2010年6月28日月曜日

湯顕祖の牡丹亭(29)

中国古典文学大系53戯曲集下還魂記(岩城秀夫訳)134頁
第29幕 他人の疑惑 から

梅花観を守る石道姑は柳夢梅の部屋から夜毎に聞こえる「喋喋喃喃」の女性の声が気になってしかたありません、行脚で来ている若い尼を怪しんで柳夢梅との仲を問いただしますが 若い尼は心当たりがないので驚き、二人でつかみ合いをはじめます。陳最良先生がとりなしますが双方納得がいかない様子です。
(喋:巧みによどみなく話す 喃:くどくどしく語る)

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