八千代座での 藤娘に傾城とは・・・

遊びすぎじゃございませんか? と聞こえる。
じゃいつならいいんでしょ?
自分から言わなくちゃお休みなんか私にはないんですもの。

新聞だかに染五郎さんのラスベガス公演の記事が載っていました、もし染五郎さんでなくて玉三郎さんだったら と思うと、何をおいてもきっと行ってしまうわ、アメリカを見たいし グランドキャニオンも見たいしと理由をつけて・・、饅頭こわいというか、玉三郎さんこわい こわい と言ってね。

2015年8月11日火曜日

祭のあと

 
祭はとても賑やかでした、夜店に太鼓合戦 各町内の山車にお囃子 ひどい暑さでしたが出かけてしまいます、太鼓合戦を歩きながら一つ一つのチームをみます、私はいつも三宅太鼓のところでとまります、単調なリズムを繰り返すのですが なぜか少しも飽きません、打ち手が30秒ほどで順繰りに 10台の太鼓を打ちます、太鼓の響きが鼓膜を直撃します、みなさん一生懸命で気持ちいいのです。
山車の引き回しや神輿もそのうち暇になったらゆっくり時間をかけて見てみようかな。

祭が終わって翌日から商店はほとんど夏休みに入ったのでしょうか、あれほどの祭の喧騒が嘘のようです、ちょっと寄りたかったコーヒー屋さんも寂しく閉じていて シュールに真夏の日射しだけが照り付けている街は もう季節がかわったかのようです。

2015年8月9日日曜日

薪能 2015.8.2


2015.8.2
薪能 「千鳥」「羽衣」
薪能の前に「薪能奉告祭」がありました、
社殿のなかで 式が執り行われる間 私たちは着席して待ちます、しばらくすると宮司を先頭に笙や笛 法螺貝を演奏しながら神官が社殿から舞台に向いました。
舞台の左右の薪に火がつけられます。

御火入れ之式
僉議
法螺之景
神酒賜り之儀

いよいよ 狂言「千鳥」と能「羽衣」が始まりました。
揺れる髪飾りにすばらしい装束、なんともいえない優しく気高い面をつけた「羽衣」の天人がとても美しかったです。
そこだけ時間の流れが違っていたように思えました。