2010年6月22日火曜日

坂東玉三郎さんの小野小町姫・傾城墨染実は小町桜の精



6月10日から13日まで上海蘭心大劇院で坂東玉三郎さんは杜麗娘と楊貴妃を舞われて帰国されました、おかえりなさい!、そして19日から再び京都南座の舞台が始まりました。その「返り初日」の『重戀雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)』を見ました。

出だしからすぐそばの花道を小町姫が通りすぎていきます、あ~ こんなに間近に しかし遠くをみつめる透きとおったまなざしの小町姫、所作を見つつもやはり視線はお顔に。。

120パーセント、いや200パーセントの 期待を補って余りある舞台でした。

観劇歴が浅いのですが 静御前・妻菊・傾城・鷺娘・娘道成寺の役をすべて ひとつの舞台で観た気持になりました。降りしきるさくらの中の最後の場面 あまりの迫力に感動してしまい 涙が。。

ありがとうございます、と感謝の言葉しかでてこなかったわ Margaret。

2 件のコメント:

PASCAL さんのコメント...

クリスチーヌ姫に付き合って玉様をみましたが本当に感動的でした。でもどこがどこがと聞かれると無学な身ゆえ返答に窮す次第。玉様のきりりとした美しい姿が素晴らしいのはもちろんですが、獅童のとぼけた味わいも上手くマッチしてとても楽しめました。クリスさんに感謝です。また連れて行ってくださいな。

Christina さんのコメント...

感動を共有できてよかった、そういえばPascalさんは廓の場面の踊りに興味津々でしたっけ。
さすが古典芸能、奥が深いです、知ろうと思えば果てしなく世界が広がるのがちょっと。。道すがら学校で聞いた地名がたくさん出てくるのは面白かったです、それぞれに歴史があって、昔ながらの地名は変えない方がいいですね。
またゆきましょうぞ、ゆきましょうとも。