2010年10月14日木曜日

清永安雄氏の写真集「古鎮残照」

図書館から清永安雄氏の写真集「古鎮残照」を借りてきた。

清永安雄氏は写真集「レスリー・チャンのすべて」を撮り下ろした写真家で この本は2004年~2005年にかけて中国の古い街々を記録した写真集だ。

古い街々を写しているけれど清永氏は「その一番下にある道(清永氏曰く)」そこに綿々と続いている時間と空間を とらえている。

特に香港の西の3つの村の写真たちは、中国の様式に西洋の様式が入ったショップハウスやイギリス中世の塔のような古いビルの写真で それはいままで見たことがなく とても興味をそそられて、そして 頁をめくって手が止まったの。

レスリー・チャンが金像奨最優秀主演男優賞を獲った映画「阿飛正傳(欲望の翼)」のなかで 軽快なラテンにのって阿飛レスリーとフィリピンヤクザとの大乱闘シーンがあるのだけれど、映画のなかではそこはフィリピンなので ロケ地もフィリピンのどこかと思っていたけれど、そのシーンにそっくりな天井の高い大食堂の写真を見たときに「あれっ??」と思ったわ、もしかしたら撮影は香港の近くだったのかも・・まぁよく似た建物はたくさんあるでしょうが。

もう一度 阿飛レスリーがすばらしい「阿飛正傳(欲望の翼)」を見てみよう。

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