2014年8月17日日曜日

立秋すぎのゴルフ

2014年の立秋は8月7日。
8月11日 暑いさなかゴルフにいった、前日打ち込みもしないでクラブハウス前でほんのすこしパターを練習しただけでスタートした(いかにも気持ちが入っていない・・)
暑さで頭がクラクラしちゃって(言い訳)カウントできない。

風と空はもう秋だったわ。
 

2014年8月9日土曜日

映画「書かれた顔」

渋谷オーディトリウムで行われていた「ダニエル・シュミット映画祭」で「書かれた顔」をみました。
書かれた顔
The Written Face
1995年(89分)
監督・脚本:ダニエル・シュミット
撮影:レナート・ベルタ
出演:坂東玉三郎 武原はん 杉村春子 大野一雄
日本=スイス合作。歌舞伎界で当代一の人気を誇る女形、坂東玉三郎に迫る”虚構のドキュメンタリー”。玉三郎の「鴛娘」などの舞台のほか、女優の杉村春子、日本舞踊の武原はん、舞踏家の大野一雄、101歳になる現役最高齢の芸者・蔦清小松朝も登場。
とても面白かったです、みることができてラッキーでした。どうやってこの映画ができたのかプロダクションノートを読みたいと思いました、玉三郎さんご自身、鷺娘・大蛇・日本橋を連想させるお役の玉三郎さん、まだ訪ねたことのない内子座や八千代座の舞台、杉村春子さんや武原はんさん、大野一雄さんの舞踊、 101歳になる現役最高齢の芸者・蔦清小松朝さんのピシッとしたお姿など拝見できてとても興味深かったです、もう一度みたいです。

帰宅して堀井英男の画集に大野一雄さんを連想させる銅版画があったのを思い出しました、1994年の作品「幻花」です、なぜ94年や95年のころ同じモチーフがあるのかな・・ ただ単に帽子や服の色合いなどから連想したというほんとうに短絡的なわたしです、大野一雄さんの舞踊もすごかったのです、玉三郎さんのインタビューが思い出されます。
ごっこのできる人たちといったらいいでしょうかね
例えばちょっとした空間を与えられたことによってそこが違うスペースだということをパッと創れる人たち
あるいはひとつの空間をパッと区切られたときにその中に宇宙観を表現できる人たちそれが演劇的な人たちだと思っています。(坂東玉三郎、「書かれた顔」より)
 堀井英男 「幻花」 1994年 

2014年8月8日金曜日

新垣悟さんのむんじゅる@紀尾井ホール

国立劇場で新垣悟さんが踊られた琉球舞踊「柳」をみて以来 そのお名前に注目していました、今回は東京[無形文化]祭フリンジ公演で「むんじゅる」を踊られました、
むんじゅる
麦の芯で作ったむんじゅる平笠を愛しい人から贈られた清純な田舎娘の、心の躍動感が表現されます。芭蕉布の衣裳に素足、手に持つ赤い手巾など、爽やかな雑踊の代表曲の1つです。 (プログラムより)
新垣悟さん ほんとうに清純な娘さんでした、とても細くてとても繊細にみえました、とくに手の表情が細やかで繊細です、踊りは軽やかで優しくてもっとみたいと思いました、もっと見たいのですがなかなか沖縄までは行かれないから東京へ来られるのを楽しみにするしかないです、なので「手水の縁」と「執心鐘入」の踊りがみられるDVDを購入しました、しかし、画質や音などが・・ やはり生の舞台で見たい!

ダニエル・シュミットの映画「書かれた顔」で杉村春子さんが 女が「女」を演じても面白くならない けれど 男が「女」を演じるとなぜか女以上にすばらしくなる というようなことをおっしゃっていましたが、私も「華の男芸」でみせる琉球の舞台に魅せられてしまいました、次回はいつかな。。

2014年8月6日水曜日

琉球舞踊むんじゅるをみに@紀尾井ホール

2014.07.29
沖縄伝統芸の現在-新世代の組踊と琉球舞踊-をみに紀尾井ホールへでかけました、JR四ッ谷駅からホテルオータニの向いにある紀尾井ホールまでソフィア通りの土手の上を歩きました、地下鉄丸ノ内線やJR線からみている景色でしたが歩いてみると鬱蒼と緑深いところでした、しかも人がいない・・ スズメバチがでてきたらどうしようと思うくらい。 谷の電車風景を楽しんでいたらあっという間に紀尾井ホールまできました。 プログラムの「よみがえる華の男芸の時代」三隅治雄さんの文章より一部を引用します、
本公演ではすでに組踊その他で人気の高い男性実演家を加えて、能・歌舞伎同様、「本来、男のみによって創出した舞台芸能」の特質を魅力を顕現しようとする。
沖縄の華の男たちが放射する、琉球国劇の美の香り、いまある沖縄芸能の清明の輝きを満喫していただきたい[無形文化祭]である。
 
 
 

2014年8月2日土曜日

夏祭り 

夏祭り 太鼓合戦にて


夏祭り

炎天下 昼だけど夜店をのぞきながら太鼓をみにいってきます。

2014年7月31日木曜日

小梅のうめぼし完成

土用がすぎて連日燃えそうなお天気です、漬けた小梅を梅酢からひきあげ照り付ける真夏の日射しに約二日(正味15時間くらい)干しました、夕方には軒下や家の中にしまって休ませました。
ほどよく干せたところでボールにとり梅酢を少量ふりかけなじませ容器へしまいました、容器ごと秤にのせたら2.7kgありました、1年分です。

2014年7月27日日曜日

熱発


日頃の逃れられないストレスと猛暑日に動いた疲れからか熱発した、ひどくだるくて横になったもののすばらしい睡眠はとれないし、熱が下がったいまも嫌な夢をみるの・・辛いなぁ

夜の部のチケットを友に預け 写真入りの筋書を買ってきてもらった、横になって休みながら天守物語のきれいな写真をながめているわ。

青空文庫のアプリを入れたので泉鏡花先生の天守物語を誰もいないときに舞台のみなさんに習って音読するのが目下のしたいことかな、物語があんなに美しく現実化されて 舞台化を望んでいた泉鏡花先生もさぞご満足のことでしょう。

率直に恋の告白をする富姫が 講演会で率直にご自分のことを語る玉三郎さんに重なります、泉鏡花先生が書いた富姫は玉三郎さんご自身だったのですね、すばらしい舞台だわ。

2014年7月23日水曜日

巻貝の奥深く@高見順詩集「死の淵より」

梅雨があけて急に暑くなると 高見順のこの詩が読みたくなる。
堀井英男がこの詩集から10篇をえらんで詩画集「死の淵より」を創った、銅版画「巻貝の奥深く」のクールさったらない。

「巻貝の奥深く」 高見順詩集「死の淵より」
巻貝の白い螺旋形の内部の
つやつや光ったすべすべしたひやっこい奥深くに
ヤドカリのようにもぐりこんでじっとねていたい
誰かが訪ねてきても蓋をあけないで眠りつづけ
こっそり真珠を抱いて できたら そのまま ちぢこまって死にたい
蓋をきつくしめて 奥に真珠が隠されていることを誰にも 知らせないで

2014年7月16日水曜日

下界のわたしたち

天守物語2回目は3階席から。
図書之助と富姫の会話の場面、富姫にあたるライトで上手に長ーく伸びた富姫の影がとても印象的、その影をじっとみていたらもしかしたら龍や蛇のように形が変わるかも、奥に映る影は短く 科白と動きで刻々と動いて面白い、涼しいお天守だった。

ひきかえ お天守を出ればそこは昼の暑さを残すムッとするような下界で、こんな特異日もあるかというくらい人身事故が重なって交通が混乱していた、ここはまごうことなき下界、富姫は風や嵐、雨を降らせて下界の人々を追うのに ここではなにかが「人」を降らせる、まるで巨大なシステムを自爆テロで麻痺させるかのよう、人々は右往左往しつつも黙々とじっと耐えるだけ。

辛い日だったわ。 

2014年7月12日土曜日

昼の部@七月大歌舞伎

よかったですねぇ!これはよかった(?)んですよね?!
まだどかんとやられたショックがのこっちゃって、こんなにびっくりしたのは初めてです。
夏祭浪花鑑、編み笠をとってからの中車さんの義平次です、海老蔵さんの「美」と中車さんの「醜」、どちらかというと「醜」が勝っていました・・ というか 怖いものみたさ 醜いものみたさ で見入ってしまいました、もういいです、もうやめてください、あれぇ~、まだまだ 老人なのになんという生命力! うわぁ~!!という感じです、椅子からずり落ちて沈み込みながら見ておりました。

玉三郎さんのお辰はそれはもう 「おあ姐さまっ!」「姐さん!」 かっこよかった~、映画の極道の妻?のように派手に啖呵を切るのかと思いきや 静かにきっぱりと「女」を立てなさったのです!よかったですねぇ! 黒い地味な夏の御着物をすっきりと着こなしてそれはそれはかっこいい。
ぜひテレビで放送してくださりませ。。

2014年7月8日火曜日

夜の部@七月大歌舞伎

いつも思うのですが澤瀉屋のみなさんの舞台はしっかりきっぱりしていてすがすがしさを感じます。中車さんも目に力を入れて迫真の演技でした。

天守物語、「色彩」に魅了されました。
千変万化の空と雲、闇の怖さ、なによりも富姫の艶やかさでしょうか、髪型や、打掛がすばらしい、以前 展示してあった打掛をみましたが こんなに輝いていたかしら・・ 
やはり舞台で玉三郎さんが身に付けてこそのお衣裳です、日が暮れて羽織る龍が描かれた打掛もすばらしく いかにも異界に棲む生き物の感じがして見入ってしまいました、裏地は波模様と裾に向かって染められた少し暗い赤がまたすごく素敵です。
金色の毛を振って大きな獅子が突然動いてお城の人たちと戦う場面もすばらしい!
片岡我當さんの近江之丞桃六の力ですべてが明るい世界に戻り 千歳百歳の恋が叶って終わります。 片岡我當さんが神々しくて、その余韻のなか再び幕が上がり我當さんを中心に海老蔵さんと玉三郎さんが登場しお辞儀をされていました。
美しい舞台でした!
2014.7.7

2014年7月2日水曜日

愛車の手術

愛車の気になっていたところを相談しにガレージへ持ち込んだ。
そうね これくらいなら大丈夫と思いますよ、30分ください、向こうでお待ちください、
といわれ、置いてあった浅田次郎の短編集の文を目で追いながら 音に耳を立てていました、無事に治るかしらとか どんな様子?かしらとか・・ 
なかなか内容が頭に入らなくて 手術室の前で待つ気分でした。
本は後でゆっくり読もうと図書館で予約しました、おもしろそうだったの。
愛車はきれいに(まっさらじゃないけど)治ってきてほっとしました、よかった。

2014年7月1日火曜日

RAINBOW

坂東玉三郎さんの公式ページの今月の写真はグランドキャニオン?でしょうか??
虹を見つけた!
雄大な景色、「蜃気楼」が見えたらある小説の景色もきっとこんなふうかしらと思うわ。

2014年6月28日土曜日

坂東玉三郎講演会2014@明治大学

2014.6.27
明治大学でおこなわれた坂東玉三郎講演会にいきました、明るく率直なお話がきけてとても面白かったです。
新歌舞伎座のこと、日本文化をささえる人々の減少、街から師匠が消えていること、よい芝居をつくるにはたくさんの時間が必要なこと、芸術への姿勢、幼いころ知った死生観(まるで「メメント・モリ」を思わせる)、今回の体験講習は「鷺娘」から「成就しない女の情念」を表現する面の切り方と情?の引き寄せ方?(私が表現するとそれは綱引きになってしまうのです)を習いました。
芸術への憧れ、憧れをもつ大切さ、などについてのお話をききました。

パリ太陽劇団の「堤防の上の鼓手」がすばらしかったこと(会場で観劇した人に挙手させたところほんの数人が挙手しました) 2年をかけて仕上げた芝居だそうです。

人が楽しむ4条件(要素)by玉三郎
(その4要素はどれひとつ欠けてもいけない)を教えてくださいました、
また3日前に「太鼓打ち」にふたつのタイプがあることに気がついたそうです、 「太鼓と戦う太鼓打ち(肉体をみせる)」と「音楽性のある太鼓打ち」だそうです。

太鼓を奏でて音楽をきかせるということかしら、「絵を描くように太鼓を打つ」という演奏家は私に絵をみせてくれるとおもうわ。

「今日のボクはざっくばらん」 by玉三郎
以前青山で行われた講演会でも感じたのですが 玉三郎さんが数百人の聴衆を前に率直にお話くださってとても驚いたことがありましたが 明るく楽しく率直に そしていい加減な言葉は出てこない誠実さなど またまたその若竹のようなお人柄に今回もこころをうたれたのでした。

2014年6月24日火曜日

地唄三題@坂東玉三郎特別舞踊公演・南座

地唄三題は「鉤簾の戸」「黒髪」「鐘ヶ岬」でした。
ほどよい大きさの南座がこれほどしっくりくる劇場だといままで思ったことはありませんでした、飾られた赤い提灯は派手すぎずぼんやりして天井も品がよく客席のお客様には日本髪を結った芸者さんや着物を着慣れている落ち着いた雰囲気の方が多く それだけでせわしい日常とは違った空間だったのです。

玉三郎さんの舞踊を生で観ることができてほんとうに幸せでした、三題とも舞踊の終りの幕が下がるときの玉三郎さんの形が忘れられません、私が造形家だったらすぐにでも塑像をつくりたい!と思ったほどです、「鉤簾の戸」の肘をついて伏せているポーズ 柔らかくて可愛くて・・ こんな玉三郎さんをみるのははじめてです。
「黒髪」では豪華な打掛や鼈甲のおおきなたくさんの髪飾りに目を奪われましたが、そのうち玉三郎さんの背中 とくに襟足が着物に隠れるまでのラインがきれいで・・
「鐘ヶ岬」はさらに視線と目ぢからに注目しました、また これほどうつくしい着物は見たことがないと思いました、玉三郎さんの「真」と「品」を表すようなうつくしい布地だったのです。
コントロールされた照明や蝋燭のもとで踊られる舞踊はもちろんしっとりとしてすばらしく 昨年明治大学の講義で玉三郎さんがお話された例題の「真如の月を眺め明かさん」の歌詞もでてきて なるほどなるほどと拝見いたしました。

このような舞踊はお座敷で踊られる?
どのくらいの広さのお座敷?
何人くらいのお客様?
南座でちょうどいい大きさと思うのだけれど お座敷で披露される舞踊は現実にはどんな感じなのかなかなか想像できなくて・・玉三郎さんが監督をした「夢の女」にそんな場面はあったかしら。
なにしろ南座に流れていた「時間」は外とは全く違っていたわ、舞踊(地唄舞)公演の魅力に触れた京都でした。
地唄三題の舞踊公演は昨年のパリ・シャトレ劇場でも牡丹亭公演の前にあったのですが、そのときの「雪」「葵の上」「鐘ヶ岬」も予定にいれて観劇すればよかった といまさながらに思いました。
2014.6.21

2014年6月19日木曜日

ボールのよこを右から左へ打つ@今日のワンポイント

「ボールのよこを右から左へ打つ」ための練習メニューはパターからドライバーまで ひたすら正確にテーマを表現する!のですが とても難しい、右へ曲がったり 右へ飛び出たり 左へひっかけたりと 練習していないからまぁそんなもの・・ けれど飛び方でどこが悪かったか推測できるようになってきたかな、コーチに言わせれば「音だけ聞いていればわかる」のだそうです。ほとんど二度音が聞こえました ですって、ようするにダフリです、「カンと乾いた音が一度だけ」が今日のテーマです、ソールをボールの下に入れないように ただただボールのよこを右から左へ打つだけ ハンドファーストでね。
最初は10mのパットから、次にパターで20ヤード、50ヤード、70ヤード そしてピッチングで同じ距離を。ピッチングのほうが振りは大きくないと同じ距離になりません、あとはよく使うクラブで練習しましょう。
以上byコーチ
ラウンドを自在に楽しめるようになれますか?
そうですね、一日500球を3年くらい練習すれば・・(!?)
練習しようっと。

2014年6月18日水曜日

Happy Together - Wong Kar wai (1997) ~ Cucurrucucu Paloma (youtube)

WOWOWで明日19日ブエノスアイレスが放送されます、カエターノ・ヴェローゾが歌う「ククルクク・パロマ」にのせて映画を編集したyoutubeの動画を見つけました。
映画でククルクク・パロマはイグアスの滝の映像に使われています、物語を圧倒的な水量で流してしまうような巨大な滝とそこを住処にしているちいさな燕が印象的です。

2014年6月15日日曜日

蓬莱島@南座

2013年3月国立劇場の琉球舞踊で新垣悟さんが踊られた「柳」がとてもこころに残っていたので 「蓬莱島」の幕が開き セリから登場したひと方が新垣悟さんとわかってとてもうれしかったのです。
すこし痩せられたでしょうか、前回同様に踊りは静かに落ち着いているけれど流れるようでした、目線がいいのかしら ヤナギの枝の踊りを見たかったけれど今回は牡丹と梅と編んだ花?をもって踊られました。
沖縄のゆたかな風土や文化を象徴する舞台であったとおもいます、昆劇・京劇風?インドネシア風でもあるような独自の文化を感じました、沖縄に行ってみたいと思いました。
また詩と音楽がよかったです、もっとじっくり聴けば理解ができて世界が広がるのだわ。。2014.6.10

新垣悟さんが出演する舞台を見つけたので来月観にいこうと思います。
沖縄伝統芸の現在
新世代の組踊と琉球舞踊
2014年7月29日(火) 19:00開演
紀尾井ホール
(ページによれば新垣悟さんは【雑踊】むんじゅるを踊られるようです、また第2部に組踊「執心鐘入」があります)

2014年6月14日土曜日

張國榮レスリーチャンの出演作放映@WOWOW

WOWOWで王家衛ウォンカーワイ特集があり 7作品が放映される、張國榮レスリーチャンの出演する「欲望の翼」「楽園の瑕(終極版)」「ブエノスアイレス」の3作品が放映されます。
明日は録画のためにHDを空けなくちゃ。

欲望の翼 6月16日(月)21:00
        7月28日(月)17:00
楽園の瑕(終極版) 6月18日(水)21:00
             7月30日(水)17:00
ブエノスアイレス 6月19日(木)21:00
                       (7月に放送は予定されていない)

2014年6月13日金曜日

坂東玉三郎さんの聞得大君誕生@南座

新作組踊「聞得大君誕生」はとてもよかったです、昨年(平成25年3月)国立劇場で拝見したときは音智殿茂金(うとぅちとぅぬむいがに)と伊敷里之子(いしちさとぅぬし)の恋の踊りにうっとりしたのですが 今回は玉三郎さんの存在感をひしひしと感じたのでした、特に聞得大君になってからの姿が神々しくて 人間の世界を諦めて神の言葉を伝えるという一種異界の人になってしまったのだと感じました。 

衣装もほんとうに美しく 紅い一輪の花をさし 金色の巻き毛のような髪飾りや紅白がまじった髪飾りも 紫の鉢巻?も 玉三郎さんの美しさをさらにひき立てます、お肌はつやつやで目元は沖縄の方々に負けずとも劣らないくらいパッチリとしていて ほんとうにとってもきれいだったのです。
沖縄のあの色彩に負けていませんでした、特に黒地満面印金牡丹文様の打掛をつけた玉三郎さんはほんとうに聞得大君きこえおおきみ(ちふぃいじん)でした。。
舞台が玉三郎さんの存在感(オーラ)でいっぱいになりました。

ひとつの演目になったのだわ と思いました。

伊敷里之子(いしちさとぅぬし)を演じた川満香多さんのゆびがとても長くてきれいで 浮世絵でみる手がそこにあるのにすこし驚いてうれしくなりました。
山原の神女ノロと巫女ユタの争いはきっともっともっと呪術的で暗くて怖いのだろうなぁ それだけで一幕できるかな と怖いもの見たさに思ったのでした。
三良とカミジャーの掛け合いはお話の説明にもなっていて昆劇「牡丹亭」にでてくる楽しい石道姑に通じるものがあるわと思いました。
南座での席はとても良いお席だったのですが 舞台がさらに高くなっていたのかちょうどあの美しい紅の足先の運びが見えないときが多くてかなり残念!と思いました、あの独特の足さきの運びを堪能できたら完璧でした。
音楽はただただすばらしい!
幕になったとき こころからの拍手を送りました。
2014.6.10

2014年6月11日水曜日

6月の京都へやってきました

ほんとうに観劇のためのトンボ帰りの京都往復です。
京都御所って静かで広くてとてもよいところなのね、大きな松の木陰でお昼の柿の葉寿司を頬張ったわ。
食後のデザートは生菓子、青い梅のすがたがきれいで迷わずきめました、美味しい!
 2014.6.10

2014年6月9日月曜日

明日は無事京都に着けますように

出来事がいっぱいで・・
もうね とても楽しみにしていた組踊と琉球舞踊を諦めなくちゃとまで思ったのよ。
やっと京都へ行けるようになりました。。
でもまだお洗濯が残っているわ、それから準備をして 忘れずに新幹線と南座のチケットをもって あぁ 明日何時に家を出ればいいのか まだ調べてもいないの!
新幹線に乗れば静かな私の時間よね、どうぞ神様仏様 私 日頃 とても努力しているわ、ご存知でしょう? 無事に京都に着けますように。

2014年6月7日土曜日

瓶詰め終了@完熟小梅のジャム

2014年6月7日
庭の古木に生った小梅からジャムをつくり
小ぶりの瓶8個に詰めました
(2瓶おすそ分けしました)

完熟小梅ジャム(フルーツソース)

1)選別して星を楊枝でとる
2)重さを量る
3)水洗いした梅を入れた鍋に水をはりふつふつとゆでる、ぐらぐら煮たてない
  水を取り替えてもう一度ゆでると書いてあったが
  小梅なので一度でいいかな
4)きれいに煮あがったらざるにとる
5)うらごし
6)グラニュー糖 ハチミツを入れる
  焼酎もすこし入れたっけ
7)煮詰める
8)煮沸消毒した保存瓶に詰める

ヨーグルトにかけると爽やかな香りがして色も綺麗で来年まで楽しめます。