2013年4月18日木曜日

Felix Ziem@Petit Palais 2013.2.17

ちょうどプティ・パレで企画展Felix Ziemがあったので鑑賞しました。
 
「美を夢見た」と日記に記したZiem, 描かれた空間は現実には ほんの一瞬出会えるか出会えないかの風景、空間、時間だと思います、たそがれの光が美しい風景(建物や海)に反射したほんの一瞬を永遠にしたのがZiemだと思います。
しかも建物 市井や帆船 異国の人々 鳥や馬・駱駝などがZiemによって画に組み込まれ ますます夢でしか出会えない見たこともない空間になっています、「見たこともないものを見てみたい」 といつも密かに思っている私にはとても興味深い展覧会でした。
Veniseの風景は幻にも蜃気楼にもみえるけれど 雲も海も 帆船も船を漕ぐ人々も みな生き生きと動いています、blueが美しい・・ 
牡丹の画もありました、Ziemが描く牡丹も忘れられません、タッチは印象派そのもの、触れれば一瞬にして散りそうな画でした。。
Felix Ziem(1821-1911)も「1900年」のパリを生きていたのですね、なんという時代だったのでしょう。

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