2010年10月28日木曜日

牡丹亭千穐楽

坂東玉三郎さん、蘇州昆劇院の皆様方、22回にも及ぶ公演を無事終えられ おめでとうございます、ほんとうにお疲れさまでした。

そして ありがとうございました

今日も満席でした、やんごとない身分の方がみえているのかSPが2幕目まで左右の壁に立ってずっとお仕事をされていました。

坂東玉三郎さんの杜麗娘は相変わらず美しく朗々と唄い舞い踊りました、今日は3幕目幽媾の場面に見入ってしまいました、柳夢梅役の兪玖林さんと杜麗娘の坂東玉三郎さんの恋の歌と踊りにうっとりしました。

二人は水袖を優雅に振って踊りますが、一瞬 玉三郎さんの水袖が髪飾りに引っ掛かり、あっと思いましたが、優雅に髪をなおすしぐさで すぐに引っ掛かりを解きました、さすが坂東玉三郎さんです。

「毎日 玉三郎さんは恋におちるのね」とMargaret.

ほんとうに不思議なお話、
「夢と思って生きる人生」という石道姑、夢の世界に生きて現実には亡くなってしまう杜麗娘、あの世から夜な夜な訪れる美女を現実にまったく疑わない柳夢梅、最後には現実に結ばれるけれど その時々夢に現にいったいどういう関係の二人なの?とMargaretと話に花が咲いてしまったわ。

あぁ お楽しみが終わってしまったわね。。

2 件のコメント:

mermaid さんのコメント...

千秋楽、さぞかし素晴らしかったでしょうね。今回の公演は、合計何回行かれたんでしょう?行かれる度に恋に落ちてたでしょう?^^
生に勝るものはないですよね、ライブにしても舞台にしても、そして。。。

Christinaさんのブログを読んで、来月がますます楽しみになりました! もうすぐですね。

Christina さんのコメント...

mermaidさん コメントありがとうございます。

むかし逃した魚が大きかったのが教訓になっていて、牡丹亭東京は3回!も行ってしまいました、そして11月も予定してます、楽しみです。

生の舞台、コンサート、リサイタルはその場の空間に触れられますよね、生きている空間の魔力に逆らえません、とても幸福を感じます。