2018年1月29日月曜日

とけないゆき

積ってから三日目の公園
毎日朝は零度くらいで今日は29日なのに雪が融けなくて上の写真と大差ない景色、そして木曜日2月1日に雪の予報が再びでています、凍った雪に積るとどんな風かしら、危ないかも。
二月大歌舞伎初日!です。。

2018年1月23日火曜日

雪かき

男手が出払ってしまい 車が通れるように 人が歩けるように よろよろと雪かきしました 明日朝凍ったらもっと大変でしょう
肩甲骨と肩がパンパンに固まっています、かなり腰を入れて雪山をつくりましたよ
ねぇ褒めてくださいよ
みんな自分のことでいっぱいいっぱい 

2018年1月22日月曜日

大雪

梅の古木にあっという間に雪が積もった
いつも小梅を収穫する木だ
まだ蕾も膨らんでいないのに枝が折れたらかわいそう
雪を払ってあげなくては
 しかし不要不急の外出は控えた方がいいとTVで繰り返しいってるのに呑気に小唄を唄いにいってしまった人がいるのだわ・・帰れるのかしら?

2018年1月20日土曜日

京都国立博物館・知新館の写真

日帰り京都遠征から2週間近く経ちました。
遅まきながら写真を。
 威厳ある建物です 
 知新館 設計は谷口吉生先生
組踊公演は地下1階講堂で行われた
 知新館から博物館を眺める
一日中雨の降る寒い日でした、ロダン作の考える人がいます、博物館に寒い冬はよく合うと思います ゆっくりできればですが。
しかし知新館にレストランはあるのですが席に限りがあり 遠くから組踊公演を観に来てる立場としては 腰かけて軽食を取れるちいさな部屋があれば本当に助かったのです、もちろん館内飲食は禁止は納得しています、なればこそ考慮してほしかった。
昼夜公演観る方々も多いのですから。
外へ出て寒い雨降る庭で食べろ とは。。 いかにも京都ですかね。

2018年1月11日木曜日

真玉津(またまちぃ)@京都国立博物館知新館

2018.1.8
午後1時・午後6時
京都国立博物館知新館講堂
若衆こてい節(舞踊)
諸屯(舞踊)
琉球古典音楽独唱 西江喜春
軒端の梅(舞踊)
手水の縁(組踊)山戸:佐辺良和 玉津:新垣悟

京都国立博物館知新館講堂の舞台はかなり小さく低かったように思います、上手に歌三線・箏・胡弓・笛・太鼓の方々が座ると更に狭くなります、照明のせいもあるのか 舞台間近の席から公演をみていると 昔 琉球王国で中国からやってきた冊封使が観たのもこんな舞台だったのかなと、ちいさな舞台を密やかにしずかに見て楽しむという感じをもちました。

平屋敷朝敏(ひしちゃちょうびん)作のハッピーエンドで終わるラブストーリーの「手水の縁」はそんな舞台にぴったりの演目でした。
名古屋能楽堂公演(2017.12.6)の「手水の縁」で気付いたのですが主人公の名に「真」の字を枕詞のようにつけて志喜屋の大屋子が愛情を込めて呼ぶのです、山戸は「真山戸」(めーまとぅ)玉津は「真玉津」(またまちぃ)と、それがすごく新鮮で主人公たちをさらに身近に可愛く感じたのでした。

新垣悟さんの「真玉津」は美しかったです、紅が良く似あいます、鉢巻や腰帯の紫がアクセントで効いています、琉球古典や舞踊の衣裳は色彩が美しく立ち姿がすばらしいのです。 チラシから「真玉津」だけを切り抜いてノートに貼りました(でもね、山戸が肩に手を置くシーンなので指だけ残ってしまいました;)
昨年から「手水の縁」を何回もみました、とても楽しかったです。

2018年1月9日火曜日

楊貴妃@十二月大歌舞伎

2017.12.11
2017.12.16
2017.12.26
歌舞伎座 第三部
二、楊貴妃
楊貴妃  坂東玉三郎
方 士  中   車
唯是震一作曲
杵屋勝四郎

玄宗皇帝からの手紙を携えて楊貴妃を探し求めて長い旅をしてきた方士が 蓬莱宮で楊貴妃と出会い皇帝の想いを伝え楊貴妃から髪飾りを預かって帰る物語です。

常世の国の楊貴妃の魂魄を踊る玉三郎さん、魂魄ですもの 体温を感じさせません、すばらしく臈たけた美しさです、魂魄ですもの もちろん体重も感じさせません、客席に視線を投げかけるさまはまるで観音さまの視線に見守られているようなのです。

観音さまと視線が合ったよね、観音さまこっちを見てる?などと友と話しました。

唯是震一氏作曲のすばらしい曲と杵屋勝四郎さんのすばらしい唄声を聴きながら蓬莱宮の時間を私たちも過ごしました、別れのとき作り物の宮に歩む玉三郎さんの後姿がすばらしい、ぶれることなくゆらゆらとゆっくり歩むすがたは風になびく柳のようでしたもの。

やさしい最終電車

1月8日 京都国立博物館知新館講堂で行われた琉球舞踊と組踊の公演を日帰りで見てきました、帰りは最終の新幹線東京行きと最終の在来線を乗り継いで午前零時をまたいで無事帰宅しました。

新幹線東京行きは指定席でしたがほぼ満席、猛烈なスピードで走ります、東海道線が遅れたということで途中停まらない駅にのぞみが停車し取り残された人々を乗せました。
また在来線の最終電車でも遅れている他線の乗り継ぎの人々を出発時刻を過ぎても待ち乗せました、停車してロスした時間はスピードを調整して定刻どおり到着しました。

途中車内を多くの車掌さんが行き来し何度も乗り継ぎの確認をとっていました、当たり前のことだったのかもしれないけれど 初めて最終の新幹線に乗ってみてその正確さと心配りの運行ぶりに感心しました、すばらしいことだなぁと思って。

2018年1月5日金曜日

謹賀新年 2018


謹 賀 新 年
健やかな年になりますように
2018.1.5

今日からいつものペースになれるかな
お正月を越すとほっとします
今年の観劇はじめは京都国立博物館 平成知新館 講堂で行われる琉球舞踊と組踊「琉球古典たまゆらの世界」(2018.1.8)からです。
無事に行けますように。

2017年12月30日土曜日

炎の色@キャンドル

キャンドルの炎といえばやわらかな黄色と思うけれど 炎にピンクや青、緑、白 紫など色が出て燃えるキャンドルをはじめて見ました。
綺麗だなぁとみていたらクリームが焦げてしまいました;

2017年12月27日水曜日

瞼の母@十二月大歌舞伎

2017.12.11
2017.12.16
2017.12.26
歌舞伎座 第三部 
一、瞼の母
水熊のおはま 坂東玉三郎
番場の忠太郎 中   車

忠太郎はどれほど母を探し求めていたか・・。
登場する半次郎の母おむら・三味線を弾く老婆・夜鷹のおとらと忠太郎の会話から 子を想う母の姿が前半の伏線で示される、ところがやっと母に巡り合えた段で とんでもないことに忠太郎は母に拒絶されてしまうのだ。

このどんでん返しのような場面 玉三郎さん演じるおはまの氷のような冷たさが唸ってしまうほど好きだ、娘のお登勢がいくら可愛いとはいえ人情の篤い江戸の人がここまで拒絶できようか? 母おはまは煙管を落としたところからもう忠太郎は我が子だと直感で知ったと思う、それなのに忠太郎の言い分を頑として聞かない、火鉢にもたれて耐えているように見えるが口から出てくる言葉は他人行儀な「忠太郎さん」だ。

おはまの拵え 鯉の滝昇りの図案が洒落て染められた羽織りに縞の着物、小紋の裏地 絞りの半襟など 大店の女将の貫禄がすばらしい、それに加えてあの冷たい台詞まわしは いいなぁ! ほんと憎々しく感じてしまうほどだ。

友の反応が面白い、とても涙とは無縁に思えていたクールな若い男性は号泣したし そんな(号泣するほどの)泣ける場面ありましたっけというお嬢さんもいた 私はうるうるぽろぽろでございました。
一途な忠太郎さんすばらしかったです。

2017年12月25日月曜日

請勿越軌 (Cheng Mat Yut Gui) - Leslie Cheung Kwok Wing (張國榮)



最近よく荻野目洋子のダンシング・ヒーローとバブリーダンスの話題を耳にします。
レスリーチャン張國榮が荻野目洋子の「湾岸太陽族」をカバーした「請勿越軌」を思い出します、ノリのよいリズムが快い。
リズムに乗ってどんどん用事がすめばいいのですが あれもこれも聴きだすととまらず この忙しい時にね なにしてるのかな・・

 張國榮「請勿越軌」1987

2017年12月20日水曜日

傾城恋飛脚@文楽鑑賞教室

2017.12.19
国立劇場小劇場
傾城恋飛脚 新口村(にのくちむら)の段
Bプロ
口 竹本古住太夫
  鶴澤清公
前 豊竹呂勢太夫
  鶴澤燕三(えんざ)
後 竹本千歳太夫
  豊澤富助

亀屋忠兵衛 吉田蓑二郎 かしら:源太
遊女 梅川 豊松清十郎 かしら:娘
親孫右衛門 吉田玉男  かしら:定之進

日高川入相花王@文楽鑑賞教室

2017.12.19
国立劇場小劇場
日高川入相花王 渡し場の段
Bプロ
豊竹芳穂太夫(よしほだゆう)
豊竹靖太夫(やすたゆう)
豊竹咲寿太夫(さきじゅだゆう)
豊竹亘太夫(わたるだゆう)
竹本碩太夫(ひろたゆう)
鶴澤清丈
鶴澤友之助
鶴澤清公
鶴澤錦吾
鶴澤清允

清姫:吉田蓑紫郎 かしら:娘・角出しのガブ
船頭:吉田文哉      かしら:三枚目

2017年12月11日月曜日

能・観世流 隅田川@国立能楽堂

2017.12.9
国立能楽堂
隅田川 観世流
シテ 梅若丸の母 観世銕之丞  面:曲見
子方 梅若丸 谷本康介
ワキ 渡守 宝生欣哉
ワキツレ 旅人  則久英志



琉球舞踊と組踊@名古屋能楽堂

2017.12.6
名古屋能楽堂
琉球舞踊
 若衆踊 若衆ぜい 新垣悟 田口博章
 二才踊 高平良万歳
 雑踊 加那よー
 雑踊 鳩間節
 雑踊 花風  歌三線 西江喜春
 女踊 諸屯 宮城能鳳 歌三線 照喜名朝一
組踊 手水の縁  歌三線 照喜名朝國  
         東江裕吉(山戸)新垣悟(玉津)
  

能 観世流 紅葉狩 鬼揃@国立能楽堂

2017.11.30
国立能楽堂
観世流 紅葉狩 鬼揃
国立能楽堂
前シテ 女 観世芳伸 面:孫次郎
後シテ 鬼 観世芳伸 面:般若
 ツレ 侍女(五名) 面:小面
 ツレ 鬼 (五名) 面:般若
ワキ 平維茂 則久英志
 

2017年12月10日日曜日

秋の公園・ある実り


4月に桜が満開に咲いていて 
8ヵ月後、葉は紅葉して散ってしまったけれど 
可愛い実が実ったの ほのぼの。

2017年11月24日金曜日

琉球古典芸能 華やぎの声と舞の技@紀尾井小ホール

2017.11.14
紀尾井小ホール
一、かぎやで風節
二、こてい節
三、女踊「柳」
四、二才踊「前の浜」
五、二揚仲風節
六、語り組踊「手水の縁」
七、「菅撹変奏曲」
八、加那ヨー天川
九、よしやいなう節

古典正調だと思いました、語り組踊という形式は初めて見ました、山戸と玉津は飾られた衣装の前に正座し舞踊なしで唱えました。

私は以前新垣悟さんの女踊「柳」に大変感動したのでぜひ「柳」の曲と舞を見たくチケットをとりました、全神経を集中しすぎたせいか盛上りを感じる前に終わってしまったように感じました、とてもゆっくりした長い曲だと記憶していたのですが。。?はてなぜだろう。
美しく綺麗だったのですが照明のせいでしょうか 琉球の紅?赤?が飛んでしまって残念です、もっともっと綺麗と思いますがLED照明のせいか色が褪せて見えました、もったいないと思いました。

徳丸吉彦さんと中村透さんの解説がとてもよかったです、またいただいたプログラムが読みやすく解説され写真はありませんがとてもよくできていて嬉しくなりました。

秋2017

 すっかり秋が深まりました、
 人々は植木を剪定したり外回りをきれいにしています
もうすぐ新年を迎えますね

2017年11月18日土曜日

「邂逅」CD発売記念コンサート@坂東玉三郎

2017.11.8
2017.11.9
坂東玉三郎「邂逅~越路吹雪を歌う」CD発売記念コンサート
銀座ヤマハホール
演奏:三枝伸太郎(pf)川本悠自(ba)今井義頼(ds)上原なな江(Per)会田桃子(vn)吉田篤貴(vn)三品芽生(vla)島津由美(ce)熊坂るつ子(Acc)

 1.群衆
 2.ひとりぼっちの愛の泉
 3.アマリア
 4.ユーヌ・シャンソン
 5.人の気も知らないで
 6.バラ色の人生
 7.アプレ・トア
 8.コメディアン
 9.リベルタンゴ
10.枯葉
11.アコーディオン弾き
12.妻へ
13.離婚
14.18歳の彼
15.水に流して
16.最後のワルツ
17.夢の中に君がいる
アンコール 8日バラ色の人生、9日最後のワルツ
 
一曲一曲の想いと情景がはっきり伝わります、心の襞に深く埋もれていたあの日のあの時の心情が引き出され甦ります、「妻へ」はまだ未体験の情景ですが遠からずやって来るかと思うと辛くて聴いていられないほどでした。
聴き慣れた「アプレ・トア」「夢の中に君がいる」は心が安心して聴いていられるのでした。(一作目のCD「一寸おたずねします」の「雨傘」がほのぼのして好き)
玉三郎さんがお着換えする間 主にタンゴを演奏していらっしゃるバンドの方々が ビアソラのリベルタンゴを演奏してくださいました。

エメラルドの指輪はブルガリ? ダイアモンドの指輪もしていらっしゃいましたし、アンコールにお召しになっていた上着の生地はイタリア製とか・・
「リシェス」のベニス紀行に載っていた玉三郎さんのマントとステッキとラインストーンの仮面の写真が思い出されます、これからのコンサートでぜひ見てみたいと思いました。

2017年11月17日金曜日

紅葉の宿に泊まる、二

2017.11.3~4
 日がな一日このお湯に浸かっていたい
 外にも石のお風呂があって月を眺めながら入ったわ
どちらもかけ流しでお湯が溢れる
お食事は食べきれないほど 
紅葉だけじゃなくて梅に鶯もお出迎え

2017年11月16日木曜日

紅葉の宿に泊まる、一

2017.11.3∼4
宿のパンフレットに 八千代座を手掛けた棟梁が門や塀を造り、瓦や彫りの細工もその道の第一人者の職人が当たったと書いてあります。
山郷の奥にひっそりある温泉 すばらしいお湯でした。
お部屋は紅葉でいっぱい、引き戸の玄関から凝った細工がいっぱいで電燈の明かりが柔らかな紅葉になります。
 一枚一枚に模様が入っているガラス
 そこここに紅葉が散りばめられている
 

2017年11月15日水曜日

夢幻の世界@坂東玉三郎 映像x舞踊公演・八千代座

坂東玉三郎 映像x舞踊公演@八千代座
2017.11.3 夕の部
 一、口上
 二、稲舟
 三、鷺娘
2017.11.4 昼の部 
 一、口上
 二、京鹿子娘道成寺
2017.11.4 夕の部
 一、口上
 二、稲舟
 三、鷺娘

芝居小屋に吹雪が吹き荒れる、そこにいるのはどれも玉三郎さんだ 大きなアップの玉三郎さんがいるかと思えば吹雪のなか映像から抜け出たように舞台に玉三郎さんが現れる、めくるめくという感じ、とても面白かった、八千代座が色彩鮮やかな3D空間になったような、そして拍手のなか すっくと舞台に挨拶に立った玉三郎さんが大きい! 小さな芝居小屋に大きな玉三郎さん まるでTamasaburo in Wonderland、これは夢幻の世界じゃなかろうか?
2017.11 八千代座公演プログラム表紙
京鹿子娘道成寺も同じくたっぷりと玉三郎さんの舞踊を楽しめる、鈴太鼓の玉三郎さんが客席に飛び込まんばかりに近づく、これほど身近に楽しめるなんて やはりこれは夢幻の世界じゃなかろうか?
2017.11 八千代座公演プログラム表紙
実演入りの舞踊の解説はとても興味深く ツツトテシャン・・と口三味線で ほらこのようにと踊りながら解説される、いかに玉三郎さんが専門家であるかがよくわかる、きっと長い道成寺の曲も口三味線でさらさら唄うのだよね、すごいね、すごいね など友と語り合うほど 口三味線する玉三郎さんがひどく新鮮でした、歌舞伎座の公演じゃ見ることができないもの。
ほんとうに楽しい公演でした。

2017年11月14日火曜日

吉野ヶ里歴史公園2017.11.3

2017.11.3
レンタカーで福岡から山鹿までドライブしました。
途中時間があったので 吉野ヶ里歴史公園 に寄りました。弥生時代の遺構が復元されているのです、昔の人々は太い大木を何本も使ってこれほど大きな建物を作ったのね。。すばらしい。
紅い蕎麦の花 食べる蕎麦も紅いのかしら

2017年11月13日月曜日

首里城@那覇二日目

2017.11.2
前回(2017.4.15)は見学時間を過ぎてしまい正殿の中まで行けなかったので御庭に入り正殿を訪れました。美しい王宮でした。
特に書院は風が吹き抜け庭園はすばらしく眺望もすばらしいのでした。
 
県立芸大は首里城のすぐ隣にあるのね
夕刻 那覇を後にして福岡空港へ向かい、羽田から来た友と無事会うことができました。