2018年5月24日木曜日

本朝廿四孝@文楽

2018.5.12
国立劇場小劇場
本朝廿四孝
 桔梗原の段
 吉田幸助改め五代目吉田玉助襲名披露口上
 景勝下駄の段
 勘助住家の段
  横蔵 後に山本勘助 吉田玉助
義経千本桜
 静御前 豊松清十郎
 狐忠信 桐竹勘十郎

歌舞伎の本朝廿四孝と義経千本桜を見たくてチケットを取りました。しかし山本勘助にまつわる孝行のお話しは十種香・奥庭狐火を期待していた私には入り組んで実の身の上は〇〇という話の筋を追うことに精一杯でした。
横蔵 後に山本勘助の勇猛?な姿は印象的です、しかし孝行の話がどうも・・お種と慈悲蔵(後の直江山城之介)の子は「甲州の住人山本勘助」と下げ札をつけ雪のなか捨てられ 乳ももらえず最後は飛んできた小柄で死んでしまうという・・軍師の孝行の話?はどこかずれて感じられました。まぁ勉強不足なのですが。

静御前と狐忠信の道行の義経千本桜は楽しくみることができました。
静御前はおっとりと美しく 狐忠信は時に狐の所作がでて 桐竹勘十郎さんは生き生きと操っていました、歌舞伎では忠信が狐の衣装を着て宙を飛んだり面白いのですが白いフサフサとした衣装での狐の立ち廻りはありませんでした。

0 件のコメント: