2016年9月12日月曜日

生誕60周年

香港のスター張國榮レスリーチャンが今日生誕60周年を迎えました。
時期的に何か発売になっているかなとショップを覗いたら 没後13年であるのに新曲!のCD!が発売になっていました、そろそろ香港から届くのですが 「新しい何か」に接するのに気後れする・・ どうしてかな 自分でもよく分からない、線の細い声だったらどうしよう、元気のない声だったら聴くのが嫌だしなどなど 没後発行されたCD「一切随風」も気後れして未だに封をきっていない。。

没後 香港で催された紀念イベントにお手伝いがてら参加したことがあるけれど、タイトなスケジュールのなか 真夜中の茶餐廳でミーティングしたとき 「顔色がみどりいろ!」といわれた・・疲れきってました、懐かしい一コマです。

2016年9月11日日曜日

なまいだ@小唄「酒と女」

お爺ちゃんが三味線に合わせて唄っている、近々小唄の会で披露するのだそう。
調子のいい唄で聴いててすごくおかしいの。
・・・ ちょっぴりつまんだあくえんいんねん
なまいだ
なまいだ
なまいだ
ぢごく ごくらくえ~ ずっと
ゆくのも ふたりづれ
・・
おまえのようなうつくしいおなごと ぢごくへ
ゆくならば えんまさんでも ぢぞさんでも
まだ
まだ
まだ まだ まだ
おに ころし~~ (歌詞から引用)
「なまいだ」「なまいだ」と「まだ ぁ まだ ぁ まだまだ」がひょうきんで面白くて 南無阿弥陀仏のことなのね。
それにこの唄と同じようなことが 実際ここ一年身近な人に起きていて こういったことって江戸の昔からあるのね と妙に身近に感じてしまう。
いやな話も これだけ明るく歌い飛ばせばいいのだわと 江戸っ子の洒脱さを見習おうと思いました。
友の三味線に合わせて唄うお爺ちゃんがとても楽しそう、親孝行なこと。

2016年9月10日土曜日

公園をサイクリング@名残の夏

 
2016.9.9. 広い公園をサイクリングしました、雨上がりでとても水蒸気が多く 木陰はひんやりして気持ちよかった、乗りやすそうと選んだ自転車はとても乗りにくいママチャリでした、膝が深く曲がって漕ぐのが大変でした。
自転車専用道の脇には萩が勢いよく咲いて・・ というか伸びていました、外国製のススキでしょうか、一群の小さなひまわりと咲いています、名残の夏です。

2016年9月7日水曜日

古本募金きしゃぽん

この12日に故レスリーチャンの誕生日がやってくる 生誕60周年 還暦の年ということでさまざまなイベントが催されるようです。
2003年にレスリーが自ら命を断ってから13年になります、没後数年間にため込んだ大量の資料をみなさんどうしていらっしゃるのでしょう、かねてからそれらを整理・処分しなくては・・と思っていたら 鼓童のコンサートのプログラムに「古本募金」鼓童Xきしゃぽんの記事をみつけました。

これからひとつひとつISBNのあるなしを確認して箱詰めするつもりです、しかしISBNのあるものは少ないのだろうなぁ 募金できるものはISBNがついた本、DVD、CDなど いったいどれだけ処分できるかしら 気持より強い意思が要るわね、友はさっさと処分して 私のところにもたくさん届いたのだわ。。

2016年9月1日木曜日

林英哲さんのお話@「国立劇場と日本の太鼓」

2016.8.23
国立劇場第60回伝統芸能サロン
「国立劇場と日本の太鼓」
講師 林英哲

真っ白なシャツにグレーのきちんとしたベスト 黒のパンツと暑い日でしたがモノクロの装いで涼し気に少年のように登場しました、あの力強い力こぶはどこにあるのだろうと思いました。

1979年に鬼太鼓座座員として 国立劇場「日本の太鼓(太鼓と祭囃子)」の舞台で演奏してからこれまで 国立劇場の節目節目に演奏してこられ、近くでは千響3部作「空海千響」「大地千響」「人智千響」を演奏し大評判になったそうです、そして 今月24日25日には開場50周年記念特別企画として「日本の太鼓」公演が行われ そのなかでソロで舞台に立つそうです。
9月24日
鶴の寿  藤舎呂英連中
八丈太鼓  八丈太鼓の会
尾張新次郎太鼓  尾張新次郎太鼓保存会
石見神楽 大蛇  谷住郷神楽社中
千年の寡黙  林英哲ソロ
七星  林英哲・英哲風雲の会

9月25日
鶴の寿  藤舎呂英連中
佐原囃子  あらく囃子連
気仙町けんか七夕太鼓   気仙町けんか七夕保存会
沖縄エイサー  琉球國祭り太鼓
千年の寡黙  林英哲ソロ
七星  林英哲・英哲風雲の会
八丈島の太鼓 尾張の太鼓 石見神楽 佐原の囃子 気仙町の太鼓 沖縄エイサー など どれも初めて耳にするものばかりで 土地土地を訪ねなくても聴けるので チケットを購入しました、楽しみです。

お話は古い鬼太鼓座の公演のVTRや 山口小夜子さんをゲストに迎えた舞台の映像など これまでの舞台のハイライトを見せていただきながら説明を聞きました。とても興味深く面白かったです。

民俗芸能 郷土芸能として土地土地に伝えられてきた太鼓芸能を学び組み立てなおして今日の太鼓芸能となっていることなど 秩父の屋台囃子を例にとってよくわかるようにお話してくださいました。
もともとは集団で揃って打つ形態ではなかったこと、原型は土地に伝わるリズム しかし演奏は打ち手の即興、打ち手の個性であること、それを教わり譜面に起こし曲にしていったのが林英哲さんであったこと また 舞台用にショーアップしたのが 鬼太鼓座を率いたかの主宰者で 舞台上での衣裳(褌)や打つスタイルはすべて新しく創られたものだということ、とくに当時の鬼太鼓座は「伝統芸能」というよりは70年代の「革新」「反体制」が原点にあったのだということをお話を聞くまで知りませんでした。

望んで来た道ではないと仰る英哲さんですが これまで謙虚に続けてこられ 熱いファンに喜びを与えつづけていること自体「天才」なのだわと思いました。

2016年8月26日金曜日

待ちましょう@CD一寸おたずねします

「待ちましょう」を聴いていて ふと思ったわ
沈みこんで待ち焦がれているものは 人じゃなくて 「永遠の時」 なのかも・・
・・・
風の音わびしく 思い出のすべては
ふたたび帰らぬ
・・・
小鳥も恋しい 古巣に戻るように
待ちましょう
・・・がいつか 胸に帰る日を
昼も夜も 待ちましょう

・・・がいつか 胸に帰る日を
昼も夜も 待ちましょう

昼も夜も 待ちましょう


CD 一寸おたずねします
坂東玉三郎
6 待ちましょう
作詞 LOUIS POTERAT
訳詞 菅美沙緒
作曲 DINO OLIVIERI
編曲 宮川 彬良

2016年8月22日月曜日

三夜@鼓童創立35周年記念コンサート

2016.8.18 ~ 8.20  サントリーホール

鼓童創立35周年 おめでとうございます。
そして すばらしい三夜にわたるコンサートをありがとうございます。

ソリストになった林英哲さんがまだ佐渡にいらしたとき 「鬼太鼓座」にかわる名として命名した「鼓童」(林英哲著「太鼓日月」で読みました)、三夜にわたるコンサートは その名前が表すように若いエネルギーに満ち溢れていると思いました、三夜とも劇場を後にするお客様がたの上気したさんざめきが印象的です。

第一夜
新日本フィルハーモニー交響楽団との共演はすばらしかったです。
伊佐治直さん作曲の「浮島神楽」は光や緑の光景がイメージできて とても美しく感動しました。
石井眞木さん作曲の「モノプリズム」もよかったです、少しオーケストラを重視した演奏でしたでしょうか。
富田勲さん作曲の「宇宙の歌」では オーケストラの金管楽器と太鼓は合うのね と新鮮な思いをしました。
二曲目の「紺碧の彼方」は私の想像力の不足から 残念ながら「紺碧」を感じることができませんでした。

第二夜
石井眞木さん作曲の「モノクローム」が聴けると思っていなかったのでとても嬉しかったです、やはり締め太鼓が打ち鳴らされて音が集まると美しいハーモニーが聴こえるのです。。それが聴けただけでも大感動です。
「螺旋」 すごかったです、あのプレーヤーは石塚充さんとおっしゃるのですね、これまた大感動でした。

第三夜
「霹靂」は私には強すぎるかな、シンバルの音や銅鑼の音がきつすぎるように感じました。
いよいよDAZZLEのダンスと鼓童です、「春の祭典」の踊りでDAZZLEの荒井信治さんが印象的でしたので今回も注目しました、さらにスリムに絞られた身体は強くしなやかで弾むようでした。髪を少しカールさせたのでしょうか、カーテンコールの挨拶で 鼓童がリズムを刻むと とたんに身体が動きだします、見ていて楽しいです、すばらしいダンサーですね、喜びを与えてくれます。

とてもすばらしいものをたくさんきかせていただいて みせていただいて ほんとうにありがとうございます。

2016年8月15日月曜日

渡辺保さんのお話@伝統芸能サロン

2016.7.18
第59回伝統芸能サロン
「歌舞伎の楽しみ方」
演劇評論家 渡辺保
国立劇場 伝統芸能情報館

たまたま行けなくなった友に代わってでかけました。
明治大学アカデミーホールで先日行われた坂東玉三郎講演会 で話題に上った評論家の方ですね、私は最近歌舞伎を観始めたので 劇評家渡辺保氏のお話を聞くのは初めてです、6才のとき6代目菊五郎の光輝く狐忠信を見て歌舞伎の魅力に取りつかれてしまったところからお話がはじまりました。

「助六」を例にとり歴史を通してどのように変わってきているか説明してくださいました。
(とても纏めるのは難しい・・、理解に間違いなどあると思います)

前近代  (お爺さんの代) 爽快・元気一杯
近代   11代目團十郎
      梅幸・歌右衛門の世代
        (父の代 戦後マルクス・フロイトなどの科学思想が入り
       前近代に違和感・疑いをもつ)
現代   12代目團十郎
      (子供の代 それまでの疑問を考えるのを止め
       ショー化した、内容がなくなった??)
      三津五郎の助六は長唄をつかい型を充実させ
      舞踊により内容をとらえた。
      古典のもう一つの道であろう。
今     海老蔵の助六
      無頼漢(いままではなかった)としての「助六」をつかんだ

「俊寛」を例にとったお話では 前近代の歌舞伎は限られた趣味人が味わうものだったが 今では大きな国境線を超え趣味や慰みの対象からコンテンポラリー、現代演劇の中の「古典劇」として成立している。世界に広がる歌舞伎だがその本分・基本を崩してはいけない、崩れてきているのではないか。。

任?と役者の持ち味が合致すると物語の世界の扉が開き陶酔し涙することができる、歌舞伎は泣くものだが、今はなかなか味わえない。

「歌舞伎は古い土蔵のようなもの、古いものがいっぱいつまっています、九月の吉野川 ぜひ辛抱して勉強してください、芸は秘すれば花、探ってみつけてください、今見るべき役者は」 といって3人名前を上げました、そのなかに坂東玉三郎さんの名前がありました、古典の深さがあるのだそうです。
(以上 ひと月前のお話のほんの一部だけ書きました。)

2016年8月11日木曜日

梅ぼし2016完成

8月8日 甕からだして梅ざるにひろげて干す(日向)
8月9日 あまりに日射しが強いので陰干しにする
8月10日 朝保存容器にしまい 完成。

小梅なので 干し過ぎないようにしました(2日間)。
今年は採り入れも干すのも予定が入って日程が遅くなったけれど 父の味見は「上等!」と。 やはり採り入れの日が大事ね、今年は採り入れが遅かったので実が青梅よりすこし熟しかげんで そうすると 皮が薄くなって破れやすく潰れ易い 保存も自重で潰れないように平たい容器にしたわ。天気のこともあるし急な予定もあるし まぁその時々で。。 

2016年8月8日月曜日

小さな鼓手@三宅島神着神輿太鼓

毎年 祭で三宅太鼓を楽しみにしています。 

単調だけれど忘れがたいリズムに あの体に響く振動、合わせて歌われる歌に 半端なく腰を落とした激しい獅子舞に ひょっとことおかめ 今年はひょっとこの親子が登場していました。

三宅太鼓とよんでいた太鼓は 幟によれば「三宅島神着神輿太鼓」(みやけじまかみつきみこしだいこ)というのね。
小さな鼓手が何人もいて とてもかわいらしかった。

小さな鼓手

2016年8月7日日曜日

三宅太鼓@祭

しっかり打ってます
耳のうしろをかいてます
獅子髪が美しい

 

2016年8月4日木曜日

八月の楽しい予定

金曜と土曜だけ開店するパン屋さん
祭 お囃子と山車と夜店
祭 太鼓合戦
高原ゴルフ
三夜にわたる鼓童35周年記念コンサート
伝統芸能サロン「国立劇場と日本の太鼓」(林英哲氏のお話)

少し元気がでてきたかな、友は言うの、
時間を作って気の晴れることをしなさいって、

そうだね、
それには元気でいなくちゃだめよって、
がんばるよー。

2016年8月2日火曜日

プログラム@鼓童8/18サントリーホール

読売新聞7月28日夕刊に鼓童35周年記念コンサート(サントリーホール)について記事がのっていました。 オーケストラと共演で2曲かと想像していましたが 4曲?になるのでしょうか。
世界初演の2曲と石井眞木のモノプリズムが聴けるのですね、宇宙の歌はどんな曲かしら、楽しみです。

紺碧の彼方 猿谷紀郎(さるやとしろう)作曲
浮島神楽   伊佐治直(いさじすなお)作曲
モノプリズム 石井眞木(いしいまき)作曲
宇宙の歌   冨田勲(とみたいさお)作曲

2016年8月1日月曜日

ただいま@2016初ゴルフ


いまはプールでたくさん泳いだあとのようなかんじです。
コースはきれいに手入れされていました、トンボの楽園です、色々な種類のトンボがたくさんまわりを飛んでいました。
吹く風は涼しく ときに照り ときに少雨 ゴルフし易いお天気でした。

リッキー・ユタカ・ファウラー(アメリカのかわいいお顔のプロゴルファーでお爺ちゃんが日本人)の勝負服はオレンジ色なので 真似ました。

ショートで二つパーをとりました、あとはいつも通り。。スコアはとても言えません。

2016初ゴルフ

どんなかな
緑のなかを歩いてくるつもり
考えるとドキドキするから
ぶっつけ本番、(コーチに怒られるよね)
久しぶりすぎるので何を用意するんだっけ
靴とクラブは忘れないようにしなくちゃ
昔 靴を忘れて取りに帰ったことがあったわね・・
ボールもたくさんもったし。
たのしんでこようっと。

2016年7月31日日曜日

来年には全集が@坂東玉三郎講演会2016

明治大学アカデミーホールで行われた坂東玉三郎講演会で 玉三郎さんから耳よりな情報がありました。

来年 「全集」がでるのだそうです。、記録だけのために撮ったものの一部や 小さなカメラで撮った20代後半の「狐と笛」?が入っているのだそうで 「どうやって僕がここまできたのか お分かりいただけるでしょう」とおっしゃっていました。

全集!坂東玉三郎全集!!ですね、いまからとても楽しみにしています。

2016年7月30日土曜日

「奇蹟」はいまもつづいている@坂東玉三郎講演会2016

7月25日の坂東玉三郎講演会-演じるということ2016-は とても とても面白かったです、ひとえに明治大学学長土屋恵一郎さまのおかげでございます。

学長は玉三郎さんを見始めて50年、玉三郎さんに心酔しておられてお顔をみるだけでも 話しているだけでも幸せとおっしゃっていました。 
学長は古典芸能や芸術に造詣が深いので 玉三郎さんに投げかける質問はまことに的を得てらっしゃいました。またそれに答える玉三郎さんが誠実に心の裡を語ってくださるのです、時にとても面白く、時にとてもせつなく、いろいろな事柄について心のままに語ってくださるのでした。

私が一番こころに残ったのは 講演の最後のほうで学長がある質問をしたのです、まぁ 聴衆のほとんどは玉三郎さんのファンなので鷺娘と京鹿子娘道成寺の封印ということは聞こえていたと思います。
土屋学長はTV放送された道成寺の録画を心の支えに何度も見ていたらしいのですが もうボロボロになってしまったそうなのです、そこで
「道成寺を最後に踊るのはいつ頃でしょうか?」
そこから もう踊れないことの説明を玉三郎さんが言葉を尽くして話してくださいました。
しかし学長も武原はんさんの年齢のことをいったり、能の素踊りを提案したり、見る側は欲張りなので み た い! 挑戦してほしい とだだをこねるように食い下がりました。
玉三郎さんは歌舞伎座の25日踊り続ける華やかな興行としては無理、一回きりでもとてもたいへんなことで、
(私は)その日のぶん、いちにちぶん いのちがなくなるというふうにしたい、そこで燃えるだけのものを 燃やしながらも ちゃんと制御できている というふうにしたい。
その言葉をきいてわたしはとても感動しました。
「制御」というところがいかにも玉三郎さんらしいなと、テノールのボストリッジさまが聲を完璧に制御・コントロールしてすばらしい歌を聴かせるように玉三郎さんの舞踊もそうなのだと。。

堀井英男 銅版画 回転する像(80-1) 絵葉書より

夢中になることがなかったことが ある評論家の方々の気にいらなかったことだろうと推測し、夢中にならないように自制してきたことをおっしゃいました。 ご自分の心の裡で逡巡?するとき苦しいこと、など土屋学長に告白していらっしゃいました。
学長が提案される能については 能と歌舞伎は引き算と足し算の違いがあるし・・と。

話がはずむほどに学長はすっかり満足しているご様子、最後に三島由紀夫の言葉を引用して締め括り、大きな拍手で一部は終わったのでした。
三島由紀夫は(玉三郎さんをみて)奇蹟が起こった、若さゆえの奇蹟と書いていたが 僕は 今もなお奇蹟はつづいていて その目撃者としてこれから坂東玉三郎さんをみつづけていきたいと思います。 (土屋恵一郎明治大学学長)
私も奇蹟を見続けます!
(講演内容の聞き取りや理解に間違いなどあるかもしれません)

2016年7月23日土曜日

持つべきものは・・

友は相変わらず三味線と小唄のお稽古に精をだしている、「夏景色」の弾き唄いを披露して 次は秋にむけて2曲いただいてきたらしい。

歌舞伎座へもよく行くと話していたせいか、映像は悪いけど玉三郎さんが好きならと 「名月」と書かれたDVDを三味線のお師匠から預かってきた。 以前にたくさんとりためたものらしい。

見始めると NHKのTV番組「金曜招待席」 歌舞伎座「名月八幡祭」 出演は(二代目)中村吉右衛門(新助) (五代目)坂東玉三郎(美代吉) (初代)尾上辰之助(三次) (十代目)市川海老蔵(藤岡慶十郎) とクレジットがでてきた。
調べたら1977年9月 歌舞伎座 昼の部らしい。
27才の坂東玉三郎さんがいます。

これからじっくりみます。
お師匠さま! 貴重なものをありがとうございます!!

2016年7月22日金曜日

付添

父の歯の具合が悪く 大事をとって入院し奥歯3本を抜歯することになった。
大学病院は老人ひとりではとても無理なのですべて付添って本人は歩くことだけに専念してもらう。
紹介状を出して診察を受け 処置と入院の日取りを決め 同意書やらあらゆる申込書に記入捺印し、レントゲン・血液検査にもエスカレーターで違う階へ移動し、順番を待たなければならない、入院前なのにとても大変だ、本人も疲れたと思う。

入院当日もベッドに横になるまで2時間はかかったろう、疲れたのか点滴のラインをとる少しの間に気持ちよさそうに眠りに落ちてしまった。

94才になって切開して奥歯(親知らず?)3本を抜歯なんて・・ 麻酔をしたらしいがそうとうガリガリ音がしていたらしい、長生きもたいへん。
抜糸にその後の新しく作り直す入歯にとまだまだ付添兼運転手兼・・・・と介護は終わらない。

これから日柄で良くなって何でも食べられてますます元気になるわね、お爺ちゃん!

2016年7月21日木曜日

二つの半跏思惟像@特別展ほほえみの御仏

五月終りの韓国旅行で見ることができなかったふたつの半跏思惟像(韓国と日本の国宝)の展覧会が7月10日まで東京国立博物館であったので行ってきました。

広い部屋に二体だけの展示でした、人の輪に混じって何周もしました、奈良中宮寺の半跏思惟像(木造・彩色)は「慈愛」そのものを感じました。
飛鳥時代7世紀に制作されてからこの21世紀まで 変わることなく溢れる「慈愛」に包まれて像が浮いてやってきたように思えました、特に床に触れるか触れないかのようにおろされた左足 その足指はわずかに上に反っていて・・ 何だろう左足にひどく感じ入りました。

時を超えている! 浮いてここに有る! どこもかしこも得も言われぬ曲線です。

右頬に置いているのか、右頬を指しているのか 考えを纏めるためにふと頬に触れたのか 右手中指もまた すばらしい! 指と頬が接着しているのか いないのか・・ 何周も周って見てしまいました、たぶん 接着している。。


韓国の国宝 三国時代6世紀に制作された半跏思惟像は銅造・鍍金ということもあるのでしょう すっきり通った鼻筋など非常に理性的に落ち着いて思索しているように感じられました。

東京国立博物館
日韓国交正常化50周年記念
特別展 ほほえみの御仏
― 二つの半跏思惟像 ―
2016年7月7日 鑑賞

2016年7月19日火曜日

小さな庭

2016.7.19
徒歩20分の通勤途中 寺の脇道の塀沿いにほぼ放置されているが 珍しい野草がすくすく育つ小さな庭がある。 「紅萼」(べにがく・アジサイ)もここで見つけたけれど今ではそれがどこにあるかすっかりわからなくなっている。
葡萄の勢いがいい、葉の裏側に房がたくさん隠れていてみどりが涼しげです、亡くなった父がテラスを覆う葡萄の棚を作りたがっていたっけ。。

2016年7月14日木曜日

密やかなハイヌーン

気温28度 湿度90%くらい 霧のような小雨がふりだしそうなハイヌーンに公園の入口を入った。

向こう側の出口を抜けるまで静かで濃密なスローモーションのようなゆっくりした空間が確かにあった。

枝葉が濃く茂って重そうに垂れ下がっている 
人は誰もいない、いるのは鳩が十羽くらいと黒い翅のカゲロウ、スズメによく似たアオジ かな

何気なく鳩の群れに入っていったが まったく逃げなくて目と目が合うような距離 その時から あれ いつもと違う・・ 生き物がね

すべてカップルでね 追いつ追われつ 楽しそうだ。

不思議な経験、黒い翅のカゲロウも二頭(数え方がわからない)ふわふわと木陰を仲良く飛んでいるし 雌の鳩なんか いつも雄から逃げ回っているのに ジッとしているし、出口近くではお邪魔しちゃった。

え~~っ
いつも通っている公園なのに ここはどこ?
なんだか湿って重くて濃密な別世界のようだったの。

時間があったのでゆっくり歩いたから?(時間的じゃないな、精神的にかな) たったそれだけでいつもと違う風景が見れたのだわ、きっと。
また試してみよう。

2016年7月8日金曜日

金曜日のドライブ

金曜日は渋滞がなくて高速や首都高が走りやすい

昼食とショッピングに母を連れ出した
どうして幸せじゃないの?
こうしてお天気はいいし、楽しくドライブしてるじゃない?
そうね ハ ハッ・・ と高らかに笑った

「むしやしない」という変わった名前のお食事をして お土産を買い
(青竹の冷酒がついていて 昼から飲んじゃいましたね)

たっぷりとお肉のついた体形をカバーする素敵な服をゲットしたし

たまに気晴らしをしなくちゃね
歌舞伎は時間が長くて 観劇はもう無理だから
またドライブとショッピングに行こうね

2016年6月30日木曜日

イリュミナシオン@ボストリッジ

2016.6.8 東京文化会館
2016.6.9 サントリーホール
東京都交響楽団
指揮:大野和士
ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」より
      「四つの海の間奏曲」 op33a
ブリテン:イリュミナシオン op.18
ドビュッシー:《夜想曲》より
スクリャービン:法悦の詩 op.54 (交響曲4番)

ボストリッジさまはプログラム2番目のイリュミナシオンを歌いました。
来日してくださる機会には必ず聴きに行こうと思っていたので幸せでした。
19世紀のフランスの詩人 アルチュール・ランボーの詩集「イリュミナシオン」から ブリテンは9つの詩を選んで曲をつけました。

ファンファーレ
都市
断章
古代彫像
王位
海の絵
(間奏曲 ファンファーレの繰り返し)
美しい存在
客寄せ道化(パラード)
出発
   (パンフレット月刊都響2016.6より)

予習不足で充分堪能することができなかったのを 今になって後悔しています、予習は必要、特にボストリッジさまを聴きにいくときは・・
半獣神(パーン)を描いた4曲目の「古代彫像」はすばらしくロマンチックな旋律です、
今になって解りやすい翻訳をネットで見つけ「イリュミナシオン」を聴きなおしています、まるで9幕のお芝居を見るようです。
「古代彫像」にしても「美しい存在」にしてもランボーの詩が・・若さが溢れんばかり・・ブリテンもボストリッジもそこをなんと美しい旋律と抑揚のきいた歌声で表現するのでしょう。
「美しい存在」の前の「間奏曲」がすばらしい。
最後の「出発」もとてもすてきです。
9.出発
十分に見た、幻影はどこの空にもあった。
十分に得た。夕べに、日差しのなかで、どんな時にも、都会の〈喧騒〉。
十分に知った。いくたびもの生活の休止。―おお、〈喧騒〉と〈幻想〉!
新しい愛情とざわめきに包まれての出発!
  アルチュール・ランボー 歌詞対訳/中地義和
  (パンフレット月刊都響2016.6より)
燕尾服がとてもお似合いのボストリッジさま 一夜目は髪をなでつけオールバックでご登場、二夜目はサラサラの髪でした。
サイン会に「イリュミナシオン」のCDを忘れたので シューベルトのCDを購入し、盤面にサインをしていただきました、サンキュッ!とボストリッジさまに言われました、素敵な声でした。

2016年6月24日金曜日

コーチのことば

エアなわとび(ジャンプ)朝500夕350
ゴルフ素振り ちょっと。

ゴルフバッグからクラブを取り出すのは何か月ぶりだろう 
久しぶりに自主練した

コーチに教えてもらったように まずはパターから
ガレージ内だから水はけにすこし傾斜がついているでしょう それを計算して コンクリートだから 弱く弱ーく
ボールの赤道より少し下を グリップを強く ボールを睨みつけて 頭を動かさず・・・

次は9番
練習場からお下がりでもらった人工芝マットをひいて 仮ボールに落ち葉をおいて素振りをしたわ
ああ コーチの言葉が降りてくる

あてようとしたらあたらない
ボールを打ってから最下点!

忘れてないなぁ
コーチお元気ですか?