2010年1月27日水曜日

湯顕祖の牡丹亭(11)

蘇州滄浪亭の小道


中国古典文学大系53戯曲集下還魂記(岩城秀夫訳)44頁
第11幕 慈母の戒め から
花園はひっそり静まり
果てしなく広がり
亭や台も半ばこわる
杜麗娘の母上は若く美しい娘を寂しい花園に連れ出すとはとんでもないと侍女春香を叱ります、広く寂しい庭園に遊ぶことは憚られたのね、確かに何が潜んでいるかしれないし、春だからこそ?
09年に訪ねた蘇州の庭園たちはきれいに整えられていたけれど晩秋の空気の冷たさと小雨にそれは当然秋の寂しさは感じたわ、Margaretはどうだった?

壊れていない亭?台?(蘇州滄浪亭)


同里退思園の片隅

2 件のコメント:

Pascal さんのコメント...

写真がとても素敵です。物語の世界のような庭園のよさが良く伝わります。christinaはカメラが上手ですね。

Christina さんのコメント...

Pascalさんコメントありがとうございます。
カメラは素人です。
平日・午前中・小雨に濡れて空気がしっとりしてたのが幸いしたのかもしれません。寒くて人の出も少なかったし。